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20220717 アキシブproject新居歩美生誕祭 〜チェリーのショートケーキ〜

幸せそうなにいを見れてよかった。

無事に終わって本当によかった。


AKBでヲタクしていた頃から何個生誕やってきたかわからないけど、今まで関わった生誕で1番の労働力怪物生誕だった。

一緒にやってくれた人たちの当日の力の発揮の仕方
スタッフさんもポジティブに協力してくれたと思うし
1番はにいがすごかった

新居歩美だからできた生誕祭だと思う。


新居生誕2021のブログに書いたこと

『失敗しなかっただけで成功とは判断してない』

これは1年経った今も変わってない。

去年のこれがずっと残っていて、これを覆すっていうことだけは自分の中で決めてた。


感情と理性のコンクリフトも当然発生した。
毎年この時期は本当にコレが重い。

でも、生誕祭の2日前からかな…
そのコンクリフトやストレスを上回って楽しみでワクワク感が半端じゃなかった。
去年とはそこが違う。

多分、去年と違って『今年は言われたこと以上までやりきった』っていう自信がそうさせたんだと思う。


でも、今冷静に振り返ってみて、結果を出せたかというと…?ではある。
ここでいう結果というのは、にいとにい推しにとって良い時間にできたかどうか?という意味で。


今嫌というくらい休んだから自覚したけど、生誕前の2か月半本当に休みなかったし、必死すぎて、我ながら滑稽だったと思う。


まずは生誕祭のサブタイトル

『チェリーのショートケーキ』

このフレーズを…

真っ白の中に鮮烈な紅(あか)のワンポイント
ねっとりと甘く、こぼれた水がゆっくりと床に広がるように、ふわふわの純白を染めていく紅
甘くて、鮮烈で、侵食していく紅
降ったばかりの新雪のようにふわふわと柔らかく、でも弾力がある白

そんなイメージで受け止めて解釈していたんだけど、はたしてにいの意図や世界観を汲み取れていたでしょうか。

※こういうことを書いたら、にいはイメージと違っていても『合ってるよ』って答えそうだけど、配慮でするそういう返事は求めてない(苦笑)

ただ、少なくとも横浜ランドマークホールっていう会場は『白色担当 新居歩美』の最後の生誕祭会場としてふさわしかったと思うよ。


俺がどう接しようが、なにをしようが、にいにとっては所詮億分の一。
俺が知らないこともたくさんあるし、知らない方ががいいこともある。
良いことも楽しいことも、苦しいことも辛いこともたくさんある。
人生だからね。


がんばっていて
その努力の方向性が真っ当であって
継続していて
力の入れ方が他の人より1枚上手

それでもどうにもならないことなんていくつもあって。

今すでにがんばっている人に

『がんばれ』

って、いうことはしたくなくて。

それを言うなら、何をどうがんばれば結果になるのかちゃんと伝えないと

『私はこれ以上なにをがんばればいいの?』

って、無自覚のうちに追い詰める結果になってしまうこともある。

特ににいは精神状態でコンディションが大きく左右されるし、デリケートだから、新居歩美に対してはひたすらに甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘に接している。

んだけど、にいは自覚あるかな(笑)


どう生きたって、理不尽で、悔しくて、それでもどうにもできなくて涙を流す時間はあるから。
少しでも気分よく、ポジティブににいがあゆみ続けられる時間を増やしたいな。


そんな…甘かったり苦かったりする時間がミルフィーユみたいに重なる新居歩美の『人生』というスパンで見たとき。

アイドルをしている時間なんて線香花火のような刹那。

でも、その刹那の中に、喜怒哀楽、成功、失敗、悔しさ、愛増、色んなものが凝縮された密度が濃い時間だと思う。

そんな刹那に、少しでも新居歩美が、前向きに明るく楽しく『アイドル』っていうことに、ポジティブに向き合いやすくなるような時間を届けたいなって思う。

にいは楽ではなくても、アイドルの道を選んでくれたことで、俺が楽しい時間を過ごせているのは事実。

その分、少しは返せているでしょうか?


