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世界からお客様が集まる鮨店「照寿司」を体験/TERUZUSHI

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ニューヨークタイムズにも掲載
世界的にも有名店となった「照寿司」
食べログ2019、2020bronzeにも輝き
インスタグラムでは
#sushibae で海外から多くのお客様が訪れる
世界一有名な鮨職人のお店。

YouTubeでも照寿司を紹介してますので良かったらご視聴くださいませ!

【福岡グルメ】世界からお客様が集まる「寿司劇場」を体験!【照寿司】teru zushi |福岡県北九州市|鮨|sushi|ウニ王子チャンネル#90

https://youtu.be/7JIS-3xJRII


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大将のパフォーマンスで
まさに鮨劇場。お客様と一体となり
笑いの絶えないエンターテイメントを追求したお店。

店内はWi-Fiとカウンターの下に
USBを完備。
携帯充電とSNS投稿をここまでアシストしてくれる鮨屋さんは照寿司しかないでしょうね。笑
都内の某鮨店だと、
カウンターに携帯置きがあるアシストはありましたが【補足】
この徹底ぶりには脱帽。

9割が北九州を中心とした地物を
贅沢に惜しげなく使った摘みや、大振りな握りは圧倒されます。

シャリは
福岡県大川市の「庄分酢」さんから
照寿司専用で作ってもらった粕酢を使用していてかなりインパクトがあるもの。
バルサミコ酢の様な味わいでコクが強く
硬めに炊かれていて
かなり好みが分かれると思います。

【おまかせコース30,000円】

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▶︎鮪、雲丹、キャビア海苔巻き
仙崎産鮪の突先
イタリアシェトラキャビア
若松産の雲丹
大将のドヤ顔で渡される有名なパフォーマンスで手渡し。
鮪と雲丹の旨味にキャビアの塩気
口の中に放り込むと溶けます。

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▶︎一粒牡蠣 豊前海産
雲丹を乗せて。
カツオ出汁に漬け込んだ
燻したようなスモーキーな香がする
かなり濃ゆい牡蠣。

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▶︎春貝の盛り合わせ
赤貝のヒモ、青柳、生とり貝
若松産のトマトに安岡産の分葱。

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▶︎子持ちヤリイカ
食感がモチモチ。
絶妙な火加減で仕上げ香りも甘さも際立っています。

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▶︎アワビ
山口県産。
蒸した黒アワビを肝ソースで頂く。
こんなムチムチした食感は初めて。

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肝ソースにシャリを追加して肝ご飯。

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▶︎天然のトラフグ
鐘崎産。
生の白子はとろけるような舌ざわりと濃厚な味で美味。

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▶︎天然フグ唐揚げ
黒い手袋を装着して
フグの唐揚げをフライドチキンのように
豪快に食べるスタイル。
中はふっくら熱々ジューシーで
口の中に旨味が溢れます。
手でかぶりつく食べ方も豪快で更に美味しく感じれますね!

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▶︎メジマグロの中トロと大トロ
長崎県産。
脂が乗っているがしつこくなく
程よい柔らかさと深みとコクのある
メジマグロに新玉葱ソースがアクセント。
自家製カラスミを添えて

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▶︎クエ刺身 
25キロ。16日間熟成。
臭みが全くなく
熟成をさせることで甘味と旨味がかなり強い。

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ウニを添えるのもやはりSNS映え?なのかな。笑

【握り】

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▶︎ノリグロ【照寿司名称】
対馬産のノドグロと対馬産の海苔
ジューシーなノドグロの脂と海苔が一緒にトロける感が良い。
もう少しレアな火入れだと個人的には好み。
少しパサついちゃってたので。

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▶︎鯖
形がウグイスのような反り立った
見た目のインパクトのある鯖の握り。
インパクトある粕酢のシャリと鯖の相性がピッタリハマりました。
鯖の大きさにチョコんとシャリを挟む絶妙な分量も黄金比のような感じで良かったです。

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▶︎白子
ハート型の白子はたまたまなのかな?笑
ふわふわの白子が
インパクトのあるシャリをまろやかにしていた。
個人的にはわざわざ白子に過度な酸味を与えすぎるのは白子の味を落とすだけなようにも思える。

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▶︎赤貝
中津産。かなり大きい。。
赤貝独特のエグミは全くなく
昆布の味が非常に強く
粕酢シャリとも合っていた。歯応えがすごい。

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▶︎イカジュース【照寿司名称】
玄界灘産ヤリイカ、若松産雲丹。
細かい切れ込みが入れてあり
シャリの間に雲丹を挟んだ一貫。
口の中でとろけてまさに
イカジュースのように飲める口どけの良さ。
包丁でここまでイカが活きるものだと再認識。イカジュースっていうネーミングはピッタリですね。

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▶︎車海老ドック【照寿司名称】
宇部産の天然車海老の握り。
かなり大ぶりなので口の中での
車海老感が堪能できます。
粕酢のインパクトがありすぎるので
海老の旨味と甘味がかなりシャリに負けて
もったいないような気も。
すべてのネタにシャリ合わせるのは
難しいので仕方なし。

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▶︎イワシ
口の中でトロけ
脂が上品で非常にスッキリしている。
シャリの酸味とイワシの旨味の一体感。

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▶︎大トロ
仙崎産。
旨味を受け止める粕酢のシャリ。
酸味の余韻が大トロの脂を重たく感じさせない一貫。

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▶︎生トリ貝
豊前海産。
シコシコした食感と噛むほどに甘味が出て独特の味わい。やはりシャリのインパクトがかなり強い。

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▶︎メジマグロ背トロ
長崎産。人肌より暖かいシャリは脂を活性化させより旨味を感じる。

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▶︎白甘鯛
14日間熟成させている白甘鯛。

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▶︎煮蛤
糸島産。
かなり大振りの蛤は素材の良さが口の中で際立ちます。

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▶︎天然うなぎバーガー【照寿司名称】
ぶ厚い大きさの鰻を海苔巻きスタイルで豪快に食べる。
「パリふわ」食感の鰻は口の中で脂の旨味が広がり圧倒されます。

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▶︎味噌汁
クエのアラ出汁

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▶︎玉子焼き
車海老とホタテのすり身入りのカステラ風


【まとめ】
個人的には
摘みのラインナップはかなり満足でした。
握りに関しては
シャリの存在感がかなり強く
ネタ調和が良くなかったものもありました。
白身系との相性は、、、かなり。。
すべてのネタに合わせるのは
シャリを使い分けしなくてはいけないので
仕方なし。

一貫一貫がかなり大振りで
基本的に濃いので口がかなり疲れちゃう印象でした。

終盤は完食することにかなり精一杯になってました。(汗)

それ以上に
豪華な食材を大胆に使いインパクトを与え
お客様に見て楽しみ、食べて満腹になってもらおうとする
照寿司さんのサービス精神は素晴らしいと思います。

お鮨エンターテイナーとしてお客様を楽しませ魅了する「照寿司」
食通の方々や、同業者などからは
賛否両論がありますが、
結局はどんな手法をとっても
世の中結果を出したもの勝ち。
この「照寿司スタイル」を支持する人が
多かった結果なんでしょうね。

自分のやると決めたことを最後まで貫き
全国、世界から北九州へ来て
最大限楽しんでもらおうとするおもてなし。
短期間でこのスタイルを確立し
結果を出すのは
相当な覚悟と努力があったのだと思います。

「照寿司」スタイルでお客様を
リラックスさせ、笑顔にし
そしてSNSのバンバン活用する!!
今の時代合って良いと思いますし
私は否定はしません。
これから更に新しい風を吹かせてもらいたいです。

昔からこのスタイルでやってきたから
今も正しい!
違うやり方してるやつは否定する。
時代に取り残されている典型的なパターンです。
どの業界でも、売れるもの、売り方のトレンドは必ず時代で変化していきます。
売り方、見せ方、に敏感で柔軟に変化できるお店がこれから生き残る時代になるんだと思います。
改めて色々と食以外でも考えさせられたお店でした。

ごちそうさまでした。


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