2022年9月第5週目

先週もお疲れ様でした。

今日は、うちがプロダクトマネージャー(PdM)を置いていない理由について書きます。
いま、うちにはPdMがいません。
私がやっているっちゃいるんですが、タスクに優先順位付けたり補足しているのみで、専任でガッツリやってはいない状況です。
成り行きにまかせていたらたまたまそうなっただけなのですが、いまは改めて採用しようとも思っていません。
その理由について、整理して伝えたいと思います。

結論から言うと、あえてボトルネックを作る必要は今はないと思うからです。
PdMなど、いわゆるマネージャー職の配置には「あえてボトルネックを作る」という意図があります。
ボトルネックを作れば、コミュニケーションや情報、責任の所在を1人の人間に集約させることができます。
その結果、現場の人たちのスコープを狭めて集中力・生産性を高めるメリットがあります。
一方、デメリットはその逆です。
現場の責任が薄まって情報が下りてこないため、なかなか当事者意識を持ちづらくなり、「やらされ感」が醸成されていきます。

このメリット・デメリットで言うと、いまのCatallaxyでは、リモートワークも相まって情報や権限を分散させるようにしています。
もちろん、議論ばっかりで集中力が分散し、短期的な生産性が落ちるのは厳しいです。
しかし、それを上回るだけの1人1人の創造性こそ、もっとプロダクトが発展させられるだろうと考えています。
また、「生産性が落ちてるな」と感じたら、1人1人が察して軌道修正できるだけのバランス感覚も持ち合わせている人たちだという信頼もあります。

現に、既にうちはAsanaにタスクを積極的に作ったり提案したりと、全員が仕様策定をしてくださっています。
つまり、全員がPdMになって、「プロダクトを考え、育てる力」を持ち合わせ、培っている状況です。
この姿勢は、プロダクトで勝負していく会社には欠かせない条件だと考えています。
ましてや、UI/UXで突き抜けていくにはなおさらです。
この背景を理解してくださった上で、引き続き全員がユーザーに対する興味関心を絶やさず、良い価値を届けられるように研鑽していければ幸いです。

あ、最後に、この機会にあえて1つだけ注文させてもらうと、もうちょっとAsanaを丁寧目に書いてもらえれば完璧だと思います🙇(URLやキャプチャ、文章をしっかり書く、イラストなど添えてあげるなど)
「作り手に優しく」ですね。

先週もありがとうございました。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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