スキマスイッチの事をただひたすらに書く #2

こんにちは。Hiroです。今日はスタバでMacから投稿です。
スタバで仕事している人って、なんかカッコいいですよね。
そんな人ぶっています。

キャラメルマキアート(ソースシロップ多め)、チョコレートチャンクスコーンがお気に入り

改めて自己紹介すると、アラサー後半世代です。はい、黙ります、、。笑

という訳で、スキマスイッチの事をただただ書く記事の第2弾です。
昨日(5月7日)に、JAPAN JAMのフェスに出演し、なかなか良いパフォーマンスで
好評だったそうなので、その辺りのこともちらっと書きたいと思います。

「全力少年と奏(かなで)のアーティスト」でもいいと思う。

◾️生音へのこだわり

さて。前回は割と大枠な事を書いた気がしたので、今回はもう少し深い話もしてみたいと思ってます。
彼らの音楽は、なんといっても「生音」へのこだわりが魅力の一つではないでしょうか。
もちろん、卓弥くんの声と、シンタくんのアレンジセンスがあることは大前提なのですが。

昔のこだわり具合は特徴的で、
エレキギターを使わない、打ち込みはしない、歌詞の面で言えば「私」という言葉は使わない、といったことは当たり前。
今では新しい事へのチャレンジ、という意味で、打ち込みの曲もちょっとずつやってはいますが、それでも基本的には生音であること。
2人でパソコン上でシミュレーションされたアレンジを、本番のレコーディングで生音に差し替えていきます。
最近では、あえてベースだけシンセベースにしたり、ドラムだけ打ち込みだったり、というチャレンジもしていますが、基本的にはスタジオミュージシャンの方に演奏していただいた楽曲がほとんどです。
スキマの楽曲にはストリングスも多用されているのですが、ちょっと面白いのは、「奏(かなで)」という有名な楽曲は、ストリングスとドラムは打ち込みなんですよね(お金なかったのかなぁなんて考えちゃだめ)。
その後に生ストリングスに差し替えられたバージョンもリリースされていますが、なんやかんや原曲の方がいいな、と思ってしまうほど、こだわって作られたストリングスとドラムなんです。よかったらその辺りも聞いてみてください。

ちなみに彼らは、ライブ(コンサート)をやる時には、ある程度固定のサポートメンバーがいるのですが(たっぷり後述します)、
音源のレコーディングは、その曲ごとに適任と思われるスタジオミュージシャンが起用されているのです。
「このドラムはカースケさんしか考えられない!」「ファンクなベースが欲しいから、亀田誠治さん」といった感じで、ほんと多様な皆様が参加されています。
お陰で僕の耳も聞き分けができるようになり、「このギターは小倉さんっぽいな」というのが大体わかる様になりました。笑
ちなみに以前、関ジャム(関ジャニ∞の出演するテレビ番組)で最高のバンドメンバー特集みたいなのがあり、シンタくんが出ていたので、どういうコメントをするのか興味深かったのですが、
その時は特にコメントをせず、その後その意味をファンクラブ向けに教えてくれました。
具体的には書きませんが、ここに書いたような事が裏にはあるから、と言っていて、なんだか妙に納得してしまいました。

そんな生音へのこだわりが強い彼らは、ライブにもそういう面が強く出ています。

◾️ライブのクオリティ

noteを始めたのはこれが書きたかったから、といっても過言ではありません。笑

彼らは、デビュー以降ほぼ毎年(ソロ活動期間は除く)ライブツアーを行っています。
まだ落ち着かない今でも、47都道府県を回るツアーを実施中です。
個人的には、スキマスイッチのライブは、音だけで勝負するライブの最高峰だと思ってます。

前途の通り、音源は生音にこだわっていますが、ライブもとことん生音にこだわっています。
おそらくライブが化け始めたのは、2010年に行われた「スキマスイッチ TOUR 2010 "LAGRANGIAN POINT"」ですね。確実に。

この時からのバンドメンバーが、今もサポートをしています。
※一部公演は、他のメンバーに変わる場合もあり
Drums 村石雅行
Bass 種子田健
Guitar 石成正人
Keyboard 浦清英※厳密には2013年〜
Percussion 松本智也
Sax 本間将人
Trumpet 田中充

このツアーが始まる前は、お恥ずかしながらほとんどの人の存在を知らなかったのですが、
ライブの初日参戦が終わった途端、他の公演のチケットを探しまくっている自分がいて、今では彼ら以外の音は考えられないくらい強い存在となってしまっています。
このツアーも、特に映像演出があった訳ではなく、本当に音のみでパフォーマンスをしていて、「なんかこのバンドの音、すごいな」というのが初日の感想でした。
そこから参戦回数を重ねるたびに色々な音を聴くことができ、最後まで飽きることのないツアーでした。

多分、スキマの2人以上よりも(失礼)、バンドメンバーを見にライブに来ているスキマファンも多数いる程です。
ちなみに僕も、石成さんや本間さんは他のアーティストからも引っ張りだこなので、彼らが出るか出ないかを気にしてライブに行っている一人の人間です。笑

で。彼らと行っているライブですが、生音のみで、マニュピレーター(パソコンで音楽を出す人)は存在せず、強いてはクリック(メトロノーム)すら使いません。
よく彼らが言っていますが、「全員がパッと手を止めたら音が止まる」ライブです。
ホーン隊の2人は、時にパーカッションになったり、キーボードを演奏したり、CD音源から聞こえる音を可能な限り人力で再現しています。
CD音源にホーンが入っていない曲でも、違和感なくホーンが入っているのが特に好きですね。

