北総の小江戸 佐原
2024年2月3日
今年の冬は暖冬のおかげで暖かい日も多く、この日は風も弱くて冬とは思えないツーリング日和。
首都圏の近場のツーリングコースとして人気がある千葉県の佐原まで出かけることにしました。
佐原は川沿いに古い街並みが残っているので川越と同じように小江戸と呼ばれていますが、このような地域は全国にあって、どこも今や観光資源として貴重な存在になっています。高度経済成長やバブル期などに日本中で街の開発が進められ、今やどこの地方都市に行っても個性がなく同じ風景。このような古い街並みが残せた地域は少ないですが大切にしていただきたいと思います。
外環道から常磐道の柏ICで降りて国道6号を北上すると利根川を渡る直前に「利根・水郷ライン」の入り口があります。
利根・水郷ラインは利根川の土手に沿って銚子まで続く道で、土手の上ではなく横を走る感じなので眺望は良くないですが、信号が少なく走りやすい道です。
あっという間に佐原に到着し、お腹が空いたのでお昼ごはんをいただきます。川沿いには沢山のおしゃれなカフェや老舗の鰻屋など多数あり、選択に迷います。また、週末なのにそれほど混在しておらず、家から近い川越との混雑は凄いことになっていますが、とても落ち着いが雰囲気です。
お昼ごはんは「Noodles Labo 香蕎庵」のラーメンをいただきました。
和風のスッキリした出汁は好みの味でとても美味しかったです。
食後は「珈琲玉澤」でコーヒーとお菓子をいただきました。
とてもおしゃれな店内で珈琲豆は自家焙煎されていてとてもフレッシュで美味しかったです。
佐原のいいところは川沿いの道がオートバイで走れるので、古い街並みをバックにした撮影が可能です。
古い街並みが続く距離はそんなに長くないですが、タイムスリップしたような雰囲気に浸れました。
伊能忠敬の生家もここの川沿いにあり記念館になっています。
佐原の近くには有名な神社「香取神宮」があるので寄り道してみます。
とても賑わっていました。
帰りには佐原の少し手前にある「道の駅 発酵の里こうざき」に立ち寄ります。神崎町は酒蔵や醤油蔵が多く、発酵の町として盛り上げているようです。道の駅の売店には酒、醤油、麹など発酵関連の食品が沢山並べられています。
昔ながらの製法での酒造りで有名な「寺田本家」のお酒を自分用の土産に購入しました。
帰りは最近繋がった圏央道の神崎ICから高速道路で帰ることができます。
前から一度来てみたかった佐原の街は静かで雰囲気も良くてとてもいいところでした。
ゲストハウスもあるようなので、今度泊まりでゆっくりしてみてもいいかと思いました。
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