『灯イケ』メイキング2
そうか、挿絵を描くということは、キャラクターのビジュアルを決めなくちゃならないのか!まあ、薄々気づいていたけれど、避けて通っていたこの問題。主要人物を描かないなんてありえないので、とりあえず自然体で描いてみる。
もうこれで決定。主人公とその母。第1回に家業の日用品店が登場する。背景をかくのが面倒臭い!でもよく考えたら、漫画なら各コマでいちいち描いているので、1枚で面倒臭がってどうする、と考え直す。
大した背景じゃないです。
今日はキャラクターのビジュアルに四苦八苦したので下絵まで。
果たしてここから、ゴヤの版画風になるのか?ペン入れ次第だ。ゴヤの版画は光の当たり具合が普通じゃないのが面白い。そこが杉本博司のジオラマシリーズと共通している。両方好きで自分に刺さるということは、自分もやりたいにちがいない、たぶん。
それとゴヤの版画は人物が画面で切れるところがないので、この挿絵も全身を入れてみました。全身じゃない方がかなり描くのが楽です。
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