その土地や会社の良さを判断するには、新芽や若葉を見ればいい。

昨日、今治タオルブランドであるイケウチオーガニックさんの京都ストアで開催された、「はじめてのイケウチオーガニック」というリアルイベントに参加してきました。

このイベントの参加した後の余韻みたいなものが、ものすごく心地よいものだったので、今日はその理由について少しこのVoicyの中でも考えてみたいなと思います。

そして同時に、以前から漠然と感じている「その土地の土の良さを知るためには、新芽や若葉の様子を眺めてみればいい」ということについても、改めてここでも言語化してみたいなあと思っています。

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さて、昨日、僕が参加させてもらったリアルイベントは、インターンから働かれてそのまま入社した新入社員の方が、最初から最後まですべてを託されて企画していたイベントでした。

普段、京都ストアで開催されるイベントは、ほとんど京都店の店長である百戦錬磨の益田さんが運営されているのですが、今回は1から10まですべて、その新人スタッフの方が設計された内容です。

果たして一体どんな内容になるのか、とても楽しみにしながら僕は現地に足を運びました。

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いざイベントが始まってみると、非常に緊張されているご様子ではありつつも、なんだか終始とても笑顔で、本当にイキイキとされていたんですよね。

それにつられて、集まっている方々も自然と笑顔が多くなり、非常に和やかな、とってもいい雰囲気が店内に漂っているように感じました。

僕自身も、不思議と単純にものすごく居心地が良かったです。

そして、新入社員の若いひとにありがちな社交辞令のような定型句でもなく、ちゃんとご自身の言葉で話されていて、本当に今の仕事やはたらくに対して満足されている様子が、その表情や所作、言葉のひとつひとつから見事に伝わってきました。

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で、このように、若いひとたちの表情というのは、その土地(会社)の土壌の良さを見事にあらわすなあと最近強く思っています。

先日、Wasei Salonメンバーである濱田さんが、ご自身のご友人たち10人と一緒に、島根県の石見銀山に訪れていて、その時の様子をブログ記事にまとめてくださっていまして、この記事のアイキャッチ画像の「集合写真」を眺めたときにも似たようなことを強く感じ取りました。

こんなにも全員揃って、いい感じの笑顔ってなかなかに生まれてこない。

カメラマンの腕もそうですが、その土地に引き出される力みたいなところが間違いなくあるなあと。

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Voicyにて毎日配信している「鳥井弘文の旅と読書とweb3」のテキスト版になります。 https://voicy.jp/channel…

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