色々考えながら、我ながら道化だなと思ってその自覚もあるけど、道化でもいいやって思えるのは、これまでそれだけの『楽しい』をにいが届けてくれたから。

この1日と、そこに至る過程で少しは恩返しができたかな。

これに答えられる人は新居歩美だけだけど、にいに聞いたら、どうきいてもポジティブな答えしか返ってこない(返せない)よね(苦笑)

答えが限られていることがわかっているのに聞くのはゲスのすること。
聞くことによって、自分に都合のいいポジティブな回答や、質問に沿った答えを強要したくないんだよね。

言わ『される』言葉にどれだけの価値があるのか。
本心を心の底に隠した表情にどんな意味があるのか。

と、思ってる。
俺個人の価値観として。

それでも言葉や行動がほしいときってあるんだけど、それはまた別の話。


目に見えるものから。

今回の生誕祭

■サブタイトル

新居歩美生誕祭2022
〜チェリーのショートケーキ〜

サブタイトルがずっとほしかったからサブタイトルつけてくれてすごく嬉しい。

俺は生誕祭にはサブタイトルが絶対に必要だと思っている人。

○○生誕祭ってみんな同じで、誰の生誕祭なのかを識別するための無感情な記号でしかないと思っていて、サブタイトルが入って初めて

『この生誕祭は○○です』

っていう、世界観が色付けされる。
俺はそう思ってる。

俺は候補のもう一つ『真白祭』(ましろさい)じゃなくて、『チェリーのショートケーキ』でよかったと思ってるよ。

『チェリーのショートケーキ』は唯一無二だと思うから。

メンバーカラーが白なら誰でもできたり
名前が『真白』なら誰でもできたり

するようなものじゃなくて

『チェリーのショートケーキ』

こんなに色鮮やかに、聞いた人の脳裏に同じものを思い浮かばせるサブタイトルが他にあるかな?

言葉のチョイスもいいね。

そして、にいがサブタイトルを決めてくれたからこそ

■スタンドフラワー(フォトスポット)

生まれたスタンドフラワー。
これはサブタイトルからヒントをもらった

『ケーキの上のフォトスポット』

を、イメージ。
このスタフラは、チェリーのショートケーキホールサイズの上で撮るフォトスポット。
そんなイメージ。

ちょっと小さいかな?と、思ったけど、チェキの撮影場所としてはこれくらいのサイズ感がちょうどよかった。
夜にチェキ撮影していた時も、白ベースだから綺麗に光を反射して映えていたと思う。



■ステージ装飾

横断幕。
生誕衣装を着て横たわるにいとロゴ。
そして左右にバルーンウォール。

ステージの左右にバルーンボックス。

描いた言葉は

AYUMI 19TH BIRTHDAY

中のバルーンは赤、白、銀。

にいのためのステージ。

あなたが立ちたい思える場所でしたか?

■等身大パネル

本人サイン付きで出迎えてくれた分身もかわいいね。
左手の使い方や足の曲がり方まで(^^)

■アルバム

1月にお披露目された白セーラーの衣装モチーフ。
毎回思うけど、なんでオタクってアルバムモチーフ衣装にしたがるんだろう?

そこに包まれるのってオタクのメッセージだけど、衣装モチーフで包むことになにかメッセージ性ってあるのかな(純粋な疑問)


■クレイケーキ

チェリーのショートケーキ。
これサブタイトルあっての具現化。


そして…まさか自ら待受用意しているとは思わなかった。
あゆみが天才。


セトリ
M1.Hola! Hola! Summer
M2.真夏のセレナーデ
M3.WAY TO DREAM
M4.夏のかけら
M5.君セン!(あゆみゆ)
M6.ユメハナビ
M7.Acting Girl

EC1.白い雪のプリンセスは(にいソロ)
※新居歩美重大発表
EC2.White
EC3.アバンチュっ!
EC4.Restart

最初の2曲と最後の2曲にアキシブっぽさを持ってきて、真ん中はにいの世界観とやりたい曲を詰め込んだイメージのセトリ。

個人的には楽しさの君セン。
歌の『WAY TO DREAM』と『白い雪のプリンセスは』

『WAY TO DREAM』の歌い出し。
何回でも聴きたいな。
元々好きな曲だったけど、ソロのアカペラ歌い出しから始まるときのこの曲の魅力。

『白い雪のプリンセスは』原曲がボカロ曲で人が歌ってるわけじゃないけど、この衣装でにいがうたうのにふさわしい選曲だと思う。

2曲ともキーが高いのに歌声が安定していて、本当によく練習してきたのがわかる歌だった。
特に『白い雪のプリンセスは』って元々振りがないよね?

