【胃がん日記】 day3 4/16 術後1週間半経過
熱が下がった!
術後の経過観察中、お腹の中で膿んだようだ。
術後1週間、そこがターニングポイントで
それまでに熱や何かしらの症状が出ないと
1週間と少しで退院できる、らしい。
が、今回のように、熱が出てしまうと長引く。
術後に手術で開けた穴に大きなスポイトの
ようなものが挿入され、ずっと吸引されていて
内部から出た余分な体液を回収してくれる。
その体液が鮮赤から黒褐色に変色しだし発熱。
38度台を2日程味わった。
熱と同時に痛みが出てきて解熱鎮痛剤で対処
歩く気力もなかったが食事だけは食べられた。
合間、合間に血液検査と抗生剤の点滴
解熱鎮痛剤とアイスノンを併用し安静をとる。
そんなこんなで二、三日が過ぎた。
練習の甲斐あって?
胃がん発覚後すぐに始めたのは、食べ方の変更。
#よく噛む これに尽きる。1ヶ月は練習した。
それと、一口一口の間隔を少しずつ開ける。
胃が小さくなり、貯める場所がないので
詰まったり、一気に消化しようとしたりで
体に不調が起こる。そうしないための練習。
実際、手術終わってからは食べてみないと
わからないのでびびっていた。
さて、食事が始まってからはというと
めっちゃ食べられる。
胃がんの術後怖いのは
ダンピング症状と腸閉塞の二つだ。
ダンピング防止の為、めっちゃよく噛む!
一口30回が目安らしい。
が、いちいち数えてられないので
固形ではなくなる、くらいまで噛む。
そして、その"一口"もいつもの1/4程度だ。
5/6程度胃が無くなった、のにほぼ完食している。
最初はお湯のような物から食べ始め
段々と形ある食事に患者の食事量に応じて変化。
そして、量は少ないものの硬さも平常になった。
現在ではご飯200g⇨150gになっただけで
それ以外は通常病院食。1日3食ほぼ完食(笑)
もちろんずっと噛んで30分位の時間をかける。
昨日栄養士さんと術後の面談があったが
栄養士さんとこんなやりとりをした。
年齢的に若いからでしょう。と
年齢を重ねてからの胃がん(や大きな病気)は
色々キツくなるのだと思った。
(もちろんならないに越したことはないが)
体重も下げ止まってきたので少し安心。
タイムリミット
点滴の針は感染症やその他のリスクのため
刺してから1週間したら別の場所に移動を
しなくてはならないらしい。
1週間使った点滴の場所をサヨナラして
新たな血管探しをする。
地黒でアトピーがあり両腕剛毛なので
いつも血管が見つかりにくい(涙)
100戦練磨の看護師さんも苦戦する相手だ。
今回もたくさんの明かりをつけ右腕、左腕と
血管を探してもらうが見つからない。
その結果...
両腕バリカンで全剃り(笑)
2度程針を刺してトライするも失敗。
結局手首の辺りでゴールした。
もう退院まで交換は起こらないと切に願う。
解放!
24/7の点滴から解放された!
歩く時にアイツを連れて歩かなくていい。
風呂の時に袋かけたりして便利な部分もあったが
やはりない方が歩きやすくてとても楽だ。
後、体についているものは点滴の針と
お腹の管だけだ。その管もそろそろ終わりが
見えてきて欲しい。
退院日気がかりなのは...
ファミペイでもらったピールの
#無料クーポン の使用期限だ。
どうせもらってもすぐには飲めないのだが
楽しみがあったほうがいい。
ここまで入院が伸びると思ってなかったので
退院時もらって帰ろう!そればかり考えていた。
月曜にお腹の管の検査があるようなので
今回は諦めることになるのかもしれない。
早くて来週末かも?と主治医の言葉も頂いた。
後から入院してきた人が先に退院していく
が、焦って退院し、悪化して救急車で
再入院にならないよう気長に待ちたいと思う。
頂いたサポートは、治療費や栄養補給に 当てさせていただきます。