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『北九州市議会の闇』         IRで北九州市の景気が良くなると叫ぶ自民党重鎮『井上秀作市議』はまるで権力を握った『詐欺師』か?

カジノで景気を語る政治家はまるで権力を握った 『詐欺師』だ。  小林節慶應大名誉教授

刑法は賭博(つまり、お金をかけて偶然性が支配する勝負・半丁の世界)で行うことを犯罪だとしている。(185条)

それは、全ての人間は(なんの苦労もせず、偶然の勝ち負けで勝負をする・勝ちを期待する浅はかな心がなせる技である)が人間を廃人に転落させることは、全ての人々が理解している事実である。つまり、賭博は麻薬と同様に、人間にとって人間を堕落させる絶対悪である。

例えばカジノというビジネスは、その掛金から、まずその運営経費を行政への上納金を天引きした残りを客に配当する以上、かけた人々は全体として初めから、『食い物にされる』ようになっている。

だから、そうして庶民から巻き上げたお金で『景気がよくなる』『歳入も上がる』などという絵空事は、実は、単純明白、庶民から博打で搾り取ったお金で特定の業者が潤い、その用心棒のような族議員への政治献金が増えるだけのことである。

お客が儲けるお金は            全てのお客が支払ったお金の総額ー(賭博業者の儲け+政府への上納金+政治家への献金)

カジノ業界

カジノ(賭け事)の仕組み

集められた賭け金の全てが当たった人に配当金として分配されるわけではありません。

賭け金の中から控除額として、その賭博の運営費などを差し引いて、残った金額を当たった人に分配しているのです。そしてこの控除額ですが、公営ギャンブルで25%

宝くじに関しては50%程度になっています。当たったとしても控除額分は戻ってこないというリスクも併せて負うことになります。

確かに、約40%の収益金として、販売元の全国都道府県及び20指定都市へ収められいます。

ギャンブルでお金を増やす可能性は低いという結論になります。

1)公営ギャンブル:中央競馬・地方敬慕・競艇(ボートレース)・競輪、オートレース (配当金は25%にしかならない)         2)宝くじ(当選者の配当金は約50〜40%である)       3)パチンコ・パチスロ(風営法遵守の範囲に限る)        4)賭け麻雀やカジノは日本国内で行うことができません。     違法行為になります。

それでも人間の心理をつく賭け事にハマっていき止められなくなります。すなわち『カジノ依存症』になるわけです。

パチンコ業界

日本はギャンブル大国で、パチンコだけで約22兆円、競馬や競艇、競輪なんかも合わせたら30兆円産業になる。ギャンブル依存症の入り口はパチンコが多い。勝ったらアドレナリンが湧く。その時の爆発は普段味わえないような興奮を得る。球が出ない時は、『もうちょっと続ければ勝てる』と『元を取らなければいけない』とやめられない。金がなくなれば消費者金融でも親でも闇金でも、どこからでも借りてくる。最悪は、盗んでもやる。

勝つと言う微かな望みに賭けるから依存症になりやすい。依存しやすい人には興味がない、友人が少ない、仕事がうまくいかない人が多い。金がないのにやるのは、一発逆転で元を取ることを夢見るからです。それゆえに、みんな『勝てる』と言う希望を抱くからギャンブルにハマり抜け出せなくなる。

ギャンブル依存症は世界保健機関も精神疾患の一つと定めています。病気と認識して治療すべきである。

ギャンブル依存症

本当に日本にカジノが必要なのか?      2022年1月24日北九州北橋健治市長はカジノ誘致を断念したと宣言した。



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