本当によくがんばったことが伝わってくる歌と姿でした。
にいのそういう姿が見れて嬉しい。

次に重大発表

■重大発表 読:新居歩美
告知させていただきました通り、にい個人の将来について発表になります。

私はアイドル卒業後(多分『アキシブ卒業後』の言い間違え)もアイドルを続けたい。
アイドルという職業をやり切りたい。
そう思っていました。

そして、アキシブ運営さんのご好意で

在籍中に進路が決まれば発表してもよい
卒業後すぐにアイドル活動を再開してもよい

と、言っていただいておりました。

卒業発表後、ありがたいことに色々な事務所さんから声をかけていただき、たくさんたくさん考えました。
そして、双方の運営さんの話し合いもあり

私、新居歩美は10月18日に都内でデビューする新規グループに加入することとなりました。

在籍中の発表ということで、様々な意見があると思います。
理解のある双方の運営さんにはとても感謝しています。

そこに決めた理由はたくさんありますが、なにより心を惹かれたのはスタッフさんの情熱です。

この場所で、この人たちなら、私の夢を、目標を、叶えてくれる。
そう思いました。

タイミングが速くなってしまいましたが、このご縁を信じてみたいと思いました。
卒業後から Lessonが始まり、卒業まではアキシブの活動に専念し、やり切ります。

最後に、わがままになってしまいますが

卒業まで現体制アキシブprojectの応援
新体制になった未来のアキシブprojectの応援
そして、よろしければ今後の新居歩美の応援

よろしくお願いします。

残りのアキシブメンバーとしての期間、1日1日を大切に過ごしていきます。

最後まで精一杯がんばりますので、見守ってくれたら嬉しいです。
新規グループについての詳細は、後々公開されていくので、SNSのチェックを続けてくださると嬉しいです。

10月18日にまたお会いできることを願っています。

アキシブproject 新居歩美
——————

待っていたお知らせ。
個人的にはもう少し早いかな?と、思っていたけどにいがある程度休んで準備期間をとることを考えたら十分かも。
むしろ世の中目線だと十分に早いかな。

焦りがある、だろうなとは思うんだよね。

自分が活動していなかったら、みんな他の子に行っちゃうんじゃないかっていう気持ちとか、会ってない間の不安とかさ。

でも、にいはそんな簡単にヲタクが流れるほど浅くアイドルやってないの伝わってるよ。
大丈夫(^^)


■手紙
山本未悠→新居歩美 朗読:山本未悠

あゆちへ

お誕生日おめでとう。
みゆが手紙を書くことは、勘の鋭いあゆちなのでもうバレちゃってると思いますが、今年はみゆがお手紙を書かせてもらうことになりました。

あゆちにこんなしっかりしたお手紙を書くことは初めてなので、少し恥ずかしいですが、最後まで聞いてください。


あゆちを初めて見たのはLIVE PLANET合同オーディションのSNS審査でした。
候補生の中でもずば抜けてかわいく、フォロワーも多く、この時から一人他と違うことをしていたので、目立っていたのを覚えています。

みゆは他のオーディション生を見すぎると、自分と比べてしまって不安になってしまうので、あまり候補生を見ないようにしていましたが、あゆちだけは比べるとかの次元じゃない1人飛び抜けていたので、よくTwitterや配信を除きに行ってました。


初めて会ったのは中間発表で本当に写真から飛び出したみたいにかわいくて、びっくりしたのを覚えています。

候補生のときはあゆちのヲタクだったので、会えてめっちゃ嬉しかったです。

かわいいのに、気さくでその場にいる候補生みんなに話しかけてて、みゆは人見知りで楽屋の隅っこで三角座りしていたところ、あゆちから『写真撮ろう』って話しかけてくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。


