【デッキ紹介#1】『焔聖剣裁揮(エンセイケンサバキ)』
はじめに
皆さん、こんにちはー!
というよりほとんどの人が初めましてになりますよね、他称ファンデッカーの緋色々です。
始める以上、一つくらいは何かのデッキを上げないと三日坊主どころの騒ぎじゃないなと思ったのでしっかりと着手し始めました。偉いぞ私……
という訳でデッキ紹介は初投稿になります。どうかお手柔らかに…お手柔らかに……(´・ω:;.:...
あー、競技志向の方向けではないので予めご了承ください。
……さて、皆さんは「遊戯王の炎属性には二種類のモンスターがいる。守備力200か、それ以外だ」なんて話をご存知ですか?
この話をされたのもかなり昔の事ではありますが、守備力200の炎属性とそれ以外の炎属性ではサポートカードの質や量に天と地ほどの差がある事を言っているらしいです。正確には守備力200以下のサポートも混在しているのですが、まぁ面倒な話は置いておきましょう。
炎属性の話から始まったので皆さんはもうお分かりかもしれませんが、今回デッキの軸にしようと思ったカードは「それ以外の炎属性」に分類される《ラヴァルロード・ジャッジメント》です!!!
イラストが大変カッコいい
デッキレシピ
もはやラヴァルデッキではありませんが、これは《ラヴァルロード・ジャッジメント》のデッキですので特に問題ありません。
何がやりたい?
《ラヴァルロード・ジャッジメント》の効果を何度も狙いつつ、ビートダウンも交えて相手ライフを削り取りたいと考えていました。
しかし、このカードを使うには大きな課題がありました。
効果を発動しやすいように「ラヴァル」の枚数を増やす
↓
墓地を肥やす為の《炎熱伝導場》や膨大な墓地を活用できる《真炎の爆発》を採用したくなる
↓
《ラヴァルロード・ジャッジメント》が抜ける(!?)
そう、墓地に「ラヴァル」を要求しながら、【ラヴァル】デッキに寄せすぎると《真炎の爆発》にも対応しない最上級モンスターであるこのカードの採用理由がどんどん薄まっていくのです!!!
この2枚で連続シンクロに繋げた方が強い……
その為、このデッキは「ラヴァル」を用いたデッキでありながら、デッキの「ラヴァル」モンスターの数を可能な限り減らし、《炎熱伝導場》や《真炎の爆発》を採用しなくてもいい構築を目標としました。
そして、デッキの「ラヴァル」モンスターの削減に大きく貢献してくれたのが……
このモンスターです
君は《ラヴァルロード・ジャッジメント》を必要としてないかもだけど、
《ラヴァルロード・ジャッジメント》は君の効果を必要としてるから……
メインとなるカード
前置きが長くなりましたが、メインの動きには手札に《ラヴァル・キャノン》、EXデッキに《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》、墓地に《ラヴァルロード・ジャッジメント》の3枚が必要となります。
これらをどうやって用意するかは後述のコンボパーツの集め方にて紹介します。
メインとなるコンボ
1.まず《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を特殊召喚し、墓地の《ラヴァルロード・ジャッジメント》を対象に①の効果を発動し、そのまま《ラヴァルロード・ジャッジメント》を除外してコピーした効果を発動して1000ダメージを与えます。
2.続いて、《ラヴァル・キャノン》を召喚、その効果で除外された《ラヴァルロード・ジャッジメント》を特殊召喚します。《ラヴァル・キャノン》は《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》とリンク召喚の素材にするなどして墓地に送っておきましょう。
3.最後に帰還した《ラヴァルロード・ジャッジメント》の効果で墓地に送っておいた《ラヴァル・キャノン》を除外して効果を発動、追加で1000ダメージを与えられます。
この動きなら、必要な「ラヴァル」をなんと2種類まで絞る事ができます! 凄い!
