(1)現状のリヴァプールと今後
はじめに
はじめまして!僕はサッカーが好きで特にリヴァプールのファンをしている普通の大学生です。サッカーが好きと言っても見る専です。やったことなんてほとんどない上、高校に入るまで日本代表の試合すらまともに見ないほど、昔はサッカーに対する興味は希薄でした。
そんな僕がサッカー好きの友達(シティズン)に誘われて初めて見た試合は21/22シーズン7節のリヴァプール-マンチェスターシティでした。全然知識がなく、最初は戦術はもちろん選手もチームもよく知らないみたいな状態で見始めましたが、今まで見たことある試合とは比べ物にならないほどレベルが高いのだけはわかりました。特にサラーが決めた得点には鳥肌が立ちました。「なんだこのモジャモジャ、うますぎだろ!」と思わず叫んじゃいました笑。その後も素晴らしいプレーの応酬が続き、試合が終わった時の疲労感は半端なかったです。
この試合を初めて見たことは、今考えるととても貴重な経験だったと思っています。世界最高峰の試合を最初から見ることができた僕は無事サッカーという沼にズッポリハマっています。
今後もサッカーにハマり続け、そしていろんな人にこの最高のスポーツの良さを知ってもらえる助けがしたいです。これから素人なりに、ゆるゆる不定期で更新しようと思ってます。また、このブログの僕の意見はにわかの1発言だと思って軽く聞き流していただけるとありがたいです。また、逆に色々教えていただけるとめちゃくちゃありがたいです!
それでは、ヨロシク!
1:リヴァプールの現状と課題点
①データで見るリヴァプールの課題
さて、長々と自分語りをしてきましたが、ここからはリヴァプールの現状をデータで見ていきましょう。
まずはこのデータをみてください。なんのデータでしょう?
このデータは23/24シーズン33節リヴァプール-クリスタルパレスの両チ―ムのスタッツです。その中でも特に注目してほしいのが、ゴール期待値とビッグチャンス数です。この試合のゴール期待値は2.81で、これは少なくとも2点は入ってたよということを指します。ビッグチャンス数も見てみると4回となっており、これらの数字と実際の得点数を比較すると、今のリヴァプールに明らかに足りていないものは「決定力」だといえます。僕もこの試合をライブで見ていたのですが、大チャンスを何回も外すのを見ていると、ため息が止まりませんでした‐_‐
この試合以外でもリヴァプールの決定力はかなり低下しており、32節のマンチェスターユナイテッド戦でも、相手の3倍以上の28本ものシュートを打つも2-2 の引き分けで終わるなどしています。
②前線の得点力
ここ最近のリヴァプールの得点力が落ちてきていることの原因をもう少し深堀したいと思います。
まず、前線の選手の得点状況についてみていこうと思います。
・サラー(24G13A)
リヴァプールのエースで世界最高峰のRWであるモハメド・サラーは今季24ゴール13アシストを決めています。キレキレのドリブルと圧倒的なスピード・さすがの得点力が分かる数字になっています。ゴール+アシスト数だと現状プレミアリーグでは3位に入っています。近年は、自身のゴールだけではなく味方へのパスでも才能を発揮しています。
一方で、ここ最近のサラーはオープンプレイからの得点が30節ブライトン戦で得点してから公式戦5試合連続で得点を決めていません。
・ヌニェス(18gG13A)
今年からリヴァプールの”9番”を引き継いだダルウィン・ヌニェスは積極的過ぎてオフサイドを連発するほどの高い裏への抜け出しの意識と野性味あふれるフィジカル・スピード、それに加えて簡単なシュートは決めないのに難易度が高いシュートを決めるシュート精度を持っています。よくネタにはされますが、昨季と比べて今季のヌニェスはゴール・アシストともにプレミアリーグでも高いレベルを持っており現状、ゴール+アシストランキングでは10位に入っています。
しかし、32節のマンチェスターユナイテッド戦でアシストをしてから3試合ゴールに絡んでいません。
・ディアス(13G4A )
