リモートワークをさがしてる〜2ヶ月目のWeb開発チーム編〜

ひとつのリモートチームとして動き始めて2ヶ月ちょい、最近使ってる/使ってたツールを振り返りつつ、棚卸ししつつ書いてみます。インフラとかその辺もあるんですが、全力検討中なので今回は除きます。

スケジュール/タスク管理

Backlog(http://www.backlog.jp/)

正統派プロジェクト管理ツール。JIRAやRedMineのように使えます、が、小規模チームなので案件に対して要素が多すぎるのと価格感が合わず断念。最近はgitのリポジトリも付いてますね。

Brabio(http://brabio.jp/)

ディレクターやプロマネが最初の線表を引くならこれが一番楽な気がしました。人数が少なめなら無料範囲でOK。ただ、日々のタスクはTrelloで管理します。

Trello(https://trello.com/)

1〜2週間単位のタスクはこれで管理。無料から利用可能。Boxとしては「メモ」「来週やる(Todo)」「今週やる(doing)」「終わった(done)」の5種類で対応。最初はプロジェクトごとにボード作ってましたが、次第にボード切り替えがめんどくさくなったので、今はボード一つにしてカラーラベルで区別してます。

デイリーコミュニケーション

Slack(https://slack.com/)

今やスタンダードになりかけている前職から引き続き利用。無料から利用可能。勤怠管理はみやもとさん(https://github.com/masuidrive/miyamoto)を入れてます。各種botを連携させられるのとアプリで手元応答できるのが強い。

Qiita:Team(https://teams.qiita.com/)

キータの内部チーム利用版。主にエンジニアの日報、議事録、ディレクターへの案件確認、つくってみた・やってみたノウハウを入れてます。初回1ヶ月お試し可能。Slackだと流れちゃうような議論の転載もここで。

Basecamp(https://basecamp.com)

デザイナーとのコミュニケーションはここで。初回3ヶ月無料。コードのやり取りはQiita、デザインのやり取りはBasecampに分かれてますが、無理やり一個に押し込めないで対象と相性の良い方でいいかなと思ってます。

デザインツール

Adobe Creative Croud(http://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)

時代はSketch( http://bohemiancoding.com/sketch/ )じゃー!と言われてる中ですが、まだまだ必要なこの人たち。AfterEffectで動きのデモ作ったりもするのでとりあえず使い倒してます。CC2014になってから画像の書き出しが楽になったりペンツールよりも曲線が楽に弾けるようになったりと、いろいろ便利になってる感がありますよ。

Cacoo(https://cacoo.com/)

情報設計・ワイヤーはこの人。昔から有料会員で使ってます。Cacoo忍者入れるとコピー&ペーストで画像が貼れるようになったりと進化中。情報設計の段階ではなるべくグラフィックデザインできないことが大事だと思ってます。へんにここで見た目にこだわりだすと、やりたいことはなんだっけ?の話から、ここは赤じゃないよね?の話にずれがち、かつそっちの方が突っ込みやすいから変な方向に行きがち。

Prott(https://prottapp.com/ja/)

invision(http://www.invisionapp.com/)よりはflinto(https://www.flinto.com/)に近いプロトタイピングツール。この界隈は日本語のツールがなかったので人を選ばないのがいいところ。スマートフォンのUIをPCで確認してるような人はもういませんよね!手元の確認といえばSkala Preview(http://bjango.com/mac/skalapreview/)なども便利です。

プロトタイピングツールって手元端末でのUI確認するだけじゃなくて、存在する画面をPCで一覧化して管理するデザイナー向けツールとしての立ち位置があるなーと思い始めてます。使ったことない、使ってみたけど、という人も意外に自分に合った使い方がありますよ。

Markly(http://marklyapp.com/)

ワンクリックでマージンやオブジェクト情報を表示できるアドオン。編集ファイルの情報を適宜取り込んで更新できるので、指示書作るときだけでなくUI作るときにも便利。

リポジトリ管理

Github(https://github.com/)

Bitbucket(https://bitbucket.org/)から始めて結局Githubに移りました。理由は手伝ってもらっているエンジニアが増えてBitbucketの無料分ではコミッター分足りなくなったのと、どうせ有料化するなら使い慣れた方にするか、というところです。

コミッターが少なければBitbucketいいと思います。グループのプライベートリポジトリを無料で使えますしね。

その他ツール類

Google Apps(https://www.google.co.jp/intx/ja/work/apps/business/)

Gmail、ハングアウトでの遠隔mtg、スプレッドシートでの案件確認、マスタ管理など、コレがないとどうしようもないシーンたくさん。データのやり取りもここで行ってます。

Office365(http://www.microsoft.com/ja-jp/office/365/default.aspx)

Excelじゃなきゃどうしようもないシーンがちょくちょくあり導入(チェックボックスにチェック入れる、クリックすると切り替わるフォームがある、など)。OneDriveが1TB分ついてくるのでDropBox有料化したと思ったらあるかなー、と思う出費感。

Mac標準メモ

iPhoneでもMacでもメモ同期。EvernoteとかOne Noteとかあるんですが、一番気軽に使えるので結局戻ってきました。

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リモートワークの場合は結局コミュニケーション、誤解を生まないことが大事で、質より量な接点の持ち方のほうがプラスに働くと思います。コミュニケーションを生むためのきっかけ探しが、結局この辺のツール探しで一番大事なのではなかろうかと。


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