【東方光耀夜】ver1.50(1.51)各機体所感

初めに

 はじめまして。普段は対戦カードゲームや格ゲーをプレイしています。Pirosikiと申します。今年の3月に東方光耀夜を購入し最近はずっとルナティック難題7をやってます。
 東方光耀夜があまりにも面白すぎるので各機体の攻略記事っぽいものを書いてみました。ルナ難題7視点にはなりますが少しでも参考になりましたら幸いです。ルナ難題7をクリアできたら毎回デッキをtwitterに上げているのでVer.1.50以降のクリア時のデッキも全て載せています。割とデッキの完成形や戦略が十人十色なゲームなので内容についてはあまり真に受けすぎない程度に楽しんでいただければ幸いです。

各機体所感

霊夢A(赤光耀)

 初期光耀は最強と言って差し支えない性能を誇る。初期デッキに含まれる【妖怪バスター】は打点こそ高いが赤マナ2つの拘束がかなり痛く、赤光耀の弱点として取れるAoEがあまり強くないので1面道中は意外と手こずる印象。体力は高いので1面道中はある程度の被弾は許容して殴っていった方がいい。また終盤でのダメージスケーリング手段が限られているので3面ボスおよび正邪相手への勝ち筋をしっかり探しに行く必要がある(主に魔理沙光耀によるバースト軸や弱体効果増幅のレーヴァテイン、刹那亜空穴、博麗幻影や乾坤ループなど)。1面ボスを倒せれば2面道中~3面ボスまでの道のりはそこまで苦労しない印象。

取りたいカード
・強化後1コスドロー
・【昇天脚】:最強。昇天脚が2枚あるだけでループが組める。
・【博麗神拳】:火力デッキのフィニッシャーとして。
・【境界上空】:インチキ攻撃カード。当たりが多い気がする。
・【魔浄閃結】:インチキ防御カード。防御カード取れないがちなので欲しい。
・【満月の咆哮】:貴重な弱体付与カード。
・【乾坤の権化】:レアカードの中でも最優先で取りたい。ループデッキのほぼ必須パーツ。
・【拡散結界】:貴重な範囲攻撃+防御手段としても
・【春色小怪】:テンポで使っても最強なループのパーツ。これを手に入れるためだけに緑光耀が欲しい。
・【夢想封印・寂】:1.51で追加された強カード。【乾坤の権化】よりも優先度が高そう。

主なデッキタイプ
・グッドスタッフ(弱体レーヴァテイン・火力軸など)
・【乾坤の権化】ループ
・バースト軸(魔理沙光耀)
・ランダムカード軸


霊夢B(白光耀)

 初期光耀はかなり強い方。マナが余った時の3バリアは1面道中での被弾をかなり抑えてくれる。初期カードも優秀で【二重結界】は強化すれば白マナ一つで24点と破格のダメージを出してくれる。初期カード、光耀ともに1面突破性能が高く個人的1面最強機体。ゲームを通して道中はあまり困らないが単体のエリートやボスに対しては手こずる。基本的には陰陽玉軸を目指すが早めに強力なAoEが引ければグッドスタッフライクに組みつつ他の軸にも手を伸ばせる。ダメージスケーリング手段がほぼないので基本的に他の色と組み合わせる必要がある。2面ボスと正邪に負けることが多いので2面道中でどれだけデッキを形にできるかが勝負の分かれ目。他機体と比べて守りに特化した構築になりやすいので攻めと守りのバランスを考えてカードを選択していきたい。

取りたいカード
・【均衡の玉】:陰陽玉軸に組む込めるし腐らない
・【明珠暗投】:貴重なAoE。【均衡の玉】があるなら取っていい。
・【境界上空】:陰陽玉のかさましが可能。
・【兎は地に落ちた】:最強。
・【乾坤の権化】:最優先レア。
・【神降ろしの修行】:ランダムピックや陰陽玉が多く取れたら優先して取りたい。
・【境界遊行】:勝ち筋製造機。勝ち筋なくなりがちな霊夢向けカード。

主なデッキタイプ
・【乾坤の権化】ループ
・陰陽玉軸+α(二色蓮華蝶や博麗幻影など)
・パートナー軸(チルノ光耀)
・ランダムカード軸

魔理沙A(黒光耀)