そんなあゆちとLINEでもやりとりをするようになって、合宿審査は一緒に行くことになって、チームも青チームで一緒になりました。
これも超嬉しかったです。

あゆちとは、次元の違う人やと思ってたのに、このときから隣でいることが多くて自意識過剰じゃなければ候補生の中で1番仲良かった気がします。

みゆは歌もダンスも素人で、人一倍苦労した合宿審査も終わり、最終審査も終わり、あゆみゆがアキシブprojectに選ばれた時は、みゆの人生でもトップ3に入るくらいびっくりしたできごとでした。

こんなすごいあゆちとアキシブprojectの同期ってびっくりしたのを覚えています。

加入してからはもっと大変だったよね。


最初の上京するまでの1か月、お互いの実家でもらったもらった動画を見て振り入れしてました。
振り入れとか初めてで

『どこまで覚えた?』

とかLINEしながら、がんばって覚えたし、あのときのダンス動画はお互いすごい悲惨で、黒歴史を生み出しましたね。
いつか2人がアイドルとして大きくなったときでも、公開しましょう。


上京してからも初めての一人暮らし。
初めてのLesson。
忙しくて頭もついていかなくて、時間もなくて、毎晩2人でモンスターを飲んで徹夜でダンス練習がんばったね。

今でこそ落ち着いたけど、あのときのあゆちは大好きなお母さんの下を離れて、高校生なのに一人暮らしを始めて、色々と追い込まれていて不安定になって本当に心配でした。

『この子今日にでも死んじゃうじゃないか』

って、毎日思ったし

『みゆが支えなくちゃ』

って思ってました。

あのときは、理解が少なくて今ほど支えられてなかったこともあって、それをたまに思い出して申し訳なくなります。
きっとすごすしんどかった時期なのに、がんばってくれてありがとう。


2人とも本当に寂しがりやだから、1人暮らしなのに基本どっちかのお家にいて、仕事帰りも、オフの日もずっと一緒にいたね。

そんなみゆたちを見たプロデューサーさんが

『2人一緒に住めば』

って、言ってくれたことをキッカケに始まったあゆみゆ同棲生活。
あゆちのおかげで寂しくなくて、毎日楽しくて、くだらないことで朝から夜まで笑ってる日々がすごく幸せです。
もっと思い出を振り返れば色んなことが出てくるんだけど、言い出したらキリがないので、またあゆみゆ思い出振り返り会でもしましょう。