これを「焔聖騎士」や「魔術師」等の力を借りて実現・継続し、相手のライフを削っていくのがこのデッキの基本コンボとなります。
コンボパーツの集め方
《ラヴァルロード・ジャッジメント》、《ラヴァル・キャノン》
これらは炎属性・戦士族なので「焔聖騎士」や「焔聖剣」、《聖騎士の追想イゾルデ》などを活用して用意します。
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》
こちらは特殊召喚に闇属性Pモンスターを2体要求するので、「魔術師」関連のカードや《魔装戦士ドラゴノックス》を使って特殊召喚の素材を用意します。
このデッキの弱点と克服ギミック
さきほど紹介したメインとなるコンボですが、ダメージこそ与えられますが、最終的に《ラヴァルロード・ジャッジメント》は攻撃宣言できなくなってしまって相手モンスターに干渉できず、バトルをする意味が薄くなってしまいます。そうした弱点を克服できるモンスターをEXデッキに用意してあります。
こちらの盤面を一時的に増やせる《ヴァレルロード・ドラゴン》や引導火力と除去の2つの役割を持つ《トポロジック・ボマー・ドラゴン》、リンク先のモンスターの打点を得られる《アークロード・パラディオン》がそれに当たります。
特に、《アークロード・パラディオン》は攻撃力を大幅に上げられますが、自身のリンク先のモンスターは攻撃できないというデメリットがありますので、《ラヴァルロード・ジャッジメント》をリンク先に置いておけばデメリットを共有しつつ、高い攻撃力だけを活かせて強力です。
先ほどの動きからこのフィールドを用意するのは難しそうに見えますが、特殊召喚が容易な《焔聖騎士-リナルド》や《焔聖騎士-アストルフォ》、ペンデュラム召喚を活用する事で狙える機会はかなり多いです。
その他の採用カード
《イグナイト・マスケット》、《イグナイト・ドラグノフ》
「焔聖騎士」や「焔聖剣」に対応した炎属性・戦士族のPモンスターです。
困った時に欲しいカードではありますが、手札に持ってくる手段は非常に多いのでPスケールが揃うように1枚ずつ採用しています。
《クロノグラフ・マジシャン》
闇属性のPモンスターであり、手札から他の闇属性Pモンスターと一緒に特殊召喚できる可能性も持ち合わせた優秀なカードです。
小技として、《『焔聖剣-デュランダル』》が①の効果で破壊された場合にこのカードの効果を発動すると、《『焔聖剣-デュランダル』》でサーチしてきたカードをそのまま特殊召喚する事もできます。
《黒き森のウィッチ》
《黒牙の魔術師》や《魔装戦士ドラゴノックス》で再利用が利くので1枚だけ採用しています。
どうしても困った時に使いますが、正直なところそこまで活躍の機会は多くないです。
《増援》
直接コンボパーツの一部に触れる他、それらをサーチするカードにも触れる最強制限カードです。
《クロス・オーバー》
戦闘ダメージを与えられないデメリットがありますが、《ラヴァルロード・ジャッジメント》のデメリットと重複させる事で誤魔化します。
下級の戦士族しかいない状況で撃っても、最低限除去として機能するので2枚の採用です。
《やりすぎた埋葬》
手札の《ラヴァルロード・ジャッジメント》を捨てつつ、モンスターの展開に貢献してくれます。展開に貢献する装備魔法カードですが、必須枠でなく《焔聖騎士-リナルド》で回収も容易なので1枚だけ採用しています。
《破壊輪》
除去とバーンを兼ねる罠カードです。
エラッタにより相手ライフより攻撃力の高いモンスターを対象にできなくなったので、引導火力としての役割は期待できないですが、相手ターンに除去とバーンを両立できるカードなので2枚の採用です。
まとめ
というわけで、今回は「焔聖騎士」やPモンスターを交えた《ラヴァルロード・ジャッジメント》をメインに据えたデッキでしたっ!
構築中に思ったのは「ペンデュラムモンスター採用するとデッキ内のモンスターの比率上がるな……」という感じでした……! ペンデュラム難しい!
デッキ名は……某ライダーの聖剣っぽく【焔聖剣裁揮】みたいなの想像してます。字面はちょっと微妙ですかね、個性的なデッキ名考えるのも難しい。
おわりに
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
デッキ紹介の記事、様々なところで見かけますが文章量多いわ画像用意大変だわで皆さんよくポンポン上げられるな……という気持ちになりました。どしてあんなに分かりやすいものが書けるんだろうか。
初挑戦という事で拙い内容にはなりましたが、何かの構築の助けになったり、《ラヴァルロード・ジャッジメント》に可能性を感じてもらえれば幸いです!
それでは、また投稿できればお会いしましょうノシ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?