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リオデジャネイロ市内の移動方法

リオデジャネイロに来て1ヶ月半。
ようやく少し慣れてキタ。

主要都市だけあり、沢山の地下鉄、バスなどが細かく行き来している。

Google Mapを使えば大体の行き方は分かるし、ブラジルはUBERが使えるので割と安全に何処でも行ける。
※到着したその日の宿の娘さんがUber利用中に強盗に遭っている。UBERドライバーも無用心な人がいるので、怪しいエリアを走る際は利用時は窓は閉めるように!!!

あまり事前情報がなかったのでここで2023年9月時点のリオデジャネイロのたくさんある交通手段のうちメジャーな交通機関の一部について残しておこうと思う。

旅行者の1番の心配事は治安だと思う。
初めてリオデジャネイロに来る前ネットで「治安」と検索すると行く気がなくなる情報しかなかったのであまり調べなかったしそもそもあまりそれっぽいのが無かった。

ファベーラ含む6年リオデジャネイロに住んでいたカポエイラの先生もはじめ、「基本は絶対安全なところは殆ど無いと思った方が良いと教えられた」そうだ。  

今は中心のセントロから丘の上サンタテレーザに住居を構えているが、セントロ中心は近年のことらしいがホームレスが爆増し、ジャンキーやホームレスが常に何処らじゅうにいる。
正直どこもかしくもきな臭くて避けて通ろうとすると一日中UBERに乗らなければ生活できない。

見聞きしたところ、お金持ちエリアでセキュリティーがしっかりしているエリアは一部あるがほとんどがきな臭いエリア。  

じゃあ現地の人は?というと最悪強盗に会ってもなんとかなるという前提で準備して行動しているらしい。
貴重品は分散し過度に持ち歩かない。強盗にあったら抵抗しない。相応の行動をしっかり取れば命は奪われることはない。
(射殺される恐れがあるので強盗もは犯人にとってもリスクは高いらしい)
先生には「100%の回避は無理なので強盗にあったら不慮交通事故にあったものと思ってください」と言われているし、実際それしかないと思う。

とは言え、先生は6年生活して1度しか強盗に遭っていない。
ブラジル人でも強盗にあう人は何度でもあうし、滅多にあわない人はあわないらしい。その場、その場で気をつけるべきことを気をつけていれば確率は下がるということなのだろう。 

特に短期旅行者はその時その時の状況把握が非常に難しい国なので、できるだけ確実な方法でかつ、現地のブラジル人のように強盗に遭っても対応できる前提で出歩くことが必要だ。 

・riocardを購入しよう

まずはリオデジャネイロ版SUICAであるriocardを購入しよう。
市内のバス、BRT、地下鉄やフェリーなどなどこれ一枚で乗れるし乗り継ぎも2時間以内の乗り継ぎの場合合算され、一度の支払いで移動ができる。
現金払いもできるが圧倒的に持っていた方が楽。

これだけカードを持っていれば網羅できる。
リオデジャネイロ版SUICA

カードは駅構内でチャージできる青い機械がある場所の他道端のキオスク的な場所でも購入できる。
買い方は下の動画参照。チャージもこの機械で現金とカードで可。
リンクのポルトガル語を参照。英語も選択できるのでやり方は超簡単。
チャージをして乗ってみよう。

地下鉄の青い機械でも
カードを買ったりチャージしたりできる。

・地下鉄に乗ろう 

渋滞の多いリオデジャネイロでは地下鉄はかなり役に立つ。
目的地も明確で今現在1回6.9レアル。
地下鉄というと怖い印象を持つ人も多いとは思うが割と明るくて安全なので移動手段としてかなり便利。 
広範囲を網羅しているので移動する際はぜひ使ってみよう。
近年は携帯所有が当たり前になってきたようで結構出している人が多いが特にラッシュ時間は持ち物には十分注意。

カードをタッチを数秒。
改札を通る。
地下鉄の様子。
最近は携帯を見ている人も増えた。
でも油断は厳禁!

・バスに乗ろう 

バスはBRTと路線バスが主な交通手段だ。

BRTBus Rapid Transit)
専用レーンのある快速バスで渋滞関係なくスイスイと乗れるバス。
地下鉄のように場所場所も明確なので分かりやすい。
駅入口に地下鉄駅のように決済端末があり、カードを当てて駅に入る。
ガレオン空港(アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港)からVincente de Carvalho駅へBRTで行き、地下鉄で市内まで出るのはポピュラーな移動方法としても有名。(UBERでもセントロから大体60レアルくらいです)
出口からタダ乗りをするヤンチャな子供たち&大人たちも散見され、何処でもそうだが持ち物は注意しトラブルに巻き込まれないように注意しよう。

路線バス
バスは細かな場所まで網羅しているし安いので地元の人の重要な足として活躍している。
ただ、レベルがかなり高い。
様々なサイトを見たが「旅行者はバスはお勧めしない」と書かれているサイトが多いし、実際僕も経験豊富な先生と一緒じゃないと基本あまり乗りたくない。

バスの運転は曲芸かと思うくらい狭い道でもスピードを出すしめちゃくちゃ荒い。
立っている人の利便性を無視した構造で掴まる場所があまり無いし、サスペンションが無いのかと思うくらい上下前後に揺れ、ラッシュ時間は地獄のように混むうえ渋滞。筋トレ後のような疲労感と謎の倦怠感が体に残る。

乗る際は前方入口から入ると地下鉄のようにカードを読み取る機械がある。読み終えたらグルグル回るバリケードを押して完了。決済まで時間がかかるので焦らないように。

地獄のように混み合い死にそうなバスの中より

スラム街(ファベーラ)が至る所にあり、うっかりバスの行き先を間違えミスでファベーラに迷い込むとシャレにならない。
路線はGoogle Mapで調べられるが当然時間通りに来るわけがなく、大体乗るまでかなり時間がかかりエネルギーと時間を浪費する。
しかも乗り場は何故か毎回違うところに停まったり、謎に通過されたりするので訳が分からない。
そして混み合うと降りるべき場所で降りれなかったりもする。

が、実際乗ると地元の人たちの素が見れて楽しかったりもするし、適当な感じもゆっくり時間が流れるブラジルっぽくて良かったりもする。
(毎回は勘弁してほしいが、、、)

・まとめ

短期間の旅行で行く場所が決まっているのであれば、世界的な物価高の渦中であるブラジルでも日本と比較すればタクシーやUBERはかなり安い。
無理に公共交通機関を使わずとも快適で安全なタクシーorUBERをお勧めする。

長期滞在者や貧乏旅行者は是非ローカルな移動手段に挑戦しよう。
満員電車の中でいきなり始まるコンサート、地獄のように混み合ったバスの中で知らない人同士が談笑を始めたり、歌い始めたり。
地元人の日常が見えて、それはそれで結構楽しい。
十分注意した上でシャイで親切、温和なブラジル人の日常をぜひ体験して欲しい。

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