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アレキサンドライト⭐︎アマノコトネ
2020年7月31日 09:31
名も無い花でいい。誰かが見つけてくれればそれでいい。嵐も頬を撫でていき、散々と刺すお日様も一時の恵。ゆらゆらと、けむる露の玉も静かな時の憩い。心が萎えても、そっとそこに佇んで、ジット空をみつめる。名もない花だって好きと言う、一言を夢見てそっと、そっと、その時を待つ。名もない花も夢を見る。好きと言われる日が来る前に天に召されるかも、しれないと。小さな小さ