ワーケーションの実践

普段は駐在員として海外で働いているが、このコロナ禍を利用して、ワーケーションを実践してみている。というか、自然とワーケーションになってしまっている、といった方が正しい。
自分が勤めている本社は東京のど真ん中に位置するが、今回住んでみているのは六甲アイランドというところ。一度大震災のときに価値が暴落している場所だが、これまた東京と海外にしか住んだことのない自分からすると大変住みやすい。生活上必要な、公園、スーパー、飲食店、運動施設を徒歩圏内に有しており、駐車場も無料。(以前、代々木上原に住んでいたときは、近くの平場で5万と言われて、それなら自分の隠し部屋を持った方が楽しい、と思った。)海も山も近くて、ちょっとおしゃれな街への買い物も、三ノ宮までアッという間。

幸いなことに借りている月極のコンドも快適で書斎もついているから子供に邪魔されず、仕事に没頭できるのが素晴らしい。窓から見える六甲ライナーを見ながら仕事なんて、幸せ、と思っていたが2ヶ月もすると、色々と不便なことも見えてきて、そのあたりをまとめておく。


メリット
・気軽に自分の時間をシフトさせながら働ける
・家族と一緒にいれる時間が確保できる
・仕事さえちゃんとやっていれば、レジャーにいける

デメリット
・偶然の誘発によるアイデアや新しい仕事のきっかけが生まれづらい。
・ずっと同じ部屋に籠もると効率が落ちる
・新しいネットワークができない

自分にはもともと関西の友達がいないのだが、家族の繋がりで仲良い友達も増えて、彼らと飲んだり遊んだりしていると、生活を楽しむことが上手だと感じる。神戸は海と山に囲まれていて、レジャー施設へのアクセスが容易かつお酒、神戸牛、たまねぎ等特産品も多い。仕事からすぐに切り替えてプライベートの時間を満喫できる。地方に住んで、WFHをするっていうのは、ワーケーションの第一歩なのかもしれない。

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