見出し画像

昔話

昔話って、うざいですよね…、でも昔話です。

昨日、キャズで始まった『The Astrologer Who Fell Into A Well』のトークとオープニングに参加しました。台風の影響でアーティストの到着が遅れたりアクシデントはあったのですが、盛況なオープニングでした。失礼ながら塚本さんの通訳力を初めて目の当たりにしました。あんなにいつもしゃべり続けているのは、大量にインプットしたものを、自分の中に定着させるためなんでしょうね。通訳の達人でした。

さて、それはともかく、今回参加の方々は、パフォーマンスで有名な折元立身さんと近しい人たちと聞いたので「僕も折元さん、知ってますよ」「えッ⁈」「折元さんの家で開催されたグループ展に参加したことがあります」「マジで⁈」なんて会話をしたのですが、僕は記録を残す欲望があまりないので、そのグループ展も記憶に残ればいいか、というスタンスでした。しかしそれでは、20数年後に「はいはい、わかりましたから、ちゃんとお薬飲んで寝ましょうね…。」的になりかねない。

そこで、「あのグループ展には、確か手作りのカタログがあったはず!」と思い出して物置を探索しました。そして発見しました。『Tokyo Tatami Space Exhibition 2000/1/29』のカタログです。ほぼ19年前でタイムカプセル感があります。

うれしいのは、『双六の審判(川崎編)』のパフォーマンスの写真が残っていたことです。良かった、妄想じゃなかったんだ…。このパフォーマンスは、盤上に二十四節気のコマがあって、お互いが対角線上の位置からスタートして、相手を追い抜かしたら負けの、シンプルなルールです。季節を越えて(狂わせて)はいけない、というのがコンセプトです。初披露はギャラリー山口の個展でした。パフォーマンスと言っても、内容はゲームそのものなので、かなり盛り上がった記憶があります。

以上、昔話でした。
(僕は誰と対戦しているのだろう…)

『The Astrologer Who Fell Into A Well』は22日まで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?