Excel操作のコツ(1)

ひろです。
かなーり適当にexcel操作についてピックアップして記載した記事ですね。無茶苦茶真剣に読む必要はないとは思いますが、適宜ご参照下さい。

~ここから過去の記事~

さて、今回からはExcel操作技術について簡単にまとめて行きたいと思います。
特に、ショートカットの活用も含めて投資銀行等でよく使うような動作(Excel内での操作やExcel→PowerPointへコピペ等)をカバーしていければよいかな、と思っています。

なお、紹介する機能や動作は、ひろが個人的に習得した動作も多分に含まれていますので、必ずしも最適な方法とは限りません。実は「もっと楽な方があるのに(笑)」ということも、可能性としては否めません。
よって、活用はいつもの通り自己責任でお願いしますね。
それだと不安な人はどうすればよいのか?→素直にExcel講師を雇いましょう!

余談ですけど、投資銀行の新入社員研修だと、マウスの使用が禁止されることも多く、「全てはショートカットで行え!」くらいの、作業効率性を要求されます。操作の速さ比べランキングみたいなものまでありました。
ジュニアは長大な資料を延々とこしらえていくわけなので、効率を高めていかないと自分が死ぬので必死です(笑)。

さて、まず下準備として、ショートカットを活用する上ではPage Up/Down等も活用できないと話にならないので、テンキー等もあるフルセットのキーボードを準備します。

キーボードを準備の上、まずは下図の赤枠部分のキーについては、取り外します。

画像1

(画像出展:Wikpediaを基に筆者作成)

以下、意味を解説します。

F1:
Microsoftのソフトウェアは、「F1」を押すことでヘルプ機能が起動します。
が、Excelでは「F2」を使用することが頻繁にあるため、「F2を押そうとしたらF1を押してしまい、ヘルプ機能が作動!」→「機能を終了させるタイムロスとともに精神的に微疲労」ということになるので(笑)、予め取り外してしまいます。
笑いごとのようですが、実際にモデリング作業では相当な集中力が必要になるので、ヘルプ機能が起動することでいちいち気を紛らわされると、結構面倒です。

Caps Lock:
「Shift」とともに押すと英語入力時に「Shiftを押さない(普通に入力する)と大文字入力」という設定になります。
「Shift」なしで普通に押すと、日本語⇔英語の切り替え機能ですね。
これまた意図した入力にはならない要因を作るので、とっとと外しておきましょう。

Insert:
「上書き」モードのON/OFFのキーです。恐らく大概の人は「挿入」モードで文章を作成されると思うので、「事実上、使用することがまず考えられないキー」と言えると思います。
しかし、下に位置する「Delete」は頻繁に入力しますし、横の「Home」もショートカットでかなりよく使います。
そんな時に「Insert」を間違って入力してしまったり、間違って押したことに気付かずに入力を開始してしまったら…また「タイムロスと精神的な微疲労」に苦しむことになるので(笑)、取り外してしまいましょう。

NumLock:
テンキーには、たとえば「7」に一緒に「Home」や、「9」に「Page Up」という文字がありますが、「NumLock」キーは、「7」を押した時に「Home」キーと、「9」なら「Page Up」キーと、同じ動作を行うようにするキーです。
たとえば「8」なら「↑」キーを押したようにひょこっとカーソルが移動することになります。もう一度「NumLock」キーを押せば元に戻ります。

・・・はあ?

同じキーがすぐそばにあるのにそんな切り替え機能がなんで必要なんだよ!と思うのが常識的ですよね。
昔のキーボードではテンキーとカーソルキーが同一であり、「NumLock」キーで切り替えていたことの名残のようですが、数字キーを押している時に間違って押したり、気づかずに数字キーを押してしまったりすると、やはり「タイムロスと精神的な微疲労」の基になるので、取り外してしまいましょう!

あとは、自分で「全く使いもしないのに、押し間違えることが多いなあ」と思うものはどんどん個人的な好みで取り外してしまってよろしいかと思います。

さて、今回の記事については、後は共通ルールの確認だけで終わりたいと思います。

以前に紹介しましたが、「文字の色」でExcel内の数値がどのような性格を持っているかを区分すると便利です。

すなわち、

黒文字:数式を使用している場合
青文字:数値をベタ打ちしている場合
緑文字:数値を他シートからリンクしている場合

ということです。これによって効率的に「数値の性質」を把握します。
複雑なモデルになったりすると、もうこれをしていないと収拾がつきません…

また、文字フォントは日本語は「MS P ゴシック」、英語は「Arial」、文字サイズは10ptがいいかな、と思います。

数値表記は、ひろは正の数値はたとえば「9,999」と「,」をつけ、負の数値は「(9,999)」と「()」で表現しますが、まあ、ここは素直に「-9,999」とやってもよいかな、と思います。アウトプットの提示先が慣れている方でよろしいかな、と。
パーセントも「99%」「(99%)」と表記されます。
負の数値の赤文字表記は、特に意図がなければ使わないですね。

さて、今回はそもそも動作や作業に入る前の基礎について確認したので、次回からはショートカットも含め具体的な動作や機能を紹介していきたいと思います。

~ここまで過去の記事~

ではではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?