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コミュニティ活動を通しての気づき[2020年版]

2021年版が書かれるのかは不明。

この記事は、前日に投稿した「コミュニティって、難しい。[2020年版]」と対になるものを目指した…はずが、なり損ねた感MAXである。よもやよもやだ。

JBUG東京の運営に参画させてもらった2020年、得難い経験がたくさんできた。
誘われて舞台に上がってみたら、自分が持っていたものが思いがけず役に立ったり、新しい気づきがあった。

ちなみに、前JBUG東京リーダーのにしうまさんにJBUG東京運営に誘ってもらった時、まだJBUGはリアル会場での開催。2020年4月以降みなさんがご存じの通りのフルリモートのオンラインイベントになるとか、想像だにしていなかった。
なので、配信で顔を出して司会しているなど、1年前の自分に言っても1ミリも信じない(断言)

①個の自分のメンタルは、公の自分には関係ない

自分は気分屋なところがある。人に当たるとか勿論しないけど、気分がノラないとテンションがうすーくなるので、本業で会議のファシリテーションがある日はテンションを落とさないようにする方向に努力をしていた(この方向性が既に間違っているわけだが)
ところが、JBUG東京の某回の当日、仕事でやらかしてしまった。
テンションダダ下がりで仕事を終えて、1時間後に配信が始まる。
結果は…さて、私が仕事でやらかした日のJBUG東京はどれでしょう?(突然の質問)
この時の体験で、表に見せる「自分を切り替える」ことが少しだけ上手になった気がする。
と、そんなのできなきゃダメだよと言われそうな内容で申し訳ない。

②オンラインこそ運営の人格が求められる

自分は、リアル開催時代のJBUG東京には一般参加者として参加していた。
Backlog World 2020 の運営時代に2回、運営のお手伝いとして当日の会場設営や受付を体験しただけではあるけど、確信していることがある。
それは、オンライン開催ではより「運営の人格」が重要になる、ってこと。
リアル開催でもオープニングとクロージング、セッション間の繋ぎなどはあるけど、登壇者を支える「裏方」のイメージが強い印象だった。
対して、オンライン開催では(構成の立て付けにもよると思うけど)運営が前に出ていくことがプラスに作用すると感じている。これは他のオンライン勉強会を見ていても、「運営がパーソナリティを務める番組に、ゲスト(登壇者)を招いている」感が強ければ強いほど、イベントが「まとまって見える」印象があるからだ。

パーソナリティをやるためにコミュニティに参加したんじゃないと思う人もいるかもしれないけど。
30年前はゲームを開発している会社の、広報でもない人間がゲーム情報を発信したりコンテンツへの思いを語るのはレアケースだったと思う。今は、スマホアプリゲーム(俗に言うソシャゲ)でコンテンツの送り手がユーザーに情報発信をするのは珍しくもないし、運営によってはそのパーソナリティでユーザーに支持されていたりする。スマホアプリゲームの運営の在り様って、オンライン配信時代のコミュニティ運営の参考になる(あくまで個人の見解)

③コミュニティでの体験を大きくするもしないも自分次第

オンラインを勉強会の舞台と定めてから、JBUG東京では登壇者を招待制でお招きしている割合が高い。一般公募で登壇者をアサインしないとなると、紹介してもらったり運営自ら探す必要が出てくる。
自分はtwitter経由でお話を聞いてみたい方にお声がけさせてもらっているのだけど、twitterの活動自体はコミュニティに関係なく自分自身でやっていることだ。今よりもコミュニティに貢献できる領域が狭くなっていたと思うので、twitterをやっていてよかったと思っている。
(そもそも、twitterやってなかったら、JBUG東京の運営をやっている現在もなかったと思うけど)
自分自身も、コミュニティ活動に未知の体験を求めて参画したところがあったけど、「何かを与えてもらう」のを受け身で待っているよりも「自分が持っているもので貢献する」姿勢でいる方が、自分とコミュニティ双方にとってプラスになる。
って、これはコミュニティだけでなく会社などの経済活動をする組織にも言えること。非営利でも営利でも、組織とそこに属する人が成長するための根幹は同じなんじゃないかなと気づいた2020年だった。

次回の JBUG東京は 2021年2月18日(木)開催(唐突な宣伝で終わる)

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