『灯イケ』メイキング7
第5回の挿絵は、原口町長だけで少し地味になっちゃいました。
これは、アングルっぽいものをイメージして全く違うものになった感じです。右手は同じ。
ドミニク・アングル。好きなんですよねぇ。ゴヤとは真逆の作風ですが。
原口にはモデルというかイメージキャストがいまして、それは俳優の小野武彦さんです。好きなんですよねぇ。挿絵はそっくりにはならなかったんですが。王様のレストランとか最高!
僕はシナリオを書いてせっせとコンクールに出してるんですが、今まで「こういうのが好まれそう」とか「どれだけ上手く書けるだろう」なんてことを考えながら書いてたんです。
でも、もう少し自分の好きに忠実になろうと思いまして、今まで生きてきた中で、自分が好きなもの、熱中したものを思い出して、抽出して作品に落とし込もうとしてます。
そんなことを考えている時に、noteにも書いている三木一馬さんの『面白ければなんでもあり』を読んで、その中に書いてある「想定読者を過去の自分にする」というのに、これだ!と膝を打って、これからは20歳の時の自分が熱狂するような作品を書こうと決めました。
たから、今後は小説にもっと自分の好きをぶち込んで、20歳の頃の自分が「何これ、かっけー!DVDBOX出たら絶対買う!」ぐらい熱狂する作品を書かねばと思ってます。
そして、またひとつ自分の好きを手に入れました。ロンドンの書店から到着(Amazonでポチっただけですが)
Hiroshi Sugimoto Dioramas
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?