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11月ですね。

11月ですね。10月の制作はP6号が5点でした。サイズが小さいので、点数は多めです。これらは、大首絵ではなく、歌麿の大首絵以外の作品から、トリミングして描いています。

歌麿は、全身像になると、頭身が伸びて、かんざしも長くなる傾向があります。だから少し、いつもと、バランスが違います。浮世絵初期の鈴木春信の描く人物は、サザエさんに出てきそうな、リアルな日本人体型ですが。歌麿の頃は、鳥居清長の描く八頭身美人が大流行していたので、その影響か、歌麿も体型は、ほぼ少女漫画の世界です。

さて、以下は、日々の雑感。

ackを見に行きました。昨今のアートフェアは、アニメ由来の作品が多過ぎて、見るのがしんどいのですが、こちらはそれが少なめ。一つのブースで、日本と海外のギャラリーがコラボしているのですが、キャプションが付いていないところが多く、どれが海外作家で、どれが日本人作家か、わからない展示が少なくなかったです。少しモヤモヤしました。

アートフェアに行くと、すごいオシャレな方々がたくさん集まっていますが、なぜか、世界で活躍している大物アーティストで、オシャレな人はほとんどいない印象です。ぼくもオシャレにならないように、気をつけています。

海外ドラマ『フレンズ』でチャンドラーを演じたマシュー・ペリーが亡くなりました。フレンズマニアとしては大ショック。どう考えても、彼のキャリアのピークはフレンズだったので、もっと歳をとって渋みを増して復活するところが見たかったです。ちなみに、幕末に黒船でやって来たペリーも、名前はマシュー・ペリーです。

僕は将棋界のことは、全く分かりませんが、藤井聡太八冠が、AIを相手に戦って腕を磨いて無敵になったとすると、無限に強くなっていくAIと共に歩むのって、少し、バッハが宗教音楽を作るのに似ているような気がします。バッハの曲って、神に向かって書かないと、生まれない曲があるような気がしますから。ご存知『小フーガト短調』なども、神の存在がなければ、作曲する動機があるのだろうかと思います。となると、人類の歴史はほぼ神と始まり、ニーチェが神は死んだと書いた後、150年のブランクを経て、AIという神のような存在の出現で、人間のある種の能力が飛躍的に伸びるきっかけになるのではないかと思います。藤井八冠はその先達かも。

よし、もっと、AIと仲良くしよう、でもどうやれば?…。とりあえずAI教への入信は、ChatGTPに課金ですかね。僕は個人的に、アプリができてから、結構使ってますが、課金までには、なかなか踏み切れません。

#アートの思考過程

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