2月ですね。
2月になりましたね。1月の制作は、P40号が1点でした。次のP50は、ほぼ出来ているのですが、背景を黒にするかどうか決めかねているので、完成に至らず。黒にしたいけれど、黒じゃない方に需要があるのを、ヒシヒシと感じるんですよね。
さて、僕はインスタグラムに、途中経過を含めた作品画像をアップしています。プロセスも含めて見せることが、今の時代に合っていると思っているからです。
先日、インスタグラムのアカウントを作り直したので、今はまだフォロワーは少ないのですが、前のアカウントは、フォロワーが5000人を越えていました。
で、思うのですが、作品の発表の定義とは何でしょう?展覧会を直接体験するのがベストというのは動きませんが、僕などは展覧会で見てくれる人より、インスタグラムを通じて見てくれる人の方が桁違いに多いわけです。
で、時には、次の個展に出品しようと思って制作した作品が、個展の前に売れることがあります。もちろん、そうなる環境を整えているのは僕ですし、たまにしか起こらないことなので、それで困ることは、今のところないのですが。
つまり、インスタグラムの投稿も発表と定義すると、すでに世界同時発表済なわけで、逆に展覧会はイベントとしての価値を上げなければならないと思います。展覧会の再定義と言えばオーバーですが。
しかし、そもそも、僕の大きな目的の一つは、作品をコレクションしてもらって、この世界に残すことなので、WEB上でそれが完結するのは、効率面で大変優れているわけです。でも一方、僕は自分の個展が大好きなわけで、ここには制度的な矛盾があります。
まあ、矛盾のない世界はないので、細かいことを考えても無駄ですけれど。でも、フォロワーは世界中にいるので、個展が唯一の出口というのは、もはや無理がありますよね……。
#アートの思考過程
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