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インカレの抱負 #10 森本陸

こんにちは。
広島大学体育会フットサル部4年の森本陸です。

もう最高学年となりました。
「四年という響きに驚きを隠せない」みたいなことを言いたいのですが、そんなことに驚く間はなく、これまでの怠惰な大学生活のしわ寄せにより、授業、卒論の論文作成に追われ、四年生とは思えない程多忙な日々を送っている今日この頃です。

今回のブログのテーマは「インカレの抱負」ということで、おそらく自分の最後のブログになると思うので、目を凝らして、最後まで読んでいただけると幸いです。

まずはチームの現状から

チームとしては、一年前に全国大会出場を果たしたこともあり、現実主義で謙虚な主将の植田が全国4位という目標を掲げましたが、強気で「俺らでも行けるんじゃないか」と思わせてくれる亜土さんの巧みな演説により、植田がコロッと心を変え、「全国大会優勝」をチーム目標とし、チームは一年間活動してきました。


 が、チームの状況は全国大会で優勝するには程遠いものだと思います。プレーの技術や質、チームの雰囲気や一体感、結果への執着、すべてにおいて圧倒的に負けています。

 関西遠征で立命館や大阪成蹊といった全国の強豪と試合した時に、絶望やあきらめのような感情を抱いた部員も少なくはないはずです。
 そして最近も練習試合、公式戦において勝てていない状況が続いています。練習の雰囲気もあまりよくありません。


 と、ここまでネガティブなことを書いてきて、本当に自分の不甲斐なさに腹が立ってきました。


 自分はここまで副主将として活動し、主将がキーパーなこともあって、プレー面や雰囲気の面での自分の責任は大きかったと思います。でもこの一年間、怪我が多く練習に参加できない、雰囲気を締めることが出来ない、プレー面で違いを見せられない(なんなら足を引っ張ったことも)といったことが多く、落ち込むことが多かったです。落ち込むことが多すぎて、植田と数えきれないほど愚痴を言い合い、励ましあってきました。笑


 でもなんやかんやで一年間頑張ってきました。これ以上は落ち込めない、というほど落ち込んできました。あとは頑張るだけです。
チームのために自分なりにやれることはやってきました。去年のインカレの金沢大戦で、圧倒的なフィジカルの差を見せつけられた時から筋トレを欠かしたことはありません。代が変わるまでは他人のための声出しなど、したことが無かった自分が、今では練習中に一番声を出し、雰囲気をよくするために誰よりも努力してきました。


 後はこれまでやってきたことを出し、結果を出すだけだと思います。


 正直に話すと、自分は「全国優勝」にはあまり執着はありません。
ただ、自由で貴重な、四年間の学生生活の大半を費やしたこのフットサルで、もうこれ以上絶対に負けたくない、やるんやったら勝ちたい、という思いでやってきたし、この思いでインカレにも挑みたいと思います。

ここからはもう負けません。

 そして最後に、私は本当に環境に恵まれています。スタッフ陣、後輩、先輩、同期の皆に、本当に感謝しかありません。 

 亜土さんが来て、選手に対して厳しく接してくれるおかげで、自分自身と向き合い、成長できるチャンスを与えてもらいました。練習メニューの作成、引率を選手に任されたときも、最初はしんどいな、などのネガティブな感情が強かったですが、毎日毎日チームと、フットサルと向き合っていくことで、プレー面、意識の面での向上を感じることが出来ました。

 病院に行っても治らないようなけがをした時でも、質問すればすぐにストレッチやトレーニングなどの対処法を教えてくれ、怖いくらいのスピードで自分のコンディションを元に戻し、より上げてくれるトレーナーもいます。

自分の言うことを聞いてくれる、ちょっと抜けてるけど、速くて強くて本当に頼りになる後輩。
互いに励ましあって、信じてくれる同期。
引退してからもずっと面倒を見てくれる先輩。
嫌なことがあっても、熱心に仕事をこなしてくれるマネージャー。


まだまだこのチームでフットサルがしたいです。
コロナで中止になった二年前とは違い、今度は喜びでお世話になった監督を泣かせたいです。


 このチームで勝ちましょう。


つい癖で、論文のように長い文章を書いてしまいました。

最後に、抱負は「責任感のあるプレーをする」です。

立場に相応しい結果を残しに行こうと思います。

応援よろしくお願いします。


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