2022年9月第4週目

先週もお疲れ様でした。

先週は1on1ありがとうございました。
忙しい所恐縮ですが、残りの人もどうぞお願いいたします。

今回の1on1では、給与の決め方について聞かれたので、考えていることを書きたいと思います。
給与の決め方を適当にすると、せっかくのポテンシャルが発揮できなくなってしまいます。
なので、うちは何度も給与については試行錯誤しています。
例えば、あるときは360度評価を取り入れたり、あるときは給与公開について検討したり。
1周回って、結局今は「希望給与を言ってもらい、それから擦り合わせる」というシンプルな形に落ち着いています。
そうなった理由としては、「まず自分の給料を自分で決めてほしい」という考えが基本的にあるからです。
自分のことを一番わかっているのは自分自身なので、他人からの評価以前に自分の言葉で自分の価値を主張してほしいということです。
その主張を聞いてから、雇用主としてその金額が出せるかどうかを判断していきます。

今回書こうと思ったのは、どうやってその「出せる・出せない」の判断をしているのか、です。
あまりesaにもまとまっていなかったり情報が古いので、いま考えていることを書きます。

まず前提なのですが、会社が利益をあげられていなかったり、その見込みもなければ給与もあまり出せません。
いまの業績はまだまだですので、将来十分な利益をあげられることを期待して給与を出しています。

その次に、個別具体的な評価です。
簡単に言うとハード面とソフト面で判断しています。
まず、わかりやすいのはハード面です。
その人のあげたアウトプットですね。
たとえば、Asanaで解消したタスク数だったり、Githubのコミット数、HubSpotのアクティブ度合い、コメント数、レビュー数などを見ています。
リモートワークなので、ちゃんと記録として残しているかも見ています。
もちろん数だけあればいいというものではありません。
そのタスクの質・重さだったり、プログラマーであればプログラミングコードの質、書いた行数、削除した行数、コードレビューの担当度合いなども見て判断しています。

一方、ソフト面はちょっと分かりづらいです。
要するに、その人の人柄です。
例えば、その人がチームに入るとコミュニケーションが活性化されるとか、周りを和ませる雰囲気を持ってるとか、Slackのレスポンスにストレスがないとか。
そういうキャラクター、発言の内容、周りに与える影響などを大石なりに見ています。
ポジティブな影響だけではありません。
斜に構えてる人、卑屈な人、攻撃的な発言をする人がチームに入れると、全員のパフォーマンスが30%ずつ下がってしまうそうなので、ネガティブな影響を及ぼしていないかも見ています。
ここは主観になってしまい、見極めが難しいですが、、、見逃せない大事な要素なので、チーム内でのミーティングや1on1、Slackなどから、極力こういったソフト面も評価に組み入れるように努めています。

要は、平たく言うと、今のチームで評価されるのは「仕事ができる(ハード面)いいやつ(ソフト面)」になります。
これまでの経験上、そういった人の集まりが一番事業成長すると思い、こんな判断になりました。

もちろん、大石が勝手に考えただけであって、まったく完璧ではありません。
なので、これからもみんなで学習しあいながらベターな方向に持っていければと思います。
また、わかりづらい部分もあると思います。
納得できないことがありましたら、気兼ねなくご意見くださればと思います。
私も直近では、ただ空気を読むだけの人が残って、良い意味で「あえて空気を読まない人」も居心地がよくなるような環境にしなければと試行錯誤中です。
なにかヒントがありましたらお願いします!

先週もありがとうございました。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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