2022年11月第3週目

先週もお疲れ様でした。
先週末、エンジニア雑談会でちょろっと社風の話になったので、この週報でもう少し深ぼってみたいと思います。

話に出たように、うちは1人1人が自然体でいられることを大事にしている社風です。
立場とか短期的な利益を振りかざすことなく、誰かからお仕着せの振る舞いを求められることもありません。

なんでこんな雰囲気なのか?
「生産性よりもワーク・ライフ・バランスを優先しているのでは?」とかたまーに言われますが、もちろんそういう理由ではありません(正直、私自身がワークとライフを切り分ける意味が全く分からない人間ですし、切り分けられるほどの経済的余裕もありません。)
むしろ真逆で、私たちは急成長したいスタートアップなので、生産性は最重要といってもいいぐらい重視しています。
生産性を高めるためには1人1人が自分に正直で自然体でいることが大事だと考えて、こんな社風になっています。

では、それぞれが自然体でいることがなぜ生産性向上に繋がるのか。
人間の集中力は、自然体のときに一番発揮されるものだと思うからです。
私たち少数精鋭の知的労働者の仕事は、生産性は集中力と相関があります。
8時間20%の集中力でダラダラ仕事するよりも1時間でも100%集中して仕事する方が生産性が高いのです。
だとしたら、経営判断としてはみんなの集中力をできるだけ育み削がないことに注力すべきなのです。
自分の原体験なのですが、私の集中力や創造力のピークは小学生ぐらいだった気がします。
何にも縛られることなく、ただただ目の前のことに集中できたのが10歳前後だった気がします。
勉強もテレビゲームも10時間ぐらいぶっ続けでやってましたし、何事にでもフロー状態にすぐに入れました。
それが中学生ぐらいになると自然体が薄れ、社会性が足を引っ張って周りを気にするようになり、集中力がどんどん散漫になっていき、それが大人になった今でも続いている感覚があります。
私にとっては、子どものころにできていた集中がどんどんできなくなったことを「退化してしまった」とまで感じています。
その全盛期の小学生のときの幻影を追い求めて、対人関係でストレスフリーの環境をつくり、自分らしく振る舞える環境を提供しようとしている感じです。

いまは昔と違って情報が公開されている時代なので、上司と部下の建前上の茶番の会話は通じないとか、
高圧的な態度をとられると脳が萎縮してしまう論文とか、
未来よりも今このときを大切にした方がトータルとして良い人生だと思えるとか、
他にも色々あるのですが、諸々含めていまのような雰囲気に繋がっています。
また興味があれば、1on1などでも深堀ってもらえたらと思います。

先週もありがとうございました。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。


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