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Blender 012 合成するときのコツ
前回、「うまくいきません」と書いたことについて、NoriNoriさんと、Sahara さんと、wanchan さんに教えていただきました(3人ともホントに御親切で感謝申し上げます)。以下、私自身でやってみたことをメモしておきます。
ふたつの UV球を用意する
![](https://assets.st-note.com/img/1643289219950-dGhb4dri0s.png)
以下のように、ふたつの UV 球を用意します。向きを合わせておいて、合成したときになるべく自然になるようにしておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1643288640470-7Ylasi0Wau.png?width=800)
これを dae ファイルにして、SecondLife に読み込むと、次のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643288706043-MmjkNgd6sk.png)
もともと、別々の UV球なので、色を変えておきます。
スムースシェード
![](https://assets.st-note.com/img/1643289241132-jiulgMIjSL.png)
上の状態ではゴツゴツした感じなので、右クリックしてスムースシェードします。
![](https://assets.st-note.com/img/1643289302723-TsTMZqdxIG.png?width=800)
この状態で、セカンドライフにアップロードすると、こうなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643289361426-yYOF8sHW0T.png)
ふたつの球の境界部分はとてもなめらかで、スッキリしています。
ブーリアン合成する
![](https://assets.st-note.com/img/1643289423946-U2unFTSudp.png)
ふたつの球のうちの片方を選択し、他方をブーリアン合成します。
![](https://assets.st-note.com/img/1643289651608-uUAsmyWXIF.png?width=800)
全体でひとつのオブジェクトになるので、セカンドライフにアップロードすると、単色になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643289731861-3fF9869m05.png)
スムースシェード失敗
![](https://assets.st-note.com/img/1643289828801-eSZoynIAJo.png)
この状態でスムースシェードすると、境界の部分がギザギザになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643289844942-BvivyMxJKL.png?width=800)
セカンドライフにアップロードしても、ギザギザが残っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1643289940769-dyggbxnRTA.png)
「自動スムース」を設定
![](https://assets.st-note.com/img/1643290459227-PZircLIRlA.png)
右側の「オブジェクトデータプロパティ」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1643290363892-3Z0dr48YNB.png)
ノーマルの、「自動スムース」にチェックを入れます。角度は、初期値の 30度のままにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1643290404813-c3QL2FLqsF.png?width=800)
すると、境界部分がなめらかになりました。セカンドライフにアップロードすると、このようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643290570514-M6srpQFsmE.png)
法線ベクトル、法線データをリセット
![](https://assets.st-note.com/img/1643290698739-HGApAfgYWV.png)
オブジェクトモードから編集モードに変更し、「メッシュ」、「ノーマル」、「ベクトルをリセット」とします。
![](https://assets.st-note.com/img/1643290807151-V03MUtLfsU.png?width=800)
さらに、右側の「オブジェクトデータプロパティ」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1643290363892-3Z0dr48YNB.png)
形状データで、「カスタム分割法線データをクリア」します
![](https://assets.st-note.com/img/1643291485538-AVz7avg6vO.png?width=800)
セカンドライフにアップすると、こうなります
![](https://assets.st-note.com/img/1643291591110-hfs3op9KUV.png)
オブジェクトが3つの場合
![](https://assets.st-note.com/img/1643291617443-q5UCSv4470.png)
オブジェクトが2つなら、辺と辺を平行にできますが、オブジェクトが3つ以上になると、交わり方が複雑になります。具体的には、次のような場合です。
![](https://assets.st-note.com/img/1643291697761-1bQfmgDwCW.png?width=800)
まんなかに、3番目の小さな球があります。この状態のまま、アップするとこうなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643292556641-36uBQAXklm.png)
スムースシェードその2
![](https://assets.st-note.com/img/1643292976694-PJLrDQ7KTq.png)
3つの球を合成せずにスムースシェードします。
![](https://assets.st-note.com/img/1643292984508-nbGmgQ0ry0.png?width=800)
この状態で、アップロードすれば、当然、なめらかになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643293046229-8i6b8U4yaJ.png)
3つの球をブーリアン合成する
![](https://assets.st-note.com/img/1643293079744-u6RGxypR5G.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1643293254250-fsGCNFECvi.png?width=800)
3つの球のうち、2つをコレクションに入れます。ブーリアン合成するときに、演算対象をコレクションにすると、複数のオブジェクトを一度に合成することができます。
このようにして合成したオブジェクトをアップすると、次のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643294194672-OeSP6Sr1M0.png)
自動スムース、法線リセット
![](https://assets.st-note.com/img/1643294357760-v6e5fL87Mf.png)
上で実施したことをここでも実施してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1643294484064-8zYZosRXRp.png?width=800)
この状態でセカンドライフにアップします。
![](https://assets.st-note.com/img/1643294758966-G6AU92Rqt1.png)
これなら、おおむね満足できると思います。
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