キレキレのドリブルとスピードで大量のチャンスを創生するルイス・ディアスは昨季けがにより風なシーズンを過ごしたものの、今季は1節のチェルシー戦で早速点を決めるなど好調なシーズンを送っています。僕が一番驚いたのは、28節マンチェスターシティ戦でロドリとカイル・ウォーカーを翻弄したドリブルです。この試合を見て僕はルイス・ディアスがめちゃめちゃ好きになりました^_^
ここ3試合ゴールを決めれてないのはプレースタイル的に数字に直結しにくい面もありますが、決めるべき時は決めてほしいと思っています。
他にも、コーディー・ガクポやディオゴ・ジョタなどに加えて、中盤のドミニク・ソボスライなど、高い得点能力を誇る選手が非常に多く在籍していますが、いずれもここ3~5試合で一気に調子を落としているように感じられます。
2:得点力を向上させるには
現状、前線の選手たちはヨーロッパリーグ準々決勝1stレグのアタランタ戦から得点力に大幅な低下がみられており、これを解決しない限りプレミアリーグ優勝の夢が叶うことは非常に難しくなるでしょう。
①戦術面
現状戦術を大きく変える必要はないと考えています。なぜなら、得点を決めることができていないだけで、大体の試合でチャンス自体は多く作ることができているからです。
②選手の起用
選手の起用については多少変えてもいいと僕は考えています。今のままでも十分にチャンスは作れているので変える必要もないっちゃないとは思いますが、今の良くないリズムを変えるためにもいったん変えてみるのもいいと思います。
具体的にどこを変えるかというと、CFに配置されているダルウィン・ヌニェスとディオゴ・ジョタです。ジョタは今季ケガで欠場していた時期もありましたが、 90分当たりのゴール数ではチームの中で1位です。
このデータからわかるように、ジョタとサラーは2試合に必ず1点はとる計算
になっています。ヌニェスも2試合に1点はとれる計算ですが、数値上ではジョタのほうに変えてみるのもありだと思います。
それに加えて、ジョタは非常に味方との連携が上手で気が効く選手で、他にも非常に高い推進力を持っていたりオフザボールの時のディフェンダーとの駆け引きも上手です。
このような点からジョタを起用するべきだと考えます。
さいごに
今回、人生で初めてブログを書いてみました。人に自分が好きなことや物を伝える為にどういう工夫をするべきか考えることの難しさと楽しさを感じることができました。これからも不定期で、リヴァプールについて軽く語りたいと思っています。これを書いているのは、4月21日の22時です。翌日の0時15分からはフラム戦が待っています。綺麗な勝ち方なんて望まないからとりあえず勝ってほしい。YNWA !
用語解説
①リーグ・クラブ
<プレミアリーグ>…イングランドのサッカー1部リーグで世界で最も人気の
高く、12億人以上に視聴されている。
・リヴァプールFC…イングランドのリヴァプール(ビートルズなどで有名)
をホームタウンとするクラブ。日本代表キャプテン遠藤航が所属。愛称
はレッズ。
・マンチェスターシティFC…イングランドのマンチェスターに本拠地を置く
クラブ。昨年プレミアリーグ・FAカップ・チャンピオンズリーグの三冠を
成し遂げた。愛称はシティズンズ。
・マンチェスターユナイテッドFC …マンチェスターをホームタウンにするも
う1つのクラブ。愛称はレッドデビルズ。
・ブライトンアンドホーヴアルビオンFC…イングランドのブライトンアンド
ホーヴを本拠地に置くクラブ。日本代表の三苫薫が所属。愛称はシーガー
ルズ。
<セリエA>…イタリアのプロサッカー1部リーグ
・アタランタBC …イタリアのベルガモを本拠地に置くサッカークラブ。
②スタッツ
…統計(statics)の略でチームや個人のプレー成績を表したもの
・ゴール期待値…あるシュートチャンスが得点に結びつく確率
③戦術
・裏への抜け出し…味方のパスに合わせて相手ディフェンスとオフサイドラインの裏に飛び出すもので成功すればビッグチャンスになる。
・オフザボール…プレイヤーがボールを持っていない
か、ボールに密接に関与していない局面
引用
・https://www.transfermarkt.jp/
・https://www.fotmob.com/ja
・
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