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No.1より、Only.1!【美大で学べた大事なこと❷】

こんにちは!ひろちです!
本日は、美大で学んだ大事なことの2つ目をご紹介します!

1つ目についてはこちらの記事をご確認ください!

美大では、パソコンを使って出来る全てのデザイン (グラフィックデザイン、アニメーション、3DCG、Webデザイン...) を一通り勉強していました!


ひろちは、それなりに全部できるけど、全部平均点。学内で1番が取れるほど突出した「何か」があるわけではありませんでした。

他の友達はみな、何かしらで1番が取れる才能を持ち合わせていました。

そんな友達を見るたびに、

● わたしは何を作るのが得意なのか?
● わたしは何のために美大にきたのか?
● このまま、平均点を取り続ける人間としておわるのか?

どこかで自分の得意なもの、1番になれるものを常に探していたし、誰よりも自分を特別だと思っていたので (若気の至り...! ) 普通の人で終わるかもしれないと思うとすごく怖かったです。


そんなわたしが、いちばん悩んだのが「卒業制作」でした。


課題だと、お題に沿ってつくればよかったのですが卒業制作では「自分のつくりたいもの/得意なもの」がつくれるので、急に何をしたら良いのかわからなくなってしまいました...


自分の中で悶々と考え、どうしようもなく友達に相談してみたところ、
「ひろちの笑顔と、笑い声でみんなが元気になる」
「誰とでも仲良くなれる。それらが才能じゃん」

と言われました。

もはや、美大に関係のない才能 (笑) でしたが、そのアドバイスが突破口となり、「笑顔」を作品にできないか考えることにしました。


書籍や文献を読み漁り、人は笑顔になることで、幸福度が上がるという内容を発見し、
「笑いの国」という、人が入れるドーム空間を作り、人がドームに入ると、中にいる笑いの妖精(ロボット)が笑い続けるというシュールな作品を作り上げました!笑
(ちなみに笑い声は、自分の声を録音して編集しました!笑)

ゼロからラズベリーパイやアームを使ってゴリゴリパイソンを使っていました!


卒展当日は、ロボットが動かなくなってしまう事態が多発し、お客さんにフルで体験をしてもらえなかったのですが、自分で初めて得意なものを生かした作品を作ったことは、何にも変えられない体験になりました。


ずっとずっと1番を目指していましたが、今振り返ると、学校内で1番になることは、わたしの長い人生においてはあまり重要ではありませんでした。


それよりも、自分に出来ること、得意なことを上手く使って目の前のことを自分なりにこなしていく方が何倍も力になることがわかりました。


美大は柔軟になんでも受け入れてもらえるからこそ、人生においての大事なことに気づくことができました!


社会に出てからは、デザイナーとしてではなく、人と沢山関われるPM職を軸にしつつ、美大で学んだビジュアル術をフルに使って仕事をしています!


学んだことはなんでも、無駄になることはないと思います!
学んだことは全て、only oneになるための材料となるので、興味があることはどんどん挑戦してみるのがよいかなとひろちは思います!!

一緒にonly oneを目指して、焦らず自分らしく頑張っていきましょう!!!