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第13回 頭皮への配慮は?

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ヘアカラーを体験されたことある方は一度はあると思います。

「頭皮がしみる」「痛い」

この体験をすると
「次もなるかな?」
不安に感じる方がほとんどです。

しみる原因はいろいろあるのですが、ほとんどはお客さまが悪いわけではなく、美容師側がもう少しお客さまへの配慮で「しみる」「痛い」などのストレスを排除できます。
他のサロンさんは他のサロンでいろんなやり方がありますが、短パンがいつもしている工夫をご紹介していきます。


①頭皮に保護剤を塗る
これはその名の通り、頭皮に膜を張ってヘアカラーをしみないようにさせます。オーガニック系のローションで酵素を使った保護剤です。お客様も効果を実感されています。

②カラー剤に緩和剤を入れる
しみてしまう原因のカラー剤の中に緩和剤を入れることでお客様に不快なヒリヒリ感をあたえないようにします。緩和剤といってもたいしたことではなく「糖」を入れることで「保水」して刺激を緩和させます。これもお客さまが驚くほど刺激がなくて安心されてます。

③肌にギリギリつけないZERO塗布
ヘアカラーをつけるとハケでしっかりとベタ塗りするイメージがあると思います。それは色をしっかり根元から発色するためにしていることですが、頭皮にはあまりよくありませんので、どうしてもしみるのが気になる方は「コーム」というクシで根元ぎりぎりから染める「ZERO塗布」をおススメしています。お客さまによってですので使い分けをさせていたいています。

④カラーの使う種類を変える
カラーの種類によってしみやすい、しみづらいといろいろあります。
例えばヘアマニキュアは刺激が少ないですし、ヘナ(天然)も刺激はほとんどありません。塩基性カラー(トリートメントカラー)も刺激は少ないです。そのかわり色が限定的だったり、明るくできなかったり、かなり制限はかかるのでお客さまのご希望と美容師と相談いただいてカラーをします。

⑤カラー後のヒリヒリ成分を除去
実はカラーをした後も刺激を感じる方少なくありません。
これはまだカラー剤の成分が頭皮にたっぷり残っているのと、一度刺激があるとすぐには肌は治りません。
そこで、カラーの刺激になる成分を「分解・除去」させる薬剤を使ってヒリヒリさせる成分をストップさせます。ちなみにこれの説明です⇩

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5つほどご紹介しましたが、他店からのご来店のお客さまからかなり違うと実感されるので短パンもホッとしてます。

実際わたしもヒリヒリしていましたし、なんとかしたいと思っていました。
痛いからカラーができないと感じる方は、本当につらいですよね。
「黒だけ」「自然な色だけ」「なんとなくほんのり」「明るくできない」そんなカラーを楽しみたいけど、美容師さんに断られたりストップかけられたりあきらめていたりする方・楽しめない方には、こんな配慮もしているんだな~と思っていただければと思います。


もっとヘアカラーをする方の頭皮も配慮することを考えるのも大事じゃないかな?と思います。

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