深刻な教員不足に向けての動きについて
文科省は、2022年4月の始業時に全国の公立学校で2558人の「教師不足」があったことを発表した。
また、メディアでは教師の過重労働が大々的に取り上げられ、今でも学校現場の労働状況が問題視されている。
こどもの教育に関連する仕事をしたことがある人なら分かるが、やはりこども達の指導というのは精神的に負荷がかかってしまうものである。
地方の学校では素行の悪い子もいるのは事実であり、その子の問題対応に当たらないといけない教師も中にはいる。
小学校は1クラス35人に引き下げられたが、それでも精神負荷はあまり変わらないと思う。
今後、日本社会では不況という波が顕著に家庭環境にあらわれ始め、経済的な余裕がなければ自分のこどもの教育を全て丸投げする親も出てくる。
日本の教育現場そのものを改善しなければ教師不足を完全には無くすことは難しだろう。
現在、オンラインタブレット?を活用したICT教育が主流に移行していき、恐らく、1クラス2〜3名で授業を回すことになると予想する。
私の考えでは、日本で一番上手いと称賛されている指導者の授業をオンラインで全校に発信すれば、疎な教育は統制されると思う。
また、学校の在り方としては、こども達がコミュニケーションを通じてより良い学校を作り上げていくのが理想的である。
教師としてはそれを優しく見守ってやり、間違っていることは間違っていると教えてあげて学校をより良い方向に導いていく。
例えば、全校生徒でお花を植え、花に囲まれた学校を創り上げるとか、経済に強い学校を創るなら、こども達でお店やさんごっこをさせてあげ、お金の正しい在り方について理解するとか。
少し絵空事のように感じますが、できなくはない、可能性はゼロではないです。
深刻な教員不足を解消するためには、教育現場(教師、こども、親御さん達含め)をストレスフリーの環境を作る。
私達で理想の教育現場を作るというのは難しくないと強く主張したい。
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