「淀み」のメンテナンス

冬場、
「おし!一回窓開けるかーーー」
と言ってくる学校の先生は厳しいけどすごいしっかりしてて話も面白かった。
「えーー、寒いわー」とか言いながらも一回入れ替わった教室の空気は気持ち良くて授業も集中できた気がします。

実際に寝る前に換気をして寝たグループと換気をせずにそのまま寝たグループでは眠りの深さが全然違うっていう結果もあったりする。
シンプルに部屋の中の酸素量が全然違うから、換気をして寝た方が圧倒的に睡眠の質が上がるらしいし、なんとなく体感でもそうだろうなあと思う。

この、一旦空気入れ替えるかーという考えは何も酸素量とかだけの問題ではなくて生き方、というか意思決定の場でも凄い大事だと思っていて、
年に数回行くお寿司屋さんは四季で必ず掛け軸や使うお皿、大将が着ている服のテイストとかも変わってたり。

淀みは必ずどんな所でも起こるという前提で物事を見た方が良いと思います。
上手くいっているプロジェクトでも、長年続いているカップルでも、自分の部屋の中の細かな配置に至るまで絶対に淀む。
その「淀み出すかも、」という感覚が鋭くて人より何テンポか早く
「よし、一旦空気入れ替えちゃおう」って人がいわゆるクリエイティブって言われる人だなあと思っています。

通勤の道を変えてみるでも、普段飾らない花瓶を飾ってみるとかでも全然良いと思います。人間だって常に身体の中が淀まないようにする為に臓器フル稼働してる訳ですもんね。淀まない事=生きる事・創る事だと思うので、
淀みに敏感になり、細かい事でも変えていく事は大切っす。
コロナ始まって以降、家にずっと居たり(しょうがない事だけどw)何か思い切って変えるという機会が少なくなってると思うので、特に今こそ意識してみると空気が変わって新しい発見あるかもですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?