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2月ですね。

2月ですね。1月はパイロットプラント展に出品した作品を含めて、5点を制作しましたが、全て小品です。キャンバスで言うと0号、SM、4号サイズ。なぜそんなに小さいのかと言うと、欲望としては巨大な作品を制作したいのですが、環境がそれを許さないので、これは大小を織り交ぜるしかないと考えました。たとえ50号でも、0号の横に置けば目の錯覚で巨大に見えます。少々せこい演出ですが。それともう一つ。端的に言って大きなサイズのキャンバスは高い。お金が貯まったら大きなキャンバスを買いまーす。と言うわけで、まずは小さい方から。

しかし、サイズが小さいから描くのが簡単とは言えません。絵を描く人間にとって小品が難しいのは半ば常識。何故でしょうね。複雑な構図とかが入らないからでしょうか。まあ、僕の作品は大小で描く内容が変わるわけではありませんが。それでも6号と0号でかかる時間が変わらないのは不思議と言えば不思議。

4号には歌麿の代表作の歌撰恋之部を描いています。このシリーズを描くのは3回目。これは歌麿の代表作ですが、どれもバランスが不自然で非常に描き難い。それでいて(ポピュラーな場所で作られたものでありながら)最高傑作なのが歌麿のすごいところです。

Facebookの更新は滞りがちですが、日々、創作モードで淡々と過ごしております。

#アートの思考過程


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