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フィッシュマンズ “俺たちの決起集会”

フィッシュマンズのYoutube配信よかったな。

オープニングのロングシーズンのジャムが映像的にも決まりすぎてて録画かと思ったらリアルタイムストリーミングだった。番組中の視聴者からのリアルタイムチャットをいっぱい拾ってくれたしライブメンバー全員勢揃いしているとても幸せな時間だった。西川さんのエンジニアリングも新鮮だった。

「映画フィッシュマンズ」もついに世界公開もありますとのことでそれに先駆けて国内で英語字幕での上映もあるのこと。下北沢に出来る新しいミニシアターらしい。海外ファンに向けて「海外での上映ありそうですよ!」と拙い英語でチャットに書いたらリアクションあったし欣ちゃんと郁子さんがちゃんと拾ってくれて嬉しかった。

そして発表された久しぶりのライブ、リキッドルーム2DAYSだけどチケット取れる気がしない。フィッシュマンズのライブ生で見たいものだ。

ライブのハカセのキーボードも安心するなあ。KODAMAさんバンドでも使っていたスピーカーのついたいい音のする白っぽいキーボード、ハカセに以前聞いてみたら「ハモンドで出だしている子供用のキーボードですよ」って言っていた。なんてモデルだろ。ダーツさん小暮氏のギター部のコンビネーションも最高で佐藤くんの楽曲を新たに盛り上げてくれる。すでに2022年のフィッシュマンズになっていた。

そして個人的な今日のハイライトは前半のハカセへの質問コーナーにあった

みなさんに質問です。
これぞ「柏原譲のベース」と思う曲・演奏(ライブ)を教えてください!
と言う質問。それに対して

ハカセ「俺に言わせればすべて」
欣「おー、カッコいい」
ハカセ「あれは真似ができない。誰にも真似ができない世界」
欣一「痺れた。僕は答えなくていいです。今の回答がすべてだと思います。One and Onlyだね、本当に。世界に誇るというか」と言う言葉に自分も痺れた。

ハカセと譲君のミュージシャンとしての相互信頼感が30年前の山中湖レコーディングの時から全く変わっていない。フィッシュマンズの音楽の絶対的な特徴として佐藤くんの楽曲、メロディ、ヴォーカル、歌詞が大前提でありながら柏原譲の弾くベースラインとベース音そのものが30年経っても変わらない世界唯一の音楽を作り上げたと自分は思っている。ハカセの言葉はそれを証明してくれたと思い今日は泣きそうになった。その理由に関してはまたいずれ時間のあるときに書こう。

このフィッシュマンズのYoutube配信はしばらくアーカイブ残るみたいなので未見のかたはぜひ!


最後まで読んでいただいたありがとうございました。個人的な昔話ばかりで恐縮ですが楽しんでいただけたら幸いです。記事を気に入っていただけたら「スキ」を押していただけるととても励みになります!