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寝ながら学べるニック・ボストロム第1回

出町柳GACCOHで開催された、稲葉振一郎さんの講座『寝ながら学べるニック・ボストロム』第1回を受講しました。翻訳されているぶ厚い、ボストロム著『スーパーインテリジェンス』は読んでないので予備知識ゼロだったのですが、AIと未来について専門的な話を聞けたので良かったです。講座は全3回で、たぶん今日は基本的な話だと思いますが、面白かったです。

僕は科学技術の進歩で世の中が大きく変化すると、いろんなものの定義が変わると思うのですが、講義はそんな雑な話ではなくて、機械学習の仕組みなどを丁寧に説明してもらい、すごく勉強になりました。細かいことをすっ飛ばすのは良くないですね(まあ、研究者ではなくアーティストなので、少しは許して欲しいですが)。

講座が終わって、打ち上げ的な会にも参加しました。人間、お酒が入ると本音が出るので、この感じの二次会があれば積極的に参加することにしているのですが、今日は予想に反して、講座よりもこちらの二次会の方が難しかったです。稲葉さんとKuratsuさんが盛り上がっているのを、側で面白そうに聞いていましたが、出てくる人名が、ことごとく聞いたことのない人でした。共通言語が決定的に不足していると言うか。それでも話は楽しめたんですけどね。

第2回目は『シュミレーション論法』についてで、これも楽しみです。しかし、一つのことを突き詰めるのだけでも大変なのに(稲葉さんは経済が専門で、今日は人工知能についての講座です)、領域を横断した研究をしているというのは、素直に驚きです。自分は専門の美術だけでも怪しいなぁ…。

そういえば、SF小説を思考実験と捉える話を少ししていて、なるほどなぁ、と思いました。

#アートの思考過程

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