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個展。
「バカバカしさ」は、現代美術の必要条件だと思います。新しさの中の構成要素に「アホか」が必要ということ。たぶん難しいのは、生半可なバカバカしさは、容易に「いいね」に転化すること。つまり芸術に取り込まれる。「逆にいい」「チャレンジしてる」「ユニーク」「芸術っぽい」とかの言葉で簡単に無化される(美術を研究する職業の人には、そもそもそんな思考はないかもしれませんが)。だから「これぞ、現代美術」と言われたら、それは現代美術としては不十分な可能性があるので、ややこしい。ピカソはいまだに「子供でも描けるやろ!」と思えてしまうし、デュシャンも「便器でしょ、それが何か?」と言われる。100年を経ても、まだバカバカしさを保っているのは、筋金入りだ。
と、いうわけで、バカバカしい竹本博文個展『Utamaro, Our Contemporary』は、9月14日(土)から28日(土)、会期中無休の開催です。お忙しい方は、ぜひSNSをチェックしてください!
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