秋が、やってこない。

「秋が、やってこない。」

いつまでシャツクールをその名の通りシャツにぶっかけて仕事に向かうのだろうか。「ま、来年の分も安いし買っとこか！」と購入したそれも、最後の4本目を使い切ろうとしている。

GATSBYのクレイジークールボディーウォーター。これを全身にぶっかけると、冷房のきいた部屋や電車の中ではびっくりするぐらい涼しくなる。いや、寒いぐらいになる。それをまさか9月も終わろうとしてる今、仕事に行く前・職場を出る後にぶっかけないと身体が持たない。

「秋が、やってこない。」

それなのにアパレルは秋冬物が中心になってきている。店員にダウンジャケットを薦められる。思わず、「今日の最高気温36℃超えてるから、まだ正直よくわかりません。」と言ってしまった。暑がりの僕は、ダウンジャケットを着たことがない。冬場に暖房がきいたところで、モンクレールやカナダグースを着てる人を見るたびに、こっちまで背中に汗を感じた気になるぐらい、僕は暑がりだ。

9月末って、たしかいつもならそろそろ長袖カットソーと短パンを合わせたり、秋に合う色と組み合わせたりしていたはず。今年はそんなことしたら、カットソー全体が汗だくになる。けど、各ブランドなかなかいい秋服を出してくるではないか。物欲が止まらない。

お金は「やりたいことを叶えてくれる紙切れ。」（今はキャッシュレス化が進み、現金を使う頻度が劇的に減ったから言い方を変えるべきかもしれない。）そう思って今まで生きてきたので、貯金なんて最低限あればいいし、できる限り自分のやりたいことのためにお金は使うべきと思っている。

普通の人が常軌を逸しているであろうXのアカウントをしてるのだが、なぜか年収を聞かれることがあった。

その時は意味がわからなかった。もちろん答えるわけがない。仮にそこで「3,000万」と言ったら対応が変わったのだろうか。その逆で「250万」と言ったら、どうなってたのだろう。あわよくば、舐めてもらう代わりに金銭を…と思われてるんやろうか。残念ながらそれをするつもりは頭の片隅にもない。他を当たってほしい。

欲求不満を抱えてるけど、どうにもこうにもその機会がなく、そこで勇気を出してXのDMを送ってきてくれる方の力になりたい。もちろんそこには僕の性癖であるクンニがあるのだが、恐らくクンニされるだけで満足する方もいると思う。性癖が一致する人のお相手がしたい。それだけです。

「秋が、やってこない。」

この暑さやと、仮に声をかけていただいてもホテルに到着する頃には汗だくになってしまう。清潔感は大事にしたい。制汗剤はいつまで使うことになるのだろう。匂いや汗染みにはとにかく気をつけている。湿度が低くなってきたこと、日の入り時間が早くなってきたことから秋を少しばかり感じ始めている。ただ、自分の中ではまだ夏だ。

3日後に10月がやってくる。恐らくまだまだ半袖の生活が続くだろう。こんな中、街並みはハロウィン一色になり、その後はクリスマスムードが徐々にやってくるのだろう。あと数ヶ月でそこまで季節が変わる気がしない。去年も秋をそこまで感じず、一気に冬が来た感じだった。

涼しくなれば、依頼も来るのだろうか。結局色々選り好みしてるのは僕なのか依頼につながらない。平日は仕事が忙しすぎて休みの土日以外予定が空けれない。ただ、せっかく僕に会うために貴重な時間を割いて来てくれた方なら、トコトン満足させてあげたい。ただ…

「秋も、依頼者も、やってこない。」