2024/04/26

夕方鴛泊空港で、3年前の昆布干しバイト以来、毎年利尻に来ている同い年の彼を軽トラでピックアップした。電話で喋ったことはあったものの初対面で、漁師さんに挨拶した後、2人で利尻温泉に浸かる。その後、「無の会」のお米を炊き、晩ごはんを作って食べた。

5月4日まで居てくれるよう、そして今後は半移住も視野に入れてるよう。嬉しい限り。ともに晩ごはんを囲み、話せる人がいるのは、まずそれ自体本当に嬉しいことだ。

ただ、翻ってみるに、別に島に来てからの一人暮らしの日々を孤独だと思ったことはなかった。1人でいる時間も特に夜はそれなりに長いけれど、だからと言って寂しくはなっていない。
これはぼくにとっては意外なことで、というのも、4回生になった春、一度一人暮らしをしようと熊野寮を出て激安アパートを岡崎に借りたけれど、ぼくは孤独に耐えられなくて、半年で寮に戻ったのである。その半年の間も、結局毎日のように寮に行っていた。
その時も日中は大学には通っていたし、町の銭湯には行っていた。寂しくなったら電話できる相手もいた。しかし、どうしようもなく、1人で時間を過ごすことができなかった。

この違いはなんなのだろうか

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