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『北九州市議会議員を志した理由』

『権力は腐敗する傾向にある。絶対的権力は絶対に腐敗する』 
                   ジョン・クライトン
『長期在任北九州市議は腐敗する傾向にある。行政を監視する市議が怠慢で無能で市議会で討論できなければ市民の生活は益々苦しくなるだけである』
『無関心な市民が無能な市議を生み出し、住民は生活苦に悩まされる』

 長期政権で国民の政治不信は高まり政治家への信頼は失われました。市民は市政への興味を失い市議会選挙に行くのを躊躇する様になりました。実は私も残念ながら北九州市政に無関心でした。過去に北九州市議会を傍聴した事はありません。市議会で本当に何が行われているかは想像するしかありません。性善説に基づいて、多分有能な市議によって市長から提案された予算案・決算案、条例などを真摯に審議・審査・議論しているものと思っていました。
 平成30年10月5日にフジテレビで『実録!金の事件簿』で北九州市議の海外視察模様が放映され市民の怒りが爆発しました。11月16日に市民オンブズマン北九州の代表及び会員と七人の弁護団が『市議海外視察旅行』に関して『住民監査請求』を北橋健治市長に提出しました。住民監査請求はアッサリと用意された一枚の用紙を読むだけで棄却されました。我々住民の怒りは収まらず『市議海外視察公費返還訴訟』を福岡地方裁判所に提訴しました。
判決が下されるまで長い裁判を経験する覚悟をしなければならいと思いました。

  北九州市議海外視察旅行に関して海外視察中に飲食や搭乗員を連れて買物三昧、視察とは関係のない有名観光地を巡る様子が映像で明白になりました。市税800万のムダ使いにしかならないことを証明していました。多くの北九州市民は怒りの声を上げましたが、時間と共にか忘れ去られ様としています。一般市民としてフジテレビの映像を見て怒りに任せて非難するだけでは無意味であります。真実を明らかにして市民としての権利を行使することが大切だと思いました。海外視察への公金支出は違法、不当で返金させるべきだと考えました。最初に市民オンブズマン北九州の代表及び弁護士団が真実を市民の前に明らかにすることが大切だと思って『住民監査請求』を北九州市監査委員会に提出しました。住民監査請求はアッサリと用意された一枚の用紙を読み上げるだけで棄却されました。我々住民の怒りは収まらず『北九州市議海外視察公費返還訴訟』を福岡地方裁判所に提訴しました。

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 スペイン・フィンランド海外視察旅行
『佐々木健五団長八幡西区選出自民党議員』

『村上幸一八幡西区選出自民党議員』
『浜口恒博八幡西区選出民主党議員』
『田中元戸畑区選出自民主議員』
『渡辺徹門司区選出公明党議員』
『木畑広宣小倉北区選出公明党議員』
『森本由美小倉南区選出社民党議員』
『奥村祥子小倉北区選出自民党議員』

  平成31年1月10日井上勲代表監査委員の『明らかに観光目的の視察とまで言えない』『明らかに不合理とまでは言えない』『市民の誤解を与えることのない様に飲酒は慎むべきである』と言って住民監査請求を棄却すると言った。その言葉を聞いた時に初めて市政に目覚めました。海外視察の違法性、不当性を多くの資料の中から調査・吟味して探り出し証明しなければいけません。それには海外視察がスペイン・フィンランドに決定した経緯、視察目的等市民オンブズマン北九州の会員と弁護士7人で資料請求公開から、その資料を詳しく調査することから始まりました。私にも多くの有益な資料を頂き吟味すると真実が見えてきました。8名の市議に海外視察は観光であって公金支出には当たらないことを論理的に説明して返金させなければいけないと思った。何しろ市議海外視察旅行に関しての調査資料はいインターネットで知る程度の情報でしかありませんでした。その時に市民オンブズマン北九州が素早く行動に移しました。市民オンブズマン北九州から集めた多くの詳しい資料を頂いて、初めて海外視察旅行の全貌が明らかになりました。
『市議の公費支出海外視察旅行は不正で違法性があり公費を返還させるだけの根拠が十分に存在すると確証しました。市民オンブズマン北九州の代表と会員及び7人の弁護士団と協力して戦うことを決めました。 

 市議海外視察がテレビ放映される前にスペイン・フィンランド視察旅行で実際に何が起こったのか聞くために村上幸一事務所を訪れました。生真面目な性格で小心者の村上幸一議員から多くの貴重な証言を聞き出しました。市議海外視察旅行は殆どが『佐々木健五団長』の意向にそった観光旅行であることを理解しました。村上議員はもしテレビで放映されれば政治生命を失えかねないと怯えていました。海外視察中から、フジテレビの製作責任者及びスタッフが北九州市議視察旅行に何故随行して取材したのか、市議には理解できていたはずなのに無知か横柄さから無視したのだと思います。一番恐れていたのは団長『佐々木健五自民党議員』だと思います。視察目的もない、その視察が北九州市の発展の為に反映されることもないことを、その後の市議の議員活動を見れば無駄な海外視察だった事は証明されています。
 テレビ放映後、浜口恒博議員の事務所で視察旅行について尋ねる事にしました。一切反省の色はありませんでした。その前に公費を支出しての海外視察の何が悪いのか理解していなかったのには驚きました。
内容は問わず単に海外視察報告書を提出しているので免罪されていると思っている。私は勧めました『すぐに謝って公費で支出した海外視察旅行費を返金しなさい』と忠告しましたが観光旅行は一切していないと開き直られました。我々は海外視察が決定された経緯、目的などを資料によって精査して知っていましたが浜口恒博議員は無知で無頓着でした。国民民主党の地方党員であり西鉄労組の支援で当選できると確信しているのには驚きます。浜口恒博議員の過去の議会及び委員会での発言を調査する事にしました。その結果議員とし甚だ相応しくない失格議員だと分かりました。『佐々木健五議員』『村上幸一議員』『浜口恒博』は八幡西区住民の恥さらし議員だと確信し落選しても当然の議員だと思いました。さらに視察報告書を提出する必要のない税金を支出しての国内視察。政務活動費を支出しての国内海外旅行さえもムダな支出ではないかと疑いを抱かざるを得ません。


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