彼らのライブは生音なだけではなく、「リアレンジ」と呼ばれていますが、いわゆる楽曲をオリジナルとは違う音源でパフォーマンスすることが多いです。
例えば、

「飲みに来ないか」という2ndアルバムに収録された楽曲がありますが、
原曲は8ビートのゆるーい曲なのですが、リアレンジされたものはエレキのカッティングが印象で、ミラーボールが回ってそうなダンサブルなナンバーに。
今のところ、バラードがアップテンポになるようなものはないですが笑、歌が始まらないとなんの曲か分からないような曲をよくやってくれます。
そして不思議なのが、そのリアレンジを聴いた後にオリジナルを聴くと、オリジナルの良さを再認識するんですよね。
またライブは、特にこれといったお決まりの振り付けなどはあまりないのですが、最近では「Ah Year!!」でタオルを投げたり、「ガラナ」のBメロの手拍子など、以前よりも一体感あるものが増えてきた気がしています。
「自由に楽しんで」というコンセプトなので、あまりこういう振り付けを積極的にやる人たちではないのですが、でもいざこういう振り付けをファン主導でやっているのを見ると、やっぱり嬉しそうな顔をするんですよね。

ちなみに、順位をつけることはできないですが、おすすめしたいライブパフォーマンス5選を紹介します。

●「POPMAN'S CARNIVAL vol.2 」スフィアの羽根
●「TOUR SUKIMASWITCH」桜夜風
●「POPMAN'S CARNIVAL vol.2 」アイスクリーム シンドローム
●「POPMAN'S WORLD」SL9
●「POPMAN'S WORLD」トラベラーズ・ハイ

すみません、全然5つに絞れませんでした!笑 まだまだおすすめしたいものはあります、、。
ちなみにライブ全般を通して特に好きなのは、「TOUR2012"musium"」ですね。

今行われている「café au lait」というツアーも、ほんとに素晴らしいのでおすすめです。
具体的なことはネタバレになってしまうので書けませんが、あと10本くらい見に行きたいです。笑

あと言っておきたいのが、フェスでのスキマスイッチ。
夏フェスなどにも時々呼ばれるのですが、その時スキマを初めて見る方が大半なんですよね。
多分、「全力少年とか奏(かなで)は知っているからちょっと見てみようかな」な人が多いと思うんです。まぁそれで十分なんですけどね。
でもそういうフェスですら、前途のフルバンドメンバーを引き連れていくし(スカパラ並な大編成は他に見たことないです)、時に「ガラナ」という曲をリアレンジ(別名「チャラナ」と呼ばれている、ちょっとファンキーでダンサブルなアレンジ)でやっちゃいますからね。
アルバム曲だって平気でやっちゃいます。昨日のJAPAN JAMは、2014年にリリースされた「スキマスイッチ」というアルバムに収録されている「僕と傘と日曜日」という隠れた名バラードを初っ端にやるというめちゃくちゃ強気なセトリで挑んでいて、参戦していないファンは口からよだれが垂れていました。笑
そして、初めてスキマを見た皆さんは、「全力少年と奏(かなで)のアーティスト」という印象から、「いやこの人たちすごい、、、」という新しい視点を持ってくれる人が多く、ファンとしてはなんだか嬉しい限りです。
もちろん、「全力少年と奏(かなで)のアーティスト」ということも十分ありがたいことだと思うんです。全力少年で会場の人全員が手拍子している姿が本当に好きで、以前は全員で歌う光景もあり、2019年のロッキンは5万人?の大合唱が本当に印象的でした。こんなにみんな知ってるんだ!という驚きでしかなかったです。

とまぁ、なんだか想いばかりを書き綴るとまとまりきらないのですが、
彼らの魅力がもっともっと多くの方に伝わるといいな、といつも思っています。
でも逆に、他の人が知らないものを知っている優越感みたいなものはちょっとあるので、それはそれでいいですけどね。笑

◾️で、結局何がそんなに好きなのか?

さて。パソコンから書いているので、どんどん長くなりますね。笑
そろそろまとめようと思います。

多分この記事を読んでくれた方は、
・生音にこだわってるんだな
・ライブもすごいんだな
って事が少しでも分かっていただけたら嬉しいですが、
彼らの人柄もすごく好きなところです。
もう40半ばのおじさんなのですが(失礼)、ファンの事を考えてくれたり、
(以前のツアーでアンケートに書いたことが、その後の公演で反映されているような気がしたこともありました)
特にライブなんかはスタッフの方の顔と名前が分からないと嫌らしく、「照明さん」ではなく「◯◯さん」と名前を呼んでいる姿をたまに見ます。それって一緒に仕事をしているスタッフさんにとっても嬉しいことですよね。自分だったらめちゃくちゃ嬉しいことだと思います。
とあるツアーでは、ステージに突然出てきた音響の若い男の子の事を呼び捨てで呼んでいて、なんだかあったかい雰囲気だなーと思いました。
もちろんこれ以外の面も色々ありますが、
僕は音楽的な部分やライブのクオリティ云々より、こういったバックグランドに興味関心があるアーティストを応援し続けているような気がします。
多分、この先いつになっても応援することをやめないアーティストだと思っています。

この記事を読んで、少しでもスキマスイッチの事をより気になった方がいたら嬉しく思います。
そして、細々と布教活動は続けていこうと思っています。

今回もありがとうございました!
次回は、スキマの話をするか、別のアーティストの事を書くかは決めていませんが、
また書くのでコメントやフォローなどどうぞよろしくお願いします!

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