参考書籍の整理(1)企業価値評価、コーポレート・ファイナンス

ひろです。
この記事は、今までのような過去の記事の掲載、というよりも、常に更新していくような内容です。
ずばり、参考書籍の整理ですね。

深く勉強したい人にとっては全てお薦めできる本ばかりですので、是非とも手に取ってみて下さい。

以下、トピック毎にまとめて行きます。

<企業価値評価>

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MBAバリュエーション 森生 明 日経BP社 2001-10-13

結構昔の本ではありますが、ひろが学生時代に読んだ本です。もう人にあげてしまったので手元にはないですが、平易な内容で読みやすかったと記憶しています。「企業価値評価って何?」という人は、本書から入るとよいと思います。

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Valuation: Measuring and Managing the Value of Companies,
McKinsey & Company Inc., Wiley, 2015-08-17

いわずと知れた、「Valuationと言えばこれ!」という名著。実はひろは網羅的に読んだことはなく、必要な箇所をざざっと見たことしかないです。が、非常にためになります。コーポレート・ファイナンスについては、英語版を読める方は、英語版を読んだ方が意外と楽に理解できると思います。何しろ、向こうが本場ですのでファイナンスの用語はカタカタも多く、文章の繋がりも英語の方が分かりやすいことがあります。

企業価値評価 第6版[上]―――バリュエーションの理論と実践
企業価値評価 第6版[下]―――バリュエーションの理論と実践
日本語版です。

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The Dark Side of Valuation: Valuing Young, Distressed, and Complex Businesses, Aswath Damodaran, Pearson FT Press, 2018-05-04

「valuationの応用編」という内容で、著者は名門ニューヨーク大スターンスクールのダモダラン教授です。スタートアップ企業やグロース企業、縮小企業やシクリカル企業等、様々な特性を持つ企業を評価する上で、どのような点に留意すべきなのかという、極めて応用的な価値評価を行うための考え方が纏められています。

<コーポレート・ファイナンス>

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コーポレートファイナンス 戦略と実践、田中 慎一・保田 隆明、ダイヤモンド社、2019-04-04

以前紹介していて出版年が古すぎた保田さんの書籍がありましたが、こちらはだいぶ新しくなりました。しかも、非常に実務を念頭に置かれて記載されているため、非常にお勧めします。

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Principles of Corporate Finance, Richard Brealey, McGraw-Hill Education, 2019-01-07

これは名著ですね。ひろが最初にまともにコーポレート・ファイナンスを勉強する時に読んだ本で、思い入れがあります(当時は2008年発売のものですが)。ある程度理解しようと思ったら、やはりこの本を手に取るべきかと思います。

コーポレート・ファイナンス 第10版 上
コーポレート・ファイナンス 第10版 下
日本語版です。

長くなるので、いったんここで切り、次の記事に繋ぎますね。
ではでは。

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