あゆちは、みゆと真逆の性格で、真逆の考え方で、だからこそおもしろくて、一緒にいて本当に飽きないです。

ネガティヴな自分の隣に
ポジティブなあゆちがいてくれて
救われたことたくさんあります。

あゆちは強く、ちゃんと自分をもってて、自分の意見をちゃんと言えて、賢くて、要領が良くて、自分の魅せ方もわかっていて、すごいことばっかでいつも本当に尊敬します。

けど、たまに弱い日があることや、自分に完璧を求めすぎて苦しんでるところもあって心配になります。

この生誕祭の練習も、毎晩寝る時間を削っててずっと練習してて、あゆちは

『歌とダンスがダメだ』

って、よくいうけど、あゆちが思うより、歌もダンスもとっても上手だよ。
だから

『もっと自信持っていいのにー』

って思いながらみてました。


あと、あゆちは睡眠時間を削って作業をするクセがあるので、睡眠はちゃんと取ってください。

あゆちは優しいのに、あまり優しいキャラだと思われないことが悩みだと言っていたので、最後にあゆちの優しいエピソードをいくつか言って終わりたいと思います。


1.みゆが体調不良のときは、寝ずに隣でずっと看病してくれます

2.みゆが衣装洗い忘れて寝た日は、みゆの分も洗ってくれてます

3.みゆが男の人に絡まれた時は、みゆの代わりに断って守ってくれます

4.あとみゆが痴漢されそうになったとき、ずっと後ろの男の人を睨んでくれます

5.みゆがLesson前にダンス覚えれなかった日は、教えて助けてくれます

6.みゆが散らかした部屋の片付けや、洗い物洗濯の家事をみゆが寝てる間にしてくれてます

7.みゆがLIVE終わり、お腹減ってる時はあゆちがすごく疲れていても一緒にご飯ついてきてくれます


他にもいっぱいあるんだけど、あゆちって優しくて器の広い女です。
あゆちのファンの人はもちろん知ってると思うけど、もっとあゆちの優しさ広まるように、みゆもあゆちの優しさ広め運動がんばりたいと思います。

いつもみゆのお世話をたくさんしてくれてありがとう。
そろそろあゆちから少しずつ自立できるようにがんばります。

アキシブを卒業すると、あゆちと同じグループでアイドルできることはもうないかもしれないと思うと、すっごく悲しいけど、これからも同棲生活は続けるし、あゆみゆYouTubeも続けるし、まだまだあゆちにお世話になるつもりです。

これからも支え合いっこして、お互いアイドルがんばってもっと大きくなろうね。

よく、みゆは

『人のことをめっちゃ好きになることあんまない』

って、言うけどあゆちのことはめっちゃ特別好きだす。

会場:爆笑

好きです(言い直し)

よく他の女の子みてかわいいかわいいって言ってるけど、あゆちがダントツかわいいよ。
プロポーズみたいで気持ち悪くなってきたので終わります。

あゆちの素敵に1年になりますように。
一緒にしようね。
よろしくお願いします。

みゆより
——————

めちゃくちゃ文量多いね(笑)
しかも小さい字がびっしり便せんに書いてあって、それだけみゆが便せんに真剣に向き合ったってこと、だよね?
ありがと。

みゆのキャラクター…人柄がよく出ている手紙だったと思う。

前半の出会いからアキシブデビューまでの話は、みゆだからこそ書けた話だと思う。
自分の立ち位置活かしていてやるなぁ…と、思って聞いていました。

そしたら…最終盤で優しいところエピソードからおもしろくしていて、終わり方に迷走したんだろうなぁ…ってことが感じ取れる内容でした(笑)

みゆっぽいね。

にいの優しさ伝えたいはいいけど、自分を落とさなくてもいいんだよ。
みゆはみゆ。


そして主役

■新居歩美スピーチ

本日は新居歩美生誕祭にお越しいただき、ありがとうございます。

昨年よりも広い会場で
昨年よりも多くの人にお祝いされてとても幸せです。

みなさんにとって、今の私は去年の私より成長できていますか?
私は昔から、歌もダンスも苦手で、たくさん下手だと言われてきました。
その度、悔しくて、悲しくて、でも見返すほどの実力もなくって、自分で

『私は下手だから』

って言ったりして、保険をかけてすごしていました。
正直今もそうです。

技術がない分、努力で頑張ろうと思って、家で何度も練習したり、一生懸命なところしか取り柄がないから、誰よりも大きく元気に踊ったりしていました。

まだまだ下手くそですが、前よりも大きな声が出せるようになったり

『全力なパフォーマンスがいいね』

って、褒めてもらえることがかなり増えました。

とあるアイドルが

『成長過程を見せるのがアイドル』

なんて謳ったように、今はまだ全然なパフォーマンスだけど、成長し続けて、いつかみんなに認めてもらえるようなそんなアイドルになりたいです。

そしてなにより、私は下手くそだけどLIVEをしている時がすごくすごく幸せなので、その幸せな気持ちを共有できるような、人に伝えることができるような、そういうアイドルを目指します。

私が一昨年の9月にアキシブprojectでアイドルデビューをして、さらなる可能性や未来を探すために、来月卒業し、また新しい場所でアイドルを始めます。

アイドル以上に熱中できることも、やりたいと思うこともありません。

こんなに熱意があるからこそ、思うように結果が出なかったり、一生懸命考えてがんばっても、理不尽に押し潰されて無駄になってしまったり、そんなふうに自分の思うように先に進まないことがなにより辛いことでした。

