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すごい!!

今回は、楽器に関するお話です。


2021年4月9日に発売開始となるヤナギサワ新商品の
Yany Boo Star」を試奏させてもらいました。
今まで、いろいろなネックスクリューを付けて来ました。
Buzz、Meridian Winds、など試して来ました。
ネックから本体への振動の伝達ロスが減り、また程よい抵抗感が行きの通りがスムースになり、とてもストレスなく吹けていました。
(ちなみに、サムフックのネジもBuzzにしています。)
試奏してもらえませんか?と言う事で半信半疑で付けてみる事にしました。

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Yany Boo Starは3つのパーツで構成されていて、手前が本体、その後ろが重たいジョイントパーツ、奥が軽いジョイントパーツです。
本体だけ、本体+軽ジョイント、本体+重ジョイントと3つのバリエーションがあります。
そして左から、何もしていないアンプレート、中央が金メッキ、右がピンクギールドメッキです。

アンプレート
一番最初に試したのはアンプレート(メッキなし)です。
これは、僕とっては全然でした。
本体+重ジョイントでも全然詰まる感じは拭えませんでした。
僕の持っているアクセル(この表現が合っているかわかりませんが音量のダイナミックレンジに対する息の流れです。)に対して、40%付近で尻カッチンになってしましました。
変な抵抗感が生まれ、コンプがかかったような音になってしましました。

でも、初心者の方や、息の量が少ない人には向いているかもしれません。
少し息を少なめ(この表現も合っているのかどうかわかりませんが)で吹いてみたらいい感じでした。
何か、吹いていて音が抑えこまれた、なんか目の間に薄い膜を張られたような(これも合ってんのかなぁ・・・)感じの人は一度試してみてはどうでしょうか?

金メッキ
次に試したのは金メッキです。
音色が一気に明るくなりました。
それと同時にいい抵抗感が生まれ「おっ!」と思ったのですが、やはり詰まる感じは拭えませんでした。
フルスロットルになると明るさがより下品になり、コントロールしにくくなりました。

でも、すこし軽い目の楽器を吹いてはる方とかないいのではないでしょうか。
金メッキの持ってる適度な抵抗感は楽器本体に振動をしっかり伝えれると思います。
そして、なぜか!アンプレートより指が動かしやすかったです。
吹くストレスが少なくなり、上半身がリラックスしたからなのか、音の粒立ちもよく、ええとこの炒飯みたいにパラパラに速いパッセージが聞こえました。
ラバーのマウスピースをお持ちの方で、メタルのマウスピースとかを検討してはる方は、その前に今のセッティングでもネックスクリューで激変するように思います。

ピンクゴールドメッキ
最後にこのピンクゴールドメッキを吹きました。
ピンクゴールドは金と銅の合金です。
吹いてみたら・・・・・・
一気に爽快感と共にストレスなく僕のアクセルに反応してくれました!
すごい!!!!
速いパッセージを大小のダイナミックレンジで。
ロングトーンを大小のダイナックレンジで。
クレッシェンド、デクレッシェンドしながら吹いたりしても即効反応してくれます。
オーバートーンやフラジオのあたるツボ、マルチフォニック(重音)のツボが安定していて吹きやすかったです!
そして!
今、ヴァンドレンの青箱3番を使っていますが、3半でもいけるんちゃうか!て言うくらいリードが軽くなりました。
僕は、ピンクゴールドプレートの本体+重ジョイントが一番でした。

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いままでのよりも音の抜け方が全然違いました!

ソプラノでも試奏させてもらいましたが同じくピンクゴールドメッキの本体+重ジョイントが一番でした。
そして、いつもならカーブドネックを使っているのですが、ストレートネックでも十分豊かな音が鳴る事がわかりました。
ソプラノは、セルマーのスーパーセッションの「I」にV12の2半ですが、リガチャーを「Yany SIXS」にしてみたら・・・・・
今までの悩みは何やってん!!!!
ってなりました。

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少し乱暴な言い方かもしれませんが、音色を構成する為に必要な波形や圧力はネックまで(High F#キーまで)で決まるように思います。
なので、このネックスクリューは演奏の手伝いをしてくれる素晴らしいツールだと思いました。
そして、またこれも乱暴な言い方かもしれませんが、音色はイメージから来る事の方が多いと思います。
「このマウスピースだからこんな音」「これはジャズ向き・クラシック向き」とかではなく、プレイヤーのイメージが音色を作っているのだと信じています。
そのイメージに近づく為に練習するのですが、このネックスクリューはそのサポートをしてくれているように思いました。

サックスが生まれてほんの100年ほど。
まだまだ改良の余地のあるサックスです。
そんな中で、今回はとてもいい経験をさせていただきました。

2021年4月9日発売開始しましたら、是非お試しあれ!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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MITSUHIRO

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1973年8月13日、大阪生まれ。幼少の頃より父の影響で洋楽を聴くようになり、高校時代より、立命館大学のビックバンドメンバーとして参加。大阪音楽大学を経て、国内外ミュージシャンとのセッションを経験して現在に至る。