2024/04/12、厄除けの技術

午後になって、タスクが精神的にキャパオーバーしてストレスがかかっているのを感じた。利尻で初めての経験。すべては想定内である。
とりあえず目の前のタスクを熟し、そのあと深呼吸して、退勤時刻の恋人に電話、話を聞いてもらい(今すぐ温泉行けと怒られた、3日風呂に入ってなかった)、セコマでノートとペンを買って、タスクを整理した。整理すると、目下やるべきことと、まあ大量だけど順に熟していくしかないことが明確になる。
あと、そ5日分くらい、家計簿の記帳が滞っていたので、それもやって、あとは、遅くなる前にコークハイを作って雑に飲み、泥のように眠った。
睡眠時間もここのところ足りていなかったし、漠然とお金が減っていく不安をどこかで抱き続けるのも、精神的に良くない。

マラソンをしている。自分のペースをつかむこと。
無駄に恐れない。不安は分割し数量化せよ。些細なことを恐れない。路頭に迷うかもしれない。それでも、死なないことをベースに考える、そういう胆力を持て!

母者は手紙で申さるる
お前の瘦せ我慢は無駄ごとだ
小説など何の益にか相成るや
田舎に帰れよと申さるる

母者は性来ぐちつぽい
私を横着者だと申さるる
私に山をば愛せと申さるる
土地をば愛せと申さるる
祖先を崇めよと申さるる

母者は性来のしわんぼう
私に積立貯金せよと申さるる
お祖師様を拝めと申さるる
悲しいかなや母者びと

井伏鱒二「それでも詩を書く瘦せ我慢」『厄除け詩集』(講談社特装版:1994)



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