そういった出来事が、この1年は本当に多くて…

本気すぎるから
人気に執着しすぎるから

こんなふうに、今後も辛い思いをするのなら、アイドルごといっそ引退してしまいたい。

そう思うことも正直たくさんありました。

持病の双極性障害の症状も治ってくれず、躁鬱の波でどうにかなりそうな日々と、それによりアイドル活動ができない期間もあり

『私はアイドル向いてないのかなぁ…』

と、思う時間も増えていました。

そんな辛い時期を乗り越えて、こうやって今日もステージに立っていられるのは、ファンのにい推しのみなさんのおかげです。

どんなに自信を削られても、ステージに立てば白色のペンライトと、皆さんの優しい笑顔が元気をくれます。

『まだ、ステージに立っていていいんだ』

って思えます。

かけてくれた優しい言葉の1つ1つが、なにより効く精神安定剤です。

今日、ここに来てくれたにい推し全員がアイドル『新居歩美』の存在証明です。

できないダメな子の私を

受け止めて
推してくれて

今日もアイドルでいさせてくれてありがとう。

卒業後も、また新しい場所でもアイドルを続けたい。
そう思えたのはみなさんのおかげです。

明日も、明後日も、来年も、ファンのみんなの推しメンでいられますように。

そして、最愛のお母さん。
あゆみも、もう19歳になりました。
たくさん手間のかかる、いまだにママに頼りっきりなわがまま娘だけど、誰よりママを愛してる自信はあります。
これからよろしくね。

みなさん、今日は本当にありがとうございました。

私は照れくさくて、素直に好きと言えない性格なのだけど、今日はがんばって素直になります。

ファンのみんなを愛しています。

どうか、また来年も『愛してる』と言わせてください。

アキシブproject 新居歩美
——————

読むのに勇気がいる手紙だったと思う。
新居歩美の18才の1年間がどういう時間だったかにじみ出ているスピーチでした。

にいが辛くても、苦しくても、涙が止まらなくても、どうにかなりそうでも続けてくれたおかげの楽しい時間なんだよね。

本当にありがとう。

ただ、もし来年があるなら、来年のスピーチは


今年はこれができた、あれもできた
来年はこういうことがしたい


そんなポジティブなスピーチっであってほしいなと思う。


そして聞いていて気がついたけど、言葉のリンクに(気にしすぎだと言われればそうだけど)嬉しくなったな。


20220327
■にいの高卒イベのヲタク送辞

私たちがいることが

新居歩美さんが正しかったことの『証明』

そう言えると思いませんか?


■この日のにいのスピーチ

今日、ここにきてくれたにい推し全員がアイドル新居歩美の存在『証明』です。


これに気がついたとき思わず立ち上がりそうだった。
言葉のチョイスもそうだけど、内容が。

無意識ならもうそれはシンクロ(自意識過剰 笑)


これはいつどんなときでも大前提だけど、自分の人生にとって1番いいと思える選択をし続けてほしいな。
結果として、それゆえにアイドルを辞めたって構わないと俺は思う。

にいはアイドルが天職って思えるくらい向いてると思う。
けど、にいはアイドルをするために生きているのじゃなくて、新居歩美が生き方としてアイドルを選んだ。
主語は『新居歩美』なんだから。

