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マッチングした方の最初の挨拶を、おめでとうございます!にしてみたお話ー第2話ー
マッチングした方の最初の挨拶を、おめでとうございます!にしてみたお話
ありがとう!
おめでとう!
と言われて嬉しくない人はいない。
人間には承認欲求という根強い欲がある。常日頃その欲を叶えるのに必死。血眼になってインスタ映えを狙う港区女子のようである。
人は感謝されると照れてしまったり、自分の行ったことが正しかったことが証明される。やったことが報われる瞬間だ。
人を貶めたりいじめが蔓延る現代社会において、
この自己承認欲求というものがないがしろにされることが多すぎる。自分くらいは自分を好きであれ。それくらいのスタンスがちょうどいい。
話が逸れてしまって恐縮だが、このタップルのやり取りの最初のやり取りを、僕は敢えて
おめでとうございます!
にしてみたのだ。なにも、相手の承認欲求を満たすためでなければ、相手を喜ばすためではない。
数千といる男性陣との差別化を図る手段である。
タップルではお相手とマッチ成立したら、どちらからメッセージを送る。ご挨拶だ。僕はすかさず
おめでとうございます!
何かくじ引きかキャンペーンに当選した気分。僕が当たり商品だとは言わない。おそらくお相手の心の中には、
なにが??
春木開に言わせればはにゃ??🥺
この言葉で埋め尽くされるだろう。身に覚えのない当選通知により、頭が混乱するだろう。
何か私応募したかしら。
ひょっとしたらアカウント乗っ取られて、第三者に携帯を操作されているのかしら。
夜中ボソッと起きて寝ぼけて何かに登録したのかしら。
しかし、その読みは実は当たっているのだ。大正解である。
その答えを紐解くには僕のプロフィールに設定されているとある写真を見れば、分かる。
僕のプロフィールには4枚の写真がある。
1枚目は顔写真。いわゆる相手にどんな顔なのかを知らせる、前線に立つものだ。ここには答えはない。
2枚目。ここである。
ぽこたんはそこそこ自炊をする。とはいえ1人分の料理になるので手間をかけたものではないが、たまにビーフシチューやオムライスなど、本格的なものも作る。
2枚目には、ぽこたん特製のビーフシチューだ。
ビーフシチューに付け合わせのサラダ、隣にはワイングラスに注がれた赤ワイン※格安の。
ここに答えがあるとはよく理解できないかもしれないが、ぽこたんはお相手のメッセージのやり取りは大体こうなる。一連のお決まりのやり取りを記載する。
ぽ: おめでとうございます!!26さいのぽこたんです!
🚺: え、何がですか?笑
ぽ: なんと、これからめっっちゃ仲良くなったり、ラフな関係なったら、僕の手料理食べてほしくて!その試食権を差し上げます!
🚺: え、ありがとうございます笑
このやりとりになることが多数である。
つまりここで、相手の気を少しでも惹きつける。
少しでもこの人、変な人かも?て思わせることも必要である。
なぜかというのは、
・数100名の男性から、ありがとうございますなどの、定型文がきているため、選別が難しい
・男の写真はよほどタイプではない限り、皆横ばいの評価である。一目惚れはない
・人柄はメッセージに滲み出る。メッセージではいかにインパクトを残して、この人とやりとりしたらなんか面白い
この前提があるため、差別化を図ることは必要。
そのやり方に苦戦をする。男女共にユーザーが少なければ、このような戦法はかえって逆効果だと思う。しかし今の時代、数人に1人はやってる時代だ。
統計上、隣のあの上司や、部下もやっている。それくらい巷には普及しきったものなのだ。
こうして、この人とやりとりしたらなんか知らんけど料理作ってくれそうで、なんか笑わせてくれそうで良いかも。
この印象だけで十分、他ユーザーとの差別化を図れているため、やりとりが途中で終わることはない。
序盤にどれだけ相手に、ぼこたんの印象を伝えられるか、序盤のメッセージほど、女性は記憶しやすいものだ。
僕のこの
おめでとうございます!💮
これを僕は、起爆札と呼んでいる。
次回、おめでとうございます以降のやり取りの例を紹介していきます。
ーーーーーーーーーーー続ーーーーーーーーーー
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