【文房具は】おすすめの手帳ご紹介【いいぞ】
こんばんは。
注文していた来年の手帳が届いてテンションが上がったので、今日はその事について書いてみようと思います。
自分は文房具というものが好きで、時々文房具屋さんに行ってゆっくりと店内を一周して楽しんだり、ネットで文房具情報を読んでにやにやしたりしています。
文房具は直接的に日常に役に立つものが多く、またひとつひとつの値段もそこまで高くないものが大多数なので、色々な方におすすめしやすい趣味の一つだと思っています。
皆様、手帳は紙派ですか、それともデジタル派でしょうか?紙派の方は毎年どのタイミングで取り替えていますか?
自分は紙の手帳派です。というのも、最近までタブレット端末を持っておらず、スマホの画面サイズで一週間分の予定を一覧しようとすると画面が小さくて文字が読みづらい(というか小さすぎて読めない)ためでした。
そして切り替えタイミングは、一般的には年度の変わる4月という方が多いのかな、と思うのですが、自分は年の変わり目、1月から新しいものを使うのが習慣化しています。
というのも、新しい年度が始まるとばたばたして色々なことに戸惑いやすく、新しい手帳を使いこなすということに神経を割きたくないためというのが大きいです。それよりは1月から新しいものを使っておいて、すっかり慣れた4月に新年度が来た方が安心して予定管理に集中できます。
また、新年になるにあたってまっさらな手帳を使い始めることで、新しくまた始めるぞ!という気持ちを持ちやすい、というのもあるのかなと思います。
そんなわけで毎年この時期になると来年の手帳を買わなきゃ・・・と大きな文房具屋さんに行って探していたのですが、例年なかなか全ての希望に合うものが見つからず難儀していました。
しかし去年末、遂に全ての希望に応えてくれる、理想の手帳と呼べるものに出会ってしまいました。それも、都内ではなくて地元静岡の文房具屋さんで・・・
こちらの「ink」さんは静岡県清水町の卸売団地内にある大きな文房具屋さんで、メジャーなものから見かけることの少ないものまで、幅広い品揃えが大変魅力的です。見て回るだけでも楽しくて、つい長居してしまうんです。
手帳の話に戻りまして、自分が手帳に求める条件を挙げてみます。
・A5前後のサイズである
弱視の関係もあり、少し大きめで、でも鞄に入れやすいA5サイズくらいが自分には理想です。また、クラシック音楽の演奏会のチラシはA4サイズが多く、人から頂いたチラシ、どなたかに差し上げるチラシを入れるにも、2つ折り・3つ折りではさんでおけるA5(以上)のサイズが便利です。演奏会のチケットもすっぽり。
・1ページ1週間、かつ1日が縦長の構成である
いわゆる「週間バーチカル(バーティカル)タイプ」というものです。1日分のスペースが縦に長く、それが1週間分左から右へ並んでいます。1日の中は横線で時間ごとに区切られていて、時間ごとの予定管理に特化しています。
自分は本業である音楽(演奏会・それに向けたリハーサルや練習・レッスン・ワークショップ・演奏会を聴きに行く、など)とアルバイト(多いときは3種類ほど)、そしてそれ以外にもアルビノ当事者としての活動などを並行してやっているので、1日に予定が複数、それも毎週決まった時間のもの、不定期なものが入り乱れていることが珍しくありません。
多い時には授業・ミーティング・イベント・飲み会が同じ日に重なって、1日の予定が5個、なんてこともありました。
ですので、不定期かつ所要時間もまちまちな予定を記入し、新たな予定の調整をするときにどこにどれくらい空き時間があるのか?ということが一目でわかる、週間バーチカルタイプがありがたいのです。
・土日と平日が同じ広さである
上に書いた週間バーチカルタイプのものは、平日のスペースに対して土日のスペースが半分、など狭いものが多いです。ですが、音楽の予定というのはお客様の余暇となる土日にこそ入りやすく、土日のスペースが平日と同じだけないと困ります。
・1日毎のスペースの中にフリースペースがある
週間バーチカルタイプの手帳の中でも、1日のスペースに日付と記念日の名前、曜日などの情報と時間を表す線「だけ」があるものと、それに加えて「時間と関係のないフリースペース」があるものがあります。
このフリースペースには、その日の持ち物や1日がかりの予定のタイトル(例「○○の演奏会本番」「帰省」)などを書くことができます。
・「今現在のページ」を一発で開ける
これは栞紐を使えばいいのかもしれませんが、手帳の中にはページの下の外側の角部分に切り取り線が入っているタイプがあります。終わった週のページのその部分を切り取ることで「まだ切り取られていないページ」と「終わった週のページ」で段差ができ、そこに指をかければ一瞬で「今週」のページを開くことができます。
この機能に慣れてしまうと便利すぎて、切り取り線のついていない手帳を使いたくなくなってしまいました。
このような条件を全て満たしてくれる、自分の理想の手帳が・・・
こちら!
シヤチハタの「オピニ」というシリーズのスケジュールノート。
昨年末に出会い、今年一年使ってみて大変使いやすかったのですが、来年も同じものを使いたい!と思ってはじめてどこのなんという手帳なのか知りました。
今年は情勢的に年末年始に帰省できるかどうかわからないので、ネットで買えないかなあ・・・と探したら普通に売っていましたので注文。
まだ何も書き込んでいないので、せっかくなので中の写真を数枚撮ってみました。ご紹介します。
まずは表紙から。このサイズだとカバーの色が4種類あるのですが、今年と同じ色をチョイス。とてもシンプルですがおしゃれでちょっと高級感もありますね。
カバーは硬すぎず、しかし予定を書き込むのに必要なだけのしっかりとした支えはあります。手で持つとすっと吸い付くようで、つるつる滑って困ることもありません。
自分はいわゆる女子っぽい、可愛さやポップさのあるデザインよりは、ユニセックスでシンプル、シックなものが好きなので、こういったデザインは大変嬉しいです。カバーは変えられるとはいえ、もともとのものが使いやすければそれに越したことはないですよね。
最初の見開きページは2年分のカレンダー。演奏会の予定などは1年以上先のものが入ることもままあるので、次の年の分まであるのが嬉しいです。
1つめくると「自分コントロール」というユニークな名前のページ。1年分の日付つきのマス目が並んでいます。「ここが本番だからこれくらい前にこういう準備を始めよう」など長期的な計画を考えるのに便利です。また逆に、何か記録に使うのも良さそうですね。
もう一つめくると、見開きで1ヶ月の見慣れたページが2020年の11月から2021年の12ヶ月分、計14ヶ月分続いています。
その次からがお待ちかねの週間バーチカルタイプのページ。お昼12時が太線になっていて、午前と午後を見分けやすいのも魅力。ここに日々の予定を書き込みます。
同じ週間バーチカルタイプでも、時間の区切りが朝の9時頃から19時頃までしかないものもありますが、この手帳は6時から21時と幅広く作られています。朝の7時からスタジオをとって発声練習をしたり、リハーサルやオンラインミーティングが22時代に及んだりということもあるので、これも嬉しいポイント。
「伴奏合わせ(ピアノ伴奏での本番に向けて、ソリストと伴奏ピアニストで集まって様々なすり合わせ・確認・練習をすること)/ミーティングをしたいんだけどどこかで1時間半だけ時間とれない?」といったような短時間の予定が大量に発生しがちな仕事なので、そういう時には予定と予定の間でスペースが空いているところを探して予定を組んでいきます。
また、それぞれの日の下の部分にチェックボックスつきのスペースがあり、ToDoリストとして使うことができます。
1週間毎のページが終わると今度は白紙のメモスペースが12ページ(見開き6ページ)あります。使い方は無限大。
次にあるのが「さすが働く女性の声から生まれたシリーズ!」と思わされる「健康管理」ページ。生理周期の把握や記録だけでなく、運動・服薬・生活週間の把握や見直しなどなど、色々な使い方ができそうです。
右下には便利な年齢早見表も。
主要都市の鉄道路線図をはさんで、こちらが最後のページ。個人情報を書き込めます。
裏表紙から1つめくったところ。ペンホルダーとカードサイズのものを入れられるスリットがついています。
というわけで今回は自分の推し手帳であるシヤチハタの『オピニ』シリーズ スケジュールノートをご紹介しました。まとめると
・不定期・定期含め1日にいくつもの予定が入りやすい
・1週間単位で予定を一覧化したい
・土日にも仕事などの予定が入りやすい
・1つ1つの予定に要する時間が短いものから長いものまでまちまち
といったような方には特におすすめかな、と思います。
また、働く女性の声から生まれたシリーズではありますが、性別を問わず使いやすい手帳になっているのではないかと思います。カバーに関してはA5の手帳用のものであれば付け替えてしまうのもアリですね。
こうやって「どうして気に入っているのか」「どんなものが欲しいのか」という分析をしてみると、手帳というのはその人の働き方や性格、予定や時間に関する把握の仕方などと深く関わっているものだなあと改めて実感しました。
個人的にはつい先日IPadを使い始めたので、来年はデジタルのスケジュール管理手段も使ってみて、自分に合うものがあれば移行するのも手かも?とは思います。ただ、どうしても電源問題・持ち運びやすさ・即応性を考えると、紙の手帳有利かな・・・?とも思ったり。
自己紹介記事に盛り込み忘れていましたが、こういった文房具やデジタル機器・周辺機器も結構好きなので今後そういったものについても書いていこうかと。
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