議論好きすぎて死ぬおそれ

つくった方が早いパターンと議論した方が結果的に早いパターンがあるのだけど、油断してるとそれはそれは議論をしてしまうのが多い。

プロダクト好きすぎて、もう宗教戦争みたいなことになっちゃって決着つかなくなって「ごめん。もうこれ俺欲しいんだわ。折れてくれ」くらいの話になるのだけどまだ決着つかない。そんな感じで2時間くらい普通に喋っている。ディレクターとエンジニアとデザイナーは背中合わせに座ってるので、対面で話すより近いし、今ちょっといい?率は結果的に上がる。

それほしいか?ほんとに欲しいか?みたいなことばっかり言ってるので、結果的に「俺は本当はダメだと思ってたんだ」みたいな、言わないで黙ってるような人がないので健全だと思う。ただ、欲しい戦争には勝ちたいからプロトタイピングもしょっちゅうしてる。した上で、あーこれやっぱりいらないわと気づけることも多い。

そんな議論してたら「もうこれつくったから触ってみて」とエンジニアに言われて何なのこの爆速実装はと笑ったり、UIデザイナーがプロトタイピングでやたらとすごいgifアニメをつくってきたりすることがあって、その辺で熱量あふれた機能だけが結果的に増えている。

やっぱりこれ使いにくいからかえよーぜ、この考え方おかしいから別のにしようぜ、というのは愛があって言うから言われた方も納得感いくわけで、愛がない人が急にやってきて、ひとつ流れの中の一部分だけ取り出してきて「これはアレなプロダクトですね」と言われても正直どうでもいい。どうでもいいと思いつつ、それなんでそう思ったのかなってところは大事だなと思って、とりあえず凪に行って煮干しを摂取したら日々幸せだと思うのだわ。

あと、議論する時に使う言葉、表現、相手を論破しようとか叩き潰そうとか、そういう方向に行かないもの、変に強過ぎないものを選んだ方が幸せになれると思います。なんとなく。素直に話聞いてもらえないよ。もったいない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?