 初期光耀が強く、初期デッキに占術カードが入っているため序盤の事故が比較的少なく安定する。道中のカード選択が難しく、ポーション軸に寄せるかどうかを先に決めるか後で決めるかで差が出る。混色冷気ポーションや白ポーション軸などは強そうだが組めたことはない。組みにいくなら1面で咲夜を倒しに行こう。ポーション軸にバーストを混ぜて勝つことが多いが、【マジックコンバーター】【サテライトイリュージョン】を主軸とした占術デッキがかなりのパワーを持っていることが最近判明した。占術カードをとりあえずピックしておくこと自体は選択肢が広がりやすくかなり強いムーブなので、そこからポーション軸か占術軸かを選んでいくというのがいいだろう。占術軸は弱点となるキャラがほとんどおらず、組むのも非常に簡単であるので勝ちたいなら一択まであるが、あまり面白くはない。

取りたいカード
・【逆張り】【サテライトイリュージョン】:占術は強い
・【マジックコンバーター】:いつ取ってもどのデッキで取っても基本強い、1面で引ければ大体勝ち。占術デッキの必須パーツ。
・【ナビゲーションスター】:占術デッキの必須パーツ。
・【夜雀の歌】:強力なデバフ
・【借りてくぜ】:【虹光】を超簡単に手に入れられる貴重な札
・【闇の抱擁】:これがあれば雑魚戦がかなり楽になる。札がなくなっていくのはあまり気にしなくても大丈夫。
・【真実の満月】:使うと勝つカードに何故か保留がついている。
・【蛍光の森】:これがなければポーション軸は始まらない。

主なデッキタイプ
・ポーション軸(冷気、バーストなど)
・占術軸


魔理沙B(赤光耀)

 基本的にバースト軸しかない。初期光耀は弱いが、かといって初期光耀チェンジするとピック対象カードの多くが腐り始める悲しき定め。1面ボスさえ乗り切ればレアカードピックで2面道中以降かなり有利になるので3面にはたどり着きやすい機体。天敵は天衣無縫兎。基本バースト軸しかない魔理沙Bで天衣無縫兎を崩すための手数を用意するのは簡単ではない。ポーション・ナイフ・パートナー・陰陽玉・拡散結界などを狙って手数を確保する必要がある。天衣無縫兎対策としてわざとエリートを踏むというのも手としてはかなりあり。天衣無縫兎にさえ当たらなければ比較的完全クリア率は高い機体である。

取りたいカード
・【火力全開】:1面終了時に取れると一気にデッキが強くなる
・【ダンマクノート】:貴重な防御札。割といつ取っても強い。
・【ロケットブルーム】:ターンを凌ぎつつチャージできるカードは大体偉い。
・【アステロイドベルト】:バーストのお膳立てができバースト後の打点も高く汎用性に優れている。
・【スピードバトル】:赤魔理沙には基本バースト軸しかないため取り得。
・【エマージェンシーディフェンス】:カード比率が偏りがちな赤魔理沙には有用な防御札。
・【アリオト】:1コスドローなのでとりあえずで取ってよし。
・【イベント・ホライゾン】:使うと勝つカードに何故か保留がついている。
・【冬日和】:難題7プレイヤー向け。
・【満月の咆哮】:被弾を抑えつつバースト後の火力をかさましできる。

主なデッキタイプ
・バースト軸

咲夜A(白光耀)

 何を組むにせよ能力カード頼りになることの多い機体。ナイフ軸の強化で若干フィジカルが強くなったが最低でも赤光耀の追加無しではナイフ軸だけで戦うことは難しいと思われる。1面突破が難しい機体だったが初期光耀の強化で少しだけ戦いやすくなったかもしれない。2~3面以降は【月虹市場】や【兎は地に落ちた】などの一枚で勝てるカードを探してそれに頼るデッキを組むことが多い。2面ボスに比那名居天子が見えたら積極的にそれらキーカードを探しに行ってデッキを完成させたい。

