見出し画像

冬の木曽旅〜上諏訪・下諏訪編

クリスマスが終わり年の瀬となった2021年、12/27。
青春18きっぷでのんびり旅しようかと思いましたが、5枚綴りでしか買えないことを知り急遽バスを予約。
朝から上諏訪駅に向かっています。

車内では雪化粧をした山々を横目に読書をしながら過ごします。

そして時間はあっという間に過ぎ、
12時38分 上諏訪駅 到着!!
昼食の場所を決めていなかったので上諏訪駅の観光案内所に駆け込みます💨
そして教えてもらった信州そばの美味しいお店「更科」へ。風情ある店構えなのに扉が自動ドアなのには驚きました、しかも開閉の勢いがすごい笑。


手打ち蕎麦 更科
とろろそば 

昼間でも気温は−1度。この寒さは東京出身には過酷過ぎます。
ざるそばを頼む予定でしたが、体を温める為、温かいとろろそばを注文。細い麺を口にすると蕎麦粉の香りが鼻に抜けます。手打ち蕎麦を感じました。蕎麦茶も香りが良くとても美味しかったです。

お腹を満たし、諏訪湖へ。
諏訪湖畔に足湯を発見し、足を温めます♨️
諏訪湖や奥に広がる山々を眺めながらかれこれ20分からいぼーっとしていました。

湖畔公園足湯

足は温まったもののあまりにも寒過ぎる!
ということで近くの由緒正しい温泉「片倉館」へ足を伸ばします。

片倉館 千人風呂
特徴的な煙突

明治のシルクエンペラー、片倉財閥の二代目が欧米視察をして西洋建築を採用して建設したらしいです。建物は見事、綺麗な洋館です。ちなみに写真の煙突から浴場の蒸気を排出していました。
以下に詳しい内容が記されてます。
こういう建物だったり歴史的建造物の経緯読むの面白いですよね。

ちなみに片倉館の千人風呂は映画・テルマエロマエの舞台ともなった場所らしいです!なんか既視感あったと思った。
温泉を出て休憩所でのんびりしていましたが、日の入りが迫っていることに気づき、君の名はの舞台となった立石公園へ向かいます!

まず立ちはだかるのは絶望的な手長神社への階段。

絶望的な階段 その1

苦しみながらも登り終え、束の間の喜びを感じているとまたもや階段出現。
一難去ってまた一難です。

絶望的な階段 その2

高台を目指すのだからしょうがないとは感じつつもなかなか辛いです。気温は−1℃なのに汗ばみました。いい運動です。
そして35分ほどかかり立石公園に到着!

諏訪湖と諏訪の市街地が一望出来ました。立石公園は「君の名は」の聖地としても有名らしいです。確かに似ている笑。
陽が沈んだ後の風景も見たかったので諏訪の街を眺めながらひたすら待ちます。高台で余計に風が吹いているからでしょう、とてつもなく寒い。一人旅尚且つ夜景を待つ同士が何人かいて頼もしかったです。

立石公園から眺める諏訪の夜景

かれこれ1時間ほど待ったでしょうか。17時10分頃になり、辺りは暗く、街の灯りがつき始め見事な夜景が見れました。寒かったけど、待っててよかった!
帰るのが憂鬱でしたが山で凍え死ぬのは御免なので足早に駅を目指します。帰りは暗くなり、行きと景色が違ったので不安でしたが、30分ほどで着きました。
上諏訪駅に着いたのは17時40分頃。宿は下諏訪なので松本行きの電車を待ちますが、電車まで15分ほど時間があったので足湯に駆け込みました。

上諏訪駅 足湯

駅構内に足湯があるのは温泉街ならではです。冷え切った足を温められて足の感覚が復活しました。街中の足湯に助けられてばかりの1日です。
足湯に浸かって見知らぬ人と肩を並べて電車を待つ経験は初めてなのでなんだか楽しかったです。電車が来る合図がなると皆、足を拭き足早にホームに急いでいました。

マスヤゲストハウス

今日は「マスヤゲストハウス」に泊まることにします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?