にいの心を傷つけてまでアイドルしなくてもいいも思うし、にいの心を傷つく時間が1秒でも減っていく未来になればいいなと思う。


これは根本的な…前提の部分として

『生誕祭ってなんのためにやるのか?』

と、いう目的の部分。

対象(今回は新居歩美)に『おめでとう』と『1年間の感謝』を伝えること。
これは大前提であり、考えるまでもないこと。

これにどれだけ…


新居歩美にとっての価値
新居歩美のヲタクにとっての価値
にいの家族、友達、招待した人たち
この日を見にきた人たちにとっての価値

新居歩美の今後につながるキッカケになれる可能性としての価値

新居歩美が言いたいことを言える場所と時間としての価値

それらを上乗せできるかが創る側の真価。

生誕祭は1年に1回だけ、どんな子でも絶対に主役になれる日。
そんな日に言いたいことを言えないなんて寂しいじゃん。

アキシブのような本人主導型の生誕だったらなおさら。

だから、複合的に見て価値ある時間を届けること。
が、大きな目標でした。


本人がやりたいことをやるだけだったら、ヲタクが関わる意味はなくて、全部本人と運営でやればいい。

それなのにヲタクがやる意味。
本人的にも運営的にも、必要なリソース(お金、労働力、時間)を外部から調達できるっていう部分が主なことはわかってる。

けどね、ただ言われたことを言われた通りにやっているだけなら、誰がやったって同じだし、別に変わらない。
そんなのつまらない。

理屈ではね。

でも、違うんだよなぁ…

どれだけ本人の意図を汲み取れるか
世界観を本人に寄せていけるか
価値基準を本人にできるか
嫌味がないか
独りよがりじゃないか
次に繋げられる時間を作れているか

これってどこまでも(関わる人全てにとって)良い結果を残そうと思うと、もはやマネジメントの領域。
ボランティアの世界じゃないよね(笑)コレは。

人によって計る物差しが違うから、誰が見ても100点にはできないけど、少なくとも本人の世界観に寄せていくことはできる。


今年ある人から言われたけど

『本当難しいですね。だって仕事じゃないんですもん』
『僕は無理です』

すごくシンプルに真に迫るもので、色んな要素を絡めて考えていた俺には新鮮でした。


本当の意味で(関わる人たちにとって良い結果を出そうとすると)難しいですよね。

形だけ整えるのとは意味が違いすぎる。

本人の希望と
みんな(スタッフさんのような作る人たち)の想う先と
目の前に存在する現実と
自分自身の想い

それらをバランスよく取りながら、誰も傷つけないように進めたい。

でも、全てを汲み取ることも、取り入れることもできない。

全員前提が違うから。

知っていること
経験してきたこと
感じていること
見えているもの
見えている新居歩美の姿

全員違う。
前提は必ずしも揃わない。

だから、多数派が全てにおいて目的と結果に対して正しいと思ってない。
でも、多数派にとっていいと思えない生誕祭じゃ、にいの今後にとっての価値が上乗せできないんだよなぁ…

とか、いろんなことを思いながらとにかく毎日動かしてた。


その1番はやっぱり

主語が『新居歩美』になっているかどうか

こういう企画系って、ヲタクがやりたいことをやるものじゃないと思ってて。

どうしたら新居歩美(本人)が『1番』喜んでくれるものを創れるかどうか。

どうやったって喜んではくれるだろうけど、その全てが本心とも思っていないし、アイドルっていう仕事柄ポイントを外していて違和感があっても、表向きは笑顔で

『ありがとう』

って、言うことが求められるお仕事だからさ。
上でも書いたけど


言わ『される』言葉にどれだけの価値があるのか。
本心を心の底に隠した表情にどんな意味があるのか。


目の前の表情の奥を見に行くつもりでやらないときっと本質にたどり着けない。

今年も道半ばだけど、こういう想いや考え方がにい推しに少しでも響けばいいなぁ…

いつか俺が去るときがきたとしても、新居歩美にとっての価値の種、そのカケラだけでも残せればそれでお役御免でいいでしょう。


まず新居歩美さんに感謝を。

にいが配慮してくれたのはさまざまな面で伝わってきました。
それがなくてもやったけど、にいの配慮がやりやすくしてくれたり、本番までの気持ちを支えてくれたのは間違いない事実。
ありがとう。


こういう背景もあるけど、この新居歩美生誕祭2022 〜チェリーのショートケーキ〜の1番の功労者は新居歩美自身だと思う。

自分の生誕祭だからってさ

Tシャツデザイン描いて
衣装デザインして
タオルデザインを描いて
フライヤー描いて
横断幕を描いて
チケットの仕組みを考えて
etc…

ここまで自分でやるアイドル他にいるのかっていくらい、頭も体もフルに使ってたよね。
しかも当初予定になかったデザインまでして、合間に他のお仕事もしてるわけだからね。


