Visa(V)実はテンバガー株!圧倒的な先行者利益を持つキャッシュレス決済のリードカンパニー!
どうもこんにちは!今日は世界中のキャッシュレスネットワークの中心に位置する企業、Visa(ビザ)の銘柄分析です。。
高配当銘柄ではないけれど、業界の支配者的な企業なので長期的に資産UPしてくれる可能性の高い銘柄です。
Visaの株価推移
Visaは2008年に上場した銘柄。長期で見ると完全に上昇トレンド。
その当時に購入していれば、株価は10倍以上になったテンバガー株ということ!
S&P500のETF(米国市場平均平均)と比較しても・・・。
完全にアウトパフォーム。
Visaは死角のない銘柄と言える。
その理由を解説していきますね。
Visaってどんな企業?
Visa(ビザ、ティッカー:V)は、決済技術(決済サービスや決済ネットワーク)を提供するテクノロジー企業!
1958年にバンク・オブ・アメリカがBank Americardを発行したところから始まっている。
その後、1976年にVisaに社名を変更しました。
VISAは国際ブランドでシェアトップ独走
世界中で先行者利益を築いていて、この圧倒的なシェアは今後も揺るがない。
UNIONPAYは中国のブランド。
ここ最近シェアを伸ばしてきていて、中国国内ではシェアは圧倒的。(というか、中国政府がUnionPayしか使えないようにしている)
しかしそのほかの地域でのシェアは低いので、事実上はVisaとMasterCardの2強と言う状況。
ちなみに、Amex(アメックス)は有名なステータスカードだけれど実はシェアは2%程度と意外に低い!
日本の国産カードブランドであるJCBに至ってはわずか1%のシェア。
Visaの業績
打ち上げ高はほぼ右肩上がり。
平均で年率10%を超えるペースで成長し続けていて、営業利益率は売上高の3分の2に相当する驚異の50~60%台をキープしてる。
信じられない数字ですよね。。。
クレジットカードが利用されればされるほど業績が伸びるシンプルなビジネス構造だからです。
コロナをトリガーにしたデジタル化の流れも成長を後押し。
株価も5年で4倍。
現在PERはまだ31と、Visaは常に割高な水準ではあるけれど、2021年までは40を超えていたのでお買い得になってきているといえますね。
常に割高水準なのはこの企業に死角が無いから。
キャッシュフロー
これまた右肩上がりと言っていいですね。
Visaは決済サービスや決済ネットワークを提供する企業なので設備投資がほぼかからないので莫大なフリーCFを生み出しています。
EPS
これは1株当たりの当期純利益。
当期純利益は、その期間中の売り上げからすべての費用を引いて残った、
「最終利益」
のこと。
ほぼ、右肩上がりで文句なしのレベル。
配当性
Visaは2008年に上場していて、それ以降毎年増配をしています。
つまり連続増配年数は16年になると言うこと!
自社株買い状況
株主を大事にする会社と言うのは、
一度発行した株式を自社で買い戻して流通する株式量を減らすということをします。
Visaはどうかというと、ご覧のように、文句なし。
青の棒が市場に流通するVの株式の数。
赤棒がその年にVが自社株買をして、市場流通量を減らした数。
毎年自社株買いをしている、株主還元性の高い企業ですね!
まとめ
業績は完全に右肩上がり。
キャッシュフローは安定して莫大が額で右肩上がり。
唯一、配当性だけ増配はし続けているものの、配当金は少ない。
配当金は長期保有に非常に重要な要素で、Visaは高配当銘柄とは言えないけれど、
先行者利益と強固なビジネス基板で今後も長期に渡って株価の上昇が見込める銘柄と言えます。
決済インフラの大元を抑えていますからね。
VISAは良くマスターカードと比較されるけど、2社とも非常に成長性が高くて利益率も高いです。
ここまで説明してきたように売り上げは世界中で伸びていて、成長が鈍る可能性は低い。
アマゾンやアリバなどのネット小売り企業が決済システムに進出してきて、クレジットカード会社の牙城を崩しに来る可能性はあります。
このクレジットカードのビジネスモデルは仕組みを一度作ってしまえば放っておいても人が使ってくれて手数料がチャリンチャリンと入ってくるものです。
プラットフォームを支配するのは最も効率的と言っていいビジネスモデルなので、他社が指をくわえてみているとは思えず、案の定スマホ決済が浸透してきいるので営業利益率は長期で見ると鈍っていくと思われます。
だだし、それでもクレジットカードのVISAとMastercardは十分すぎるほどの先行者利益を築いていて、そう簡単にはその牙城(シェア)は崩されない。
投資家はそれが分かっているから、株価は常に割高な水準。
いつ買ってもいい銘柄だけど、金融危機に敏感な分野ではあります。
経済不安が起きた時などで株価が大きく下がった時に買いに行けるといいですね。
長期的にはほぼ確実に株価が戻ってくることが分かっていますから。
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