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【アサーティブ(適切な自己主張)になるには? こんな練習方法があります】



 前回からの続きです。アサーティブになって適切な自己主張ができることは、組織にとっても、あなた個人にとってもとても大切です。
 そこで今回はアサーティブになるための簡単な練習方法をお伝えします。

 まずは、「大きな声で話してみる」です。
 ノンアサーティブの人は、自分に自信がないので、自ずと声が小さくなってしまいます。
そこで、大声を出す練習をしましょう。
自分ひとりのときがやりやすいでしょう。
 例えば、車の運転中や散歩で周囲に人がいないときなどです。
人間は、「意識」がとても重要です。私は、「意識」がその人間を決定づけるとさえ思っています。
大きな声を出すという意識をすること、そして行動することが、あなたを変化へと導きます。

 次はイメージトレーニングです。
記憶を振り返ると、「そのときは、ちゃんと自己主張しておけばよかった」「私の気持ちを言っておけばよかった」
と後悔する場面があると思います。
 さあ、その場面を頭に思い浮かべましょう。
そして、その時の相手に、言いたくても言えなかったことを、イメージの中で伝えてみましょう。
相手はどう返事するでしょうか? その返事もあなたが考えるのです。
イメージの中で、あなたは相手とやり取りをします。あなたも、相手も大切にするような、適切な言い方ができるかどうかがポイントです。
うまくいかなかったら、その都度、やり直しをしましょう。
きっと、アサーティブな言い方ができるようになるはずです。

 3つ目は、肯定的自己陳述法です。
要はポジティブな言葉を意識に上書きします。
 ノンアサーティブな人は、明確に意識はしていませんが、自分に自信がなく、自分の発言が危険を招くというブロックがあります。
そこで次の文章を4回繰り返してみてください。声に出してもいいし、念じるだけでも構いません。

▽私は、私を許し、私を受け入れます
▽私は、私が安全で安心であることを知っています
▽私は、私の選択を尊重します
▽私は、私がパーフェクトな存在だと知っています

 言いにくかったり、言葉に詰まったりしたら、そこにあなたのブロックがあることが分かります。
 どの文章も4回繰り返して下さいね。

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