前に聞いたよね。

『なんで生誕祭こんなにがんばるの?』

って。

俺の知る限り、自分の生誕祭だからと言って自分自身の手足を動かす『行動』に出るアイドルって極少数。

何回も言っているけど

言葉はセンス
文章は人間性
『行動こそ真実』

自ら行動する新居歩美だからこそ、応えようって思えました。

そして、さっきの質問に対する答えがこの2年の想いだよね。
2年分の想いの発露、見させてもらいました。

本当にお疲れ様!
新居歩美は今回もよくがんばりました。

祝われる本人が1番がんばってるっていう事実に違和感を感じているんだけどな。
新居歩美はこの日の主役なんだから、どーんと構えていてただ笑っていてくれればいい。

とか、思う気持ちもあるんだけどさ、それも少し違うと思うんだよね。

誰かから与えられて得る楽しさや幸福なんて本物じゃない。それは与えてくれる人がいなくなれば、次の瞬間に淡雪のように溶けて消えてしまう儚いもの。

でも、自分で掴んだものは残るし、その過程まで含めて力になるから。
新居はこの生誕祭を誇っていいと思うんだ。
ありがとう、そしてお疲れ様。


そして、そしてさ、これはきっとこの生誕祭を見た人たち、思った人もいると思うんだけどさ。

これだけの演出をして、アキシブprojectで、今の6人でツアーやりたかったね。


個人的に1個できなかったことが残っている。
俺が悪かったとは思っていないけど、生誕を使いきれなかったのは痛かった。

ヲタク同士の人間関係って、ふとしたキッカケで生まれるけど、忙しく動いているとその『キッカケ』って生まれづらいんだよね。
すでに知っている人たちと近すぎてもそう。

そういう微妙な距離感がある人と話すキッカケとして、元々知っている人でも距離感を縮めるのに、生誕って使いやすいから、そういう使い方もしたかったなぁ…

そのために必要なものが時間だったけど、時間というリソースは足りなかった。
目の前のタスクの進捗を7/17に全て『未完』から『完了』に変えることが最優先で、そこに力を注がないとやり切れなかったと思ってる。

せめてあと1か月早く色々わかっていればまだやりようがあったけど…

後から埋められなくて、1年に1回しかない生誕っていうチャンスを使いきれなかった。
これは俺の能力不足。


ヲタクがやりたいことをやるためのイベントじゃなくて、どうすれば本人にとってプラスになるかを考えて、それを実現すること。

この『プラス』っていうのは、楽しいや嬉しいも含むし、結果その子のヲタクが喜べば、本人にもプラスになるからそこまで範囲に含むもの。

と、いうのは俺の価値観でしかないけど、人によって思うところは違うよね。

ただ、俺は創る側がやりたいことをやるだけっていうのは生誕祭の本来の目的に反すると思っていて、そこに違和感を感じるというだけの話。


誰かの生誕祭っていうイベントを観るたびに思うけど、これを観る家族の心境ってどうなんだろなぁ…と思いながら。

やっぱり気になってSNS見るじゃん。
どうしたって過去や他の人と比べますよね。

その目線で見たときに、今年の生誕祭はどうでしたか?
胸を張って誇れそうですか?
彩る景色に胸を打つ物はありましたか?

誇れたらいいなぁ…
胸を打つものがあったらいいなぁ…

表でこちらが知ることのない苦しみとか、辛さとか、そういうものを見て、ご自分でも感じているだろうから、1年に1回くらいそれらを全部忘れる、ただ歓喜の時間があっていいと思う。


今年は去年と違って

やりきったぞーーーーーーーーー!!!!!!!

って、いう実感で溢れてる。


身も心もクタクタでヘトヘト。
本当に疲れた。

去年みたいに片手でオリジナルをやっている余裕なんか全くなかった。

でも、その分やりきった。
本当にやりきったって100%の自信をもって言える。

新居歩美さんの人生を彩る1日を作るのに少しは役に立てたかな。


19歳の1年が新居歩美さんが心からの笑顔で、楽しめる時間を過ごせますように。

ありがとうございました。

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