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睡眠とアスリート


どうも、いんどうです。

今回は「アスリート」と「睡眠」について投稿させて頂きました。

睡眠。

最近、中日ドラゴンズの選手が日頃の睡眠について改善したという記事を目にしました。⚾️

その選手は今年大活躍で右のエースとなり今年のドラゴンズの躍進の原動力となっている選手で、ドラゴンズファンとしては嬉しいかぎりです😁

「睡眠」は、やはりアスリートにとって重要と考えます。

「寝ればいい」と言えばそうだと思います。

ただ、その睡眠の効果を知っておくこともいいのではないでしょうか

ということで、よろしくお願いいたします!🙇‍♂️


2017年に「睡眠負債」という用語が流行したように、睡眠に対する意識が高まってきています

では「睡眠負債」とは何でしょうか?以下のスライドにまとめました。

スライドにあるように、睡眠不足によってアスリートは、

・疲労回復の遅延
・パフォーマンスが低下
・ケガのリスク増


これらの結果があります。
アスリートにとっては嫌な結果ですよね!😅

ただの睡眠でこれだけのリスクが起こります。

この「ただの睡眠」がどれだけ重要なことかを学んでいきましょう🤓


まず、アスリートにとって大事なことは?です。

この二択で選んでください
どれが大事なことだと思いますか?(どっちも大事といえば大事ですが…)

下へ。





はい。「ケガをしないこと」です😁

なぜか?🤔
パフォーマンスの向上のためにはケガをしないことが重要だからです。

パフォーマンスが向上してきたけど、途中でケガをして練習や試合を休まなくいけなくなった。

もったいないですよね😅
他にもあると思いますが…


そのケガをしないことに必要なのが睡眠です
(「もちろん「食事」なども大切です。」

では、睡眠の効果って何でしょう。

また、アスリートにとっての競技成績や向上にとっても睡眠が非常に重要です。


練習や試合で疲れた身体の疲労を回復へと導いてくれます。

疲労が回復しないまま練習や試合をするとケガのリスクは増大するため、そのリスクを軽減させる目的でも睡眠は大切な習慣の一つになってきます

これで、少しは睡眠の効果が理解できたかと思います😁

では、

断眠研究によってパフォーマンスへの影響について紹介します。

はじめにいいますと、パフォーマンス向上したなどの効果はなかったです😱

Souisssiらは、ウィンゲート無酸素性テストを課題に用いて、36時間の断眠の影響を調べ、最大パワーが低下する事を明らかにした



ReillyとPiercyは、3日間連続で睡眠時間を3時間に制限すると筋パワーが悪化することを報告している



有酸素性能力に関しては、2.5時間の睡眠を3日間続けても、トレッドミル走で疲労困憊になるような最大運動ではなく、ウォーキングやセルフペースのランニングなどの最大下運動においてはパフォーマンスが低下することが報告されている



Oliverらは、セルフペースにおける30分間のトレッドミル走での走行距離を、通常の睡眠条件下と断眠条件下で比較した、その結果、主観的運動強度に変化がみられなかったにもかかわららず、断眠時の走行距離が減少することが示された

競技パフォーマンスには、認知的な側面も含まれる

Chuahらは、一晩の断眠後に抑制機能を反映するGO/NOGO課題のパフォーマンスが低下することを示した。持続的注意・集中力の低下が生じることも明らかになった

などが調査結果としてあります。
いい結果は1つもなかったですね😭

また、ここ最近の面白いデータがありましたので紹介します。

NBA選手112名を対象に、睡眠不足と実際の試合のパフォーマンスを調べた研究が報告されました
この研究では、深夜(23時~翌7時)のTwitterへの投稿を睡眠不足の指標に用いている
2009~2016年の7年間で計37.073のツイートを取得、深夜にツイートがあった場合となかった場合を比較しています

その結果、

バスケに重要となるプレーがすべて減少していることがわかります😥

得点に着目しますと、(ここ重要❗❗)

たかが1点と思うかもしれませんが、
その1点で勝敗が決定することもあれば、チームに睡眠不足の選手が何人も存在すればその点数も大きくなることを考えると、決して少ない数字ではないですよね

個人としての成績や結果だけでなく、
チームとしての成績や結果に関わってきます。

どうですか?睡眠取らないといけないなと思ってきましたか?🤭

では、一般の方(ノンアスリート)とアスリートの睡眠時間についてです。

以下のスライドにまとめました。

スライドをみて分かるようにノンアスリートの方が睡眠時間が長く、アスリートの方が短いことがわかります。

理由として、早朝練習、遠征時の睡眠環境の変化、トレーニングの強度、さらに競技大会前の不安や緊張などがあげられます。

その対策については人ぞれぞれ対策方法を見つけてください!
音楽を聴くなどでもいいですね😌

では、最後に理想睡眠時間です。

一般の方は7.0時間とされていますが、アスリートはその1.5~2.0時間+に睡眠をとる必要があります。

今現在の睡眠前に何をしているかを考えましょう!
スマホ、ゲーム、テレビ、などあると思います。
「あ、これいらないかな!」という時間もあると思います。

そのスポーツ、チームのために考えるのであれば、意識して睡眠時間の確保をしてみてはどうでしょうか🤔

以上で終わりになります。

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睡眠について勉強しましたが、実はまだまだあります。

今回はある高校野球部の選手に向けて書いたものです。

少しでも参考になって実施してもらえればと思います。


今後ともよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


参考文献
臨床スポーツ医学 アスリートと睡眠








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