Inside HorliX/Horos
2023 上半期アップデートでわかったことなど。
データベースの構造
『HorliX/Horos/OsiriX のデータベースの構造』など参照。
DicomImage クラスのリネーム
上の記事でも触れたが、dicom 関連を扱うソフトは大抵の場合、
Patient-Study-Series-Image(s)
という階層構造を持っている。
HorliX/Horos/OsiriX(Open Source version)の場合、PACS というよりはビューアとして供される場合が多いので、UI を反映してか
Album-Study-Series-Image(s)
になっている。
このうちデータベース上の Image テーブルに対応しているのが、DicomImage クラスだ。
しかし、HorliX のライブラリとして使われている DCMTK にも DicomImage という同名のクラスがある。
通常の C++ プロジェクトであれば、名前空間を用いることで両者の区別はつく。しかし、HorliX/Horos は Objective-C で書かれているが、Objective-C には名前空間の概念はない。
今後のことを考えるとクラス名の衝突を避けるためにアプリの側の DicomImage クラスをリネームした方がいい。
少々迷ったが、DicomImage → PHDicomImage とリネームした。
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