取りたいカード
・【イマジナリバーチカルタイム】:攻防一体で強いがこれだけでは1面突破ができないのであくまでも補助カードとして。ループデッキに方向転換した際には非常に有用。
・【一休み】:能力カードを使うためにマナが欲しいため。疑似ループデッキのパーツとして使えることもある。
・【星剣の舞】:火力としては微妙だが毎ターン手札にナイフがあることに意味がある。
・【部屋掃除】:ナイフ軸では最優先で取りたい。手札全アプグレは強い。
・【ダモクレスの刃】:フィジカルで勝つナイフ軸には必須。ピック優先度は高め。
・【聖地巡礼】:手札全アプグレは強い。
・【月虹市場】:最強の能力カード。咲夜のカードプールにはマナ回復やターンスキップが多く使えれば大体勝ち。
・【兎は地に落ちた】:これを何枚引けるかで勝率が変わってくる。2枚以上引ければ大体勝ち。
・【チェンジリングマジック】:0コスでナイフ4枚供給。アプグレ・体力回復需要の多い白咲夜で毎回採用できるかというと怪しいが。
・【飛行虫ネスト】:精密全体攻撃でシンプルに強いがデッキ圧縮ができるためループデッキを組む時にもかなり有用。取れた時点でループのパーツを集めにかかりたい。
・【イカサマ】:能力カードを使いたいためのマナ供給。手札全アプグレが多いので強化は後回しでもよい。
・【危険な手品師】:ナイフ軸の切り札。青マナ2個を消費するので1面では使いづらいが取るしかないことが多い。
・【賢者の帰依】:使うと勝つ。青マナ3つが必要なので1面では取れない。これを取るために青光耀を取りたい。
・【プリンセスウンディネ】:バリアを貼りつつ青マナがもらえるカード。【危険な手品師】があるならぜひとも採用したい。
・【次は貴様だ!】:道中・ボス戦ともにとても優秀な攻撃札。使ったターンは防御できないので【プリンセスウンディネ】でバリアを溜めてから使いたい。道具カードの【ライオットシールド】と合わせて使うのもよい。
・【デジャブ】:ナイフの効果を発動しつつドローできる。1面だと火力の足しとしてもかなり優秀。
・【シルバーダッシュ】:アプデで最強になった?カード。まだ取れたことがないので細かい解説はなし。

主なデッキタイプ
・ナイフ軸(タイムパルス、ダモクレスなど)
・デッキ圧縮ループ
・月虹市場


咲夜B(青光耀)

 ディスカード軸が基本になりつつこちらも咲夜Aと同様に能力カードに頼りがち。【賢者の帰依】を取るだけで割とデッキになってしまうのでフィニッシャーにはあまり困らない。1面道中は苦労するが【ジャック・ザ・ルドビレ】さえ取れてしまえば1面ボスには勝てるため2面には行きやすい。ただしルドビレ頼りのデッキだと2面序盤で爆散しがちなので最低限他の勝ち筋も用意しておきたい。筆者の場合、勝つ時は基本【兎は地に落ちた】がデッキに1枚以上あるかあるいはディスカループであることが多い。

取りたいカード
・【イカサマ】:能力カードを使いたいため。豊富なドローを活かせるため。
・【水遊び】【準備】:ループのパーツ。ディスカ軸でなくても強いので見かけたら即取る。
・【イマジナリバーチカルタイム】:ループのパーツ。貴重なAoEなので割と気軽に取っていい。
・【船底の念縛霊】:ループのパーツ。単体でも取っていいくらいに強いカード。取れたら即ディスカ軸を組みに行きたい。
・【タオ胎動】:【水遊び】を引きつつディスカシナジーを捨ててくれる便利なカード。ドロー量が多いのでデッキが回る。
・【ジャック・ザ・ルドビレ】:1面最強カード。1面はこれを軸に補助カードを積みまくるだけでも勝てる。
・【プリンセスウンディネ】:咲夜Aの時と同様。こちらでは豊富なドローを活かせる。
・【飛行中ネスト】:デッキ圧縮して戦闘中にループに移行できる。AoEとしても普通に優秀。
・【咲夜特製ストップウォッチ】:道中最強カード。アプグレで精密が付くので1面だと射命丸文対策にもなる。
・【拘束時間】:貴重な脱力付与カード。1面から正邪戦までゲームを通して活躍するカード。

主なデッキタイプ
・タイムパルス軸
・ディスカード軸
・デッキ圧縮ループ


チルノA(青光耀)

 1.5βの時は冷気カードプールの狭さゆえに最強機体だったが冷気カードの追加や【絶対零度】のナーフなどの影響でそこそこの機体になった。初期光耀がとにかく優秀で、序盤の事故被弾をかなり減らせる。1.50以降、マナを回収するカードが多く追加され、重めのカードも取りやすくなっている。半面冷気付与カードが1.50以前と比べ少なくなってしまい、冷気単体でデッキを組むにはショップに多く立ち寄るなどの工夫が必要。防御カードが優秀なため2面道中までは安定するが2面ボス以降で火力を出す手段を確保できていないと厳しい。普通にやっていると火力がなく正邪戦は負けがちな機体。

取りたいカード
・【アイスブロック】:最強。何枚でも欲しい。
・【ティニーグレイシャー】【フローズンオーブ】:1枚で2回以上冷気を付与できるカードは強い。
・【猛吹雪】:精密付きAoEというだけでもかなり強いが何故か2回発動する。すごい。
・【薄氷を踏む】:無料1ドロー。取り得。
・【審念熟慮】:ドローもできる防御札。アプデで使いやすくなった。
・【高速なる解熱】:デッキにカードがあれば3コスで15~20バリア。申し分なし。
・【友を呼ぶ】:冷気デッキだとしても結局このカードのサポートがあった方が強かったりする。
・【妖精の悪戯】:ぶっ壊れカード。取れたら勝ち。
・【凍てつく玉座】:まあまあ強いけど前の方が強かった。
・【つららの舞】:結構バカにならない量の臨時火力が得られる。毎ターン臨時火力2桁くらいまではいく。
・【メイド妖精、カスミ】:1面なら取りたい。

主なデッキタイプ
・冷気軸
・サポート軸


チルノB(緑光耀)

 1面と2面道中がとにかくキツイがそれ以降は結構やれる機体。マナ供給カードが増えたことにより【社交的な妖精】がほぼ確定ピックカードとなった。全体通して単体の敵に対してめっぽう強いが、敵が複数の場合被弾を避けづらい。基本的に【社交的な妖精】や【友を呼ぶ】などのサポート供給札に頼る立ち回りになる。サポートを召喚して後はライフを強めに守りつつチクチク攻撃していきたい。

取りたいカード
・【社交的な妖精】:最強。見かけたら取ってあとはマナ供給手段を探したい。
・【友を呼ぶ】:3妖精ピックが熱いカード。序盤に強化するカードがあまりない機体なのでこのカードを取って強化したい。
・【メイド妖精、カスミ】:1面突破に役立つカード。
・【審念熟慮】:ドローもできる防御カード。
・【アイスブロック】:最強。
・【後戸の開放】:サポート強化。1面突破時の状況次第だがなるべく取りたい。
・【薄氷を踏む】:0コスドローなので取り得。
・【完璧な偽装】:優秀な防御札。
・【月明かりの水蓮】:最優先レア。
・【桜色の海】:貴重なマナ供給。
・【即席菩薩】:馬鹿にならない臨時火力が得られる。火力が足りなそうなときに。
・【竹取物語】:これと【社交的な妖精】があればあとは何もいらない。
・【フルパノラパショット】:豊富なマナ供給を活かせる防御札。
・【花鳥風月】:強化したいカードがない時に。
・【妖精の悪戯】:最強。

主なデッキタイプ
・パートナー軸

個人的機体tierランク(参考程度に)

※順番によるランクの高低はなし。

tier1

魔理沙B(黒光耀):
 占術軸がこれといった弱点のないデッキであり、構築難易度も非常に低いため。ポーション軸を含まない評価。

tier2

魔理沙A(赤光耀):
 天衣無縫兎以外にはそこまで苦戦しない機体であること。また、レアカードが強いため。

咲夜B(青光耀):
 能力カードのパワーが高く、初期デッキのカードが優秀であるため。また、無限ループデッキを組みやすいため。

チルノB(青光耀):
 【社交的な妖精】がすべてを解決してくれるため。

霊夢A(赤光耀):
 初期光耀の優秀さとレアカードの強さのため。

霊夢B(白光耀):
 初期光耀、初期デッキの強さのため。

チルノA(青光耀):
 サポートを含めた強さ。冷気軸だけだとtier3。

tier3

咲夜A(白光耀):
 1面突破の難しさのため。上振れれば強い。

終わりに

 お読みいただきありがとうございました。書いている間に1.51が来てしまい色々書き足すことになったり、練度が足りないまま書いたりしたところがありましたがとりあえず書ききりました。気分次第でまた東方光耀夜の記事を書くと思います。8月18日には新機体のこいしも追加されるそうなのでまた楽しんでいきたいと思います。

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