エンジニアやデザイナーのあなたがUXとか持ち出すアイツを大っ嫌いな理由
理由1. UXデザイナーとか言ってるくせにデザインできない
UXデザインで使われる場合の「デザイン」の意味はサービスデザインの文脈に近く、計画立案や設計といったものなのですが、開発現場のデザイナーからすれば「あんな奴がデザイナーを名乗ってるなんて許せない」ということになります。世の中の多くの人にとってのデザインはスタイリングデザインであり、グッとくる見た目で課題解決する人なのです。そんな中、デザインのできないような素人が自分の作ったUIに「これは使いづらい」とか文句を言ってくるときた。
大っ嫌い!
理由2. プロデューサーでもないくせに急な仕様変更を押し込んでくる
「インタビューしてきた結果、この機能は使われないことが分かったのでなくしましょう」朝会で突然奴が言い出した。おいおいこの機能作るのにどれだけ苦労したと思ってんだよ。大体そのインタビュー相手とか信頼に足りるわけ?正直全然信頼できないんだけど。え?ここのボタン反応が遅いんじゃないかって?
大っ嫌い!
理由3. 大して手も動かせないくせにミーティングで指摘ばっかりしてきて、結果的に勉強会などの場で自分のおかげみたいな顔をして話し出す
「このユーザシナリオの設計が考え抜かれていたから機能してるんです。ユーザを見ないで自分の思い込みで作ってる人が多いんですね」うるせえよ。最終的にお前の曖昧な仕様を具体的に落としてビジネス的に成立させたのはお前じゃなくて俺らだよ。なに「わしが育てた」みたいな顔してんだよ。
大っ嫌い!
理由4. UXとか言ってるけど利用中の楽しさの話もできてないしビジネスと完全に切り離されてるし結局UIの話しかしてない
「このバトルの勝敗のつき方って気持ちいいですかね?もうちょっと歯ごたえつけるとして、パラメータどの程度分散させるといいですかね?」「あ、僕プランナーじゃないんでそういうのわかんないです」まてまて、利用中のUXの相談にも乗ってくれよ。利用前、利用中、利用後、全部必要なんだけどイベントページのことだけ気にしないでくれるかな?
大っ嫌い!
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…みたいなことって現場であったよねーと思ってまとめてみた。つまんないことに見えるかもしれないけど、結構こういったことで信頼を失ってしまうことがある。コミュニケーションが足りなかったり、結果ありきで上から話してしまったり、変に自分の役割を限定してしまったり。
「わたしが正義なのでみなさん聞くべきなのです!」では人は動かせない。でも、結果的にいいプロダクトができてみんなに喜んでもらえることはみんなの望み。いろんなツールとかワークフレームとかを使いこなせる力と並行して、みんなと協働できる力がある、失敗経験を生かせるのがきっと大事だなと思います。大体最初は失敗しますからね!
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