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2021/07/05 持っててよかった株式銘柄5選 其の1 三菱商事

仮想通貨を中心にここまで記事を投稿してきましたが、今秋からは少し趣向を変えて、三菱商事について投稿したいと思います。

1,企業情報

私はいつも「株予報Pro」で株式分析をしています。
・株価:3057円
・PBR: 0.8倍(安い!!)
・PER:11.9倍(安い!!)

*PBRは1以下なら資産よりも時価総額が安い状況。黒字出しててこの水準は安い
*PER 日経平均の平均は15倍。 これより低ければ安い水準

2,購入を考えた理由

2020年6月ごろに高配当株式を物色しているときに見つけた銘柄です。
当時2000円を切る状況でした。
三菱商事は総合商社世界トップクラスの規模を誇り、2020年3月のコロナショックで大きく値を下げ、その後の不景気で、株価は寂しいものでした。しかしそこはチャンスと踏んで、購入に踏み切りました。
結果的にその後しばらくはBIG TECHをはじめIT企業が業績好調で株価を伸ばしましたが、このタイミングでしか買えない価格で購入することができました。

3,購入した結果

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当時は不安もありましたが、2100円付近で購入後、2か月ほどしてあのウォーレンバフェットが米国株以外で初めて購入する銘柄として日本の商社があげられ、大きなニュースとなりました。

こういうのはうれしいものですよね。コロナショック後、初めて購入した銘柄が投資の神様にも選ばれたというのは、大きな自信にもなりました。

4,今後の展望

なんといっても総合商社としてエネルギーをメインに事業展開を行っている三菱商事にとって、景気回復、需要の創出が最も大きな課題です。こればかりは致し方がないことで、まずはコロナショックから世界が立ち直ることが大前提にあります。

そのうえで、現在物価上昇(インフレ)に加えて、資源価格が上昇しています。これは商社にとっては大きな追い風であり、売上高、利益を大きく伸ばすことが期待できます。商社としては資源が高値で売れて、利益がうまれればその利益を得られるストック型ビジネスになります。

しかし、逆にSDGsなどでカーボンニュートラル、サステイナビリティなどが企業価値と位置づけられているなかで、総合商社としての取り組みも必要です。三菱商社はその点もいくつかの取り組みをしています。

・オランダでAmazonデータセンターに再生可能エネルギー100%の電力供給
・インドネシアにおける環境配慮型スマートシティ開発に着手
・コンクリート分野におけるカーボンリサイクル技術の確立をめざして
・クリーン燃料アンモニア生産に向けて

これらの取り組みもしっかりと行いながら、業績に結び付けていければ、今後の企業価値の向上にもつながります。

これらを総合的に考えても、今後長く持っていて間違いのないめいがらだと確信しています。

皆さんもチャンスがあればぜひ狙